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Web制作
Update: 2023/10/28

オウンドメディア代行サービスの役割と選び方をわかりやすく解説

オウンドメディアを制作し、運用していくことで潜在顧客にリーチすることができ、リードの獲得にもつながります。オウンドメディアの制作と運営には専門的な知識やスキルが必要であることから、プロへの代行を検討している企業もいることでしょう。

  • オウンドメディアの運用を代行会社に依頼しようと考えている人
  • オウンドメディアの運用について知見がない人
  • オウンドメディアの運用をしているけどなかなか成果が出ていない人

この記事では、そういった企業に向けて、オウンドメディア代行サービスを選ぶポイントと、おすすめの運用代行企業を紹介します。成果の出るオウンドメディアを運用し、売上向上を図りたい企業は参考にしてください。

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オウンドメディアとは

オウンドメディアとは、企業が所有するメディアのことを指し、トリプルメディアの中のアーンドメディアとペイドメディアの中のひとつです。オウンドメディアの特徴としては、会社のWebサイト、ブログ、SNSアカウント、電子書籍などが含まれ、企業はこれらのチャンネルを通じて直接ユーザーにコンテンツを提供します。

オウンドメディアを使ったアプローチのメリットは、メッセージ性やコンテンツの配信において第三者メディアの影響を受けず、自社のブランドや製品・サービスに関する情報を自由に、かつ直接的に伝えることができる点にあります。

さらに、オウンドメディアは顧客との関係構築やファン化、ブランドイメージの向上、そして最終的には売上げやリードの獲得に貢献する重要な役割を果たします。

オウンドメディアを制作するメリット

昨今では、BtoB、BtoCに関わらず、オウンドメディアを活用してリード獲得をおこなっている企業も少なくありません。その理由は、オウンドメディアを制作することにはさまざまなメリットがあるからです。

ここでは、オウンドメディアを制作するメリットについて解説していきます。

ブランド構築

オウンドメディアを利用する最大のメリットのひとつとして、確固たるブランドイメージの構築が挙げられるでしょう。企業や個人は、オウンドメディアを通じて自らの信念や価値、そして製品やサービスに関する専門的な知識を発信することができ、ターゲットとなる顧客層に対する信頼性の構築につながっていきます。

具体的には、オウンドメディアでは独自性の高いその企業にしか書けない内容の記事、分析調査、事例インタビューなど、質の高いコンテンツを定期的に配信することで、業界内外の専門家としての認識を確立しやすくなります。オウンドメディアの運用は、読者や顧客からの信頼を獲得し、自社の製品・サービスを選ぶ際の心強い後押しとなるのです。

顧客との関係構築

オウンドメディアがもたらすもうひとつの重要なメリットは、顧客との強固な関係構築をサポートできることでしょう。顧客との関係構築にオウンドメディアを活用する際は、企業が直接的に顧客の声に耳を傾け、対話できる場を提供します。

たとえば、オウンドメディアのページ内からSNSへの共有機能を利用することで、読者からのフィードバックを即時に受け取ることができ、それにもとづいて企業は製品やサービスの改善、さらにはコンテンツの質の向上に役立てることができます。

これは単に顧客の意見や感想を集めるだけでなく、企業が顧客の問題や懸念に迅速に対応し、解決策を提案する機会が生まれることで企業の成長にもつながっていきます。オウンドメディアを通しての対話は、顧客の企業に対しての信頼感を高め、長期的な顧客ロイヤルティを構築するのにも貢献します。

情報発信の自由度

オウンドメディアのメリットとして、情報発信における高い自由度もあるでしょう。これは、企業がコンテンツの主題、形式、公開のタイミングを自由に決定できることを意味しています。独自の視点や解釈を企業として表現できるため、ブランドの個性や価値観を反映したメッセージをオウンドメディアで発信することも可能なのです。

この自由な環境は、制作者のクリエイティブな思考を刺激し、ターゲットに響くユニークなコンテンツ作成を促します。たとえば、市場の動向や顧客の反応に応じて、迅速に情報を更新したり、時事問題に合わせた内容を展開したりすることができます。

また、読者との対話を重視するインタビューや事例などの口コミコンテンツを通じて、企業やブランドと顧客との間に信頼関係を築くことも可能なのです。

リードの獲得

オウンドメディアを通じてリードの獲得ができるのは企業においての最大のメリットといえます。質の高いコンテンツを提供することで、ユーザーの関心を引き、信頼を築くことができます。この信頼関係が深まることによって、ユーザーは自らの情報(メールアドレスや連絡先など)を提供する意欲が高まり、これが貴重なリードへと変わります。

特に、業界の専門知識や解決策、企業独自の考察を含むコンテンツは、ユーザーにとって大きな価値があり、企業に対する信頼感を高めます。これにより、フォームの送信、メルマガの購読、または製品やサービスの購入、問い合わせなど、顧客がアクションを起こすきっかけを生むことができるのです。

さらに、オウンドメディアからのリード獲得を強化するためには、効果的なCTAの配置、ランディングページの最適化、ユーザーの行動を追跡するための分析ツールの使用など、戦略的なアプローチが必要です。これらが組み合わされることで、オウンドメディアはただ情報を発信する場ではなく、ビジネスチャンスを生み出す有効なツールへと成長していきます。

オウンドメディアを制作する際の注意点

オウンドメディアを制作するメリットについて理解できたところで、次はオウンドメディアを制作する際の注意点について見ていきましょう。

コンテンツの品質と一貫性

オウンドメディアでのコンテンツの品質と一貫性は、ユーザーの信頼とエンゲージメントを維持するために不可欠です。高品質なコンテンツは、専門的な知見や信憑性のある内容、ユーザーが求める解決策を提供することで、真の価値を提供します。

また、オウンドメディア内のそれぞれのコンテンツに一貫性があることで、ブランドの信頼性を高め、ユーザーの期待に応え続けることができます。一貫性のあるコンテンツは、ユーザーが新しいコンテンツを期待し、ユーザーが定期的にサイトを訪れる動機を与えることにもつながるのです。

品質と一貫性を維持するためには、編集基準やマニュアルの設定、定期的なパフォーマンス分析など、計画的かつ戦略的なアプローチが必要です。これにより、オウンドメディアは単なる情報発信ツールではなく、企業のブランドと価値を伝える強力なプラットフォームとなります。

戦略的なマーケティング

オウンドメディアの効果を最大限に引き出すためには、単に優れたコンテンツを作成するだけでなく、ターゲットに効果的に届けるためのマーケティングの戦略が不可欠です。このプロセスは、企業が自らのメッセージを適切なユーザーに確実に伝え、エンゲージメントとコンバージョンを達成するためのカギとなります。

まず、SNSは情報を迅速に拡散するための強力なツールです。定期的かつ戦略的にオウンドメディア内のコンテンツを共有することで、フォロワーとの関係を構築し、新たなリーチにつなげることが可能になります。

また、メルマガは特定のコンテンツをターゲットオーディエンスに直接届ける効果的な方法です。定期的に価値ある情報を提供することで、ユーザーとの関係を強化し、ブランドへの忠誠心を育てることができます。

SEO対策もまた、オウンドメディアの成功には欠かせない要素です。検索エンジンでの上位のランキングを確保することは、オウンドメディアへのトラフィックを大きく増加させ、ビジネスにとって価値のあるリードを獲得することにつながります。

このためには、キーワード戦略の策定、高品質な被リンクの獲得など、継続的なSEO対策が必要です。

さらに、コンテンツのプロモーションに際しては、有料広告を併用することも効果的です。これにより、短期間において特定のキャンペーンやコンテンツの可視性を高め、所定の目標層に的確にアプローチすることが可能となります。

これらの戦略を総合的に管理し連携させることで、オウンドメディアは単なる情報発信ツールを超え、企業のマーケティング戦略において中心的な役割を果たすプラットフォームへと成長することができます。

分析と改善

オウンドメディアの活動が目標に対して効果的であるかを正確に評価するためには、継続的なデータ分析とそれに基づく改善が不可欠です。

まず、アクセス数やクリック率、コンバージョン率、滞在時間、ユーザーの行動パターンなど、オウンドメディアのトラフィックに関する各数値を収集し、分析することを進めましょう。これらのデータは、ユーザーがコンテンツにどのように反応しているか、どのコンテンツが最も注目を集めているか、どのページが最も離脱率が高いかなどがわかってきます。

さらに、SNSのシェア数やコメントの内容、メールの開封率やクリックスルーレートなど、ユーザーのエンゲージメントを測定する指標も重要です。これらは、コンテンツがユーザーにどれだけ響いているかを理解するのに役立ちます。

これらの分析を通じて、コンテンツのパフォーマンスを改善するための方向性が見えてきます。たとえば、特定のトピックやコンテンツフォーマットがユーザーの関心を引くことがわかれば、それらに焦点を当てたコンテンツ数を増やすなど、戦略的なオウンドメディアの運用が可能です。

逆に、パフォーマンスが低いコンテンツについては、その原因を特定し、内容の改善、見せ方の最適化、あるいはプロモーション方法の見直しなどの改善策を講じる必要があります。

データ分析は継続的におこなっていく必要があり、定期的なレビューとアップデートが重要です。市場環境やユーザー嗜好の変化、新しい機能やツールの登場など、外部環境の変動にも柔軟に対応し、常に最適なコンテンツを発信し、戦略を都度練り直していくことがオウンドメディアの長期的な成功につながります。

オウンドメディアの運用代行サービスとは?

オウンドメディアの運用代行サービスとは、企業や個人が自身のオウンドメディアの制作・運営を専門的に支援してくれるサービスのことを指します。

オウンドメディアの企画・構築、コンテンツ制作、プロモーション、分析など、さまざまな面でのサポートを提供する専門のチームが、クライアントのニーズに応じてオウンドメディアの制作・運用代行を行います。

コンテンツ制作

オウンドメディアの運用代行サービスの最も基本的な役割は、クライアントのニーズやブランドメッセージに合致した質の高いコンテンツの制作です。

ターゲットの関心を引き、エンゲージメントを生み出すような記事、ムービー、インフォグラフィックなどのコンテンツなどが含まれます。プロのライターやクリエイターが、市場のトレンド、SEO、ユーザー心理を考慮しながら、企業のブランドを反映したコンテンツを企画・制作します。

プロモーション

オウンドメディアの運用代行サービスは、作成されたコンテンツが広く目に触れるように、綿密なプロモーション戦略の立案と実施を担います。これには、SNSや検索エンジン上での広告運用、SEO対策による検索エンジンでの上位表示、ターゲットへのダイレクトメールやメールマガジンの送信などが含まれます。

さらに、特定のキャンペーンやイベントをオウンドメディアと連動させることで、ブランドの露出を最大化し、所定のKPI達成に向けた具体的なアクションプランを展開します。

分析と改善

オウンドメディアの運用代行サービスは、デジタルマーケティングの成果を具体的な数値で把握し、戦略の改善点を特定するための分析作業も重要な役割として担います。ここでは、サイト訪問者の行動パターン、コンテンツのパフォーマンス、ユーザーエンゲージメントのレベルなど、さまざまなデータを収集・分析します。

これらのデータをもとに、ユーザーエクスペリエンスの最適化、新しいマーケティング機会の創出など、継続的な改善と成長のための提案がおこなわれます。これにより、オウンドメディアの効果は持続的に高まり、ビジネス目標の達成に貢献します。

オウンドメディア運用代行サービスの選び方

オウンドメディアの 運用代行サービスを選ぶ際には、自社の目的に合ったサービス内容を提供してくれるか、専門家の質や経験、そしてコストパフォーマンス等を考慮する必要があります。ここでは、成功へと導くオウンドメディア運用代行サービスの選び方について解説します。

経験と専門知識

オウンドメディアの運用代行サービスを選ぶ際には、代行サービスを提供する企業の実績や経験、専門知識などを確認することが重要です。過去の運用事例や顧客の評価、専門性を持ったメンバーの所属などをチェックしましょう。

具体的には、どういった企業にサービスを提供しているのかを確認します。自社が属する業界・業種に近い企業にサービスを提供し、実績を残しているようであれば信頼できるでしょう。総合的な視点で見ることが大切です。

コストと価値

オウンドメディアの運用代行サービスのコストと提供されるサービスの価値を比較することも重要です。価格だけでなく、提供されるサービスの内容や品質、成果を考慮し、コストとのバランスを見極めることが必要です。価格に対しどこまでの運用を代行してくれるのか、制作物の品質などを確認し、選定しましょう。

ほとんどのオウンドメディア運用代行サービス会社は、制作したオウンドメディアを公開しています。そのオウンドメディアを確認し、こちらが支払うコストを見合っているのかを確認することが大切です。「ほしい機能が備わっているか」「作りたいオウンドメディアに近いか」といった視点でチェックしましょう。

信頼性と透明性

信頼性と透明性もオウンドメディアの運用代行サービスを選ぶ際に重要な要素です。信頼できる企業であるか、契約内容や報酬体系が明確であるか、コミュニケーションや報告の頻度なども確認しましょう。

オウンドメディアの運用は長期戦となります。オウンドメディアで成果を出すには長く付き合っていくパートナー企業と確固たる信頼関係を築くことが必要です。自社の課題や目標に合わせて、適切なオウンドメディア運用代行サービスを選択し、効果的なオウンドメディア戦略の実現をサポートしてもらいましょう。

おすすめのオウンドメディアの制作・運用代行会社

オウンドメディアの制作・運用は、ブランドの魅力を最大限に伝え、顧客との信頼関係を築く上で欠かせない要素です。しかし、その効果的な運用には時間と労力が必要となってきます。

そこで、プロに任せることが一つの賢い選択となります。数ある代行会社の中から、信頼性、実績、サービスの質を基準に最適なパートナーを選ぶことが重要です。ここでは、優れた実績を持つおすすめの代行会社を紹介します。

サクラサクマーケティング株式会社

サクラサクマーケティング株式会社は、創業から14年間SEOなどのWebマーケティングに携わってきており、これまでに約1,500件以上のオウンドメディア制作に携わっています。実績が豊富なため、安心して制作・運用を任せられる点も強みといえます。

コンテンツを知り尽くした記事制作チームや、顧客視点のコンサルティングチームが、オウンドメディアの運用を代行してくれます。経験が豊富な業者に依頼したい企業は、相談してみるとよいでしょう。

CROCO株式会社

CROCO株式会社は、50万人を超えるライターネットワークを抱えているオウンドメディア制作会社です。ライターの育成などにも強みをもっており、コンテンツマーケティング支援を得意としています。

またCROCOは、サイバーエージェントや東建コーポレーションといった大手企業との取引もあるため信頼性も高いです。オウンドメディアの運用をはじめ、コンテンツマーケティングに力を入れたい企業におすすめです。

株式会社THINkBAL

株式会社THINkBAL

当サイトを運営するTHINkBALは、オウンドメディア制作と戦略的な運用代行に強みをもつ制作会社です。業界・業種によって異なるビジネスを正しく理解し、ターゲットの心に響くデザインを作成します。

また、オウンドメディアの制作においては見た目にこだわるだけでなく、コストパフォーマンスお客様のビジネス貢献することにこだわりを持っています。

スバル自動車、NTTドコモといった日本を代表する企業との取引実績もあるため安心して依頼できます。また、自社で運営している当サイトでは公開後、4ヶ月目からリードを獲得しています。オウンドメディアの制作や運用にお悩みの企業は一度ご相談ください。オウンドメディアについて相談する

株式会社才流

株式会社才流は、BtoBマーケティングを得意とする会社です。そのため、オウンドメディアを法人営業に活用したい企業に向いています。BtoC向けオウンドメディアとBtoB向けオウンドメディアでは戦略が異なるため、BtoBビジネスを展開している企業はチェックしておきましょう。

また才流は戦略の立案から営業支援まで幅広く対応してくれるため、オウンドメディア制作の面以外で困りごとがある企業は依頼を検討してみるとよいでしょう。

まとめ

オウンドメディアを制作することで顕在顧客はもちろん、潜在顧客にもリーチすることが可能です。たくさんのリード獲得にもなるため、売上向上にも直結するでしょう。

この記事のまとめ
  • オウンドメディアの運用は顧客との関係構築に適している
  • オウンドメディアの運用は戦略的な運用が必須
  • コストに見合った価値を提供してくれる運用代行サービスに依頼する

ただし、オウンドメディアの制作と運営には専門性の高いスキルと知識を必要とします。自社で制作するノウハウがない場合は、THINkBALにご相談ください。

著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。