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Web広告
Update: 2024/5/5

リスティング広告におけるランディングページの必要性と5つの使用例

リスティング広告の効果的な運営には、ランディングページが必要不可欠です。

本記事では、ランディングページの重要性に加え、リスティング広告の活用方法なども解説していきます。リスティング広告を効果的に運用したい企業の担当者さんは、ぜひ参考にしてください。

  • これからリスティング広告をはじめる人
  • リスティング広告を効果的に運用したい人
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リスティング広告におけるランディングページの必要性

検索ページのイラスト

リスティング広告には以下では、リスティング広告における「ランディングページの必要性」について解説します。

リスティング広告のリンク先としての役割

ランディングページはリスティング広告のリンク先としてよく使用されます。リスティング広告は、Web広告の一種であり、ユーザーがGoogleで検索した際に表示されることから「検索連動型広告」と呼ばれます。

リスティング広告は、検索をしている(目的を持った)ユーザーに広告を表示させることができるため、購買意欲が高く、特定のターゲット層を狙うことにも適しています。ランディングページは、特定のターゲットにのみ高い訴求力を発揮するページであるため、リスティング広告との相性がよいのです。

次に「特定のターゲット層を狙うことができる」という点について深掘りします。

ターゲットを絞って訴求ができる

リスティング広告は「検索ワード」「性別」「年齢」を指定することでターゲットを絞り込むことが可能です。

たとえば「<転職 方法>でGoogle検索している30代の男性」というターゲティングをおこなうことで、指定したターゲットのみに自社の広告を表示できます。

なお、リスティング広告は、指定したキーワードの単価によって広告料が決まる仕組みとなっており、「転職」「脱毛」などの人気ワードの指定は高い広告料金が発生するため注意が必要です。

リスティング広告でランディングページを使用した方がよい例

スマホで広告が貼られたページを見ている女性

Web広告にもたくさんの種類がありますが、リスティング広告でランディングページを使用したほうがよい場合は下記に絞られます。

こんなときはLPを使用しよう
  • 訴求の軸を複数用意したい
  • 既存サイトとちがう訴求がしたい
  • 製品・サービスサイトがない
  • 指名検索が多い
  • キャンペーン企画をおこないたい

以下にて、それぞれの例についてくわしく解説します。

訴求の軸を複数用意したい

「サイトでの売上に限界を感じている」「SNSからの流入がイマイチ伸びない」といった課題を持っている場合、リスティング広告で訴求軸を増やすのも一つの手段です。

サイト内でCVRの高い記事を参考にし、新しいキーワードでリスティング広告を運用することで、更なる売上向上につながるケースもあります。また、リスティング広告を運用することにより、いままでに気付かなかった相性のよいキーワードを発見できることもあるでしょう。

既存サイトとちがう訴求がしたい

既存サイトとちがう訴求がしたい場合もリスティング広告の運用がおすすめです。リスティング広告では、さまざまな訴求方法が試せるうえに、Webサイトより成果につながるのが早いため、訴求方法のテストに向いています。

たとえば「商品のターゲットを20代から30代に変更してみる」「Webページのキャッチコピーを変更してみる」といった方法で自在に訴求方法の変更が可能です。

変更した内容でCVRが上がった場合、Webサイト内のページに同様の内容を反映させることで、サイトのCVRを上げることもできるでしょう。

また、Webサイトのページは変更を加えても、反映されるまでに数週間程度の時間がかかりますが、リスティング広告であれば変更後すぐに反映されます。訴求軸を色々と試していくことで、自社商品ともっとも相性のよい訴求方法を明確にすることもできるでしょう。

製品・サービスサイトがない

製品・サービスサイトをもっていない人にもランディングページの作成がおすすめです。

Webサイトの制作にはコストと手間がかかりますが、ランディングページであれば、Webサイトの10分の1程度のコストと手間で作成が可能です。

「いずれはサイトを運営したい」と考えているのであれば、ひとまずWebサイトを作成後、サイト内でランディングページを作成し、そのあとゆっくりとサイト運営を進めていくこともできます。

もちろん、Webサイトを制作せずとも、ランディングページのみを作成することも可能です。ただ、ランディングページの作成には「コピーライティング力」「コーディング」などといった専門的な知識を要するため、自社で対応できない場合は外注を検討しましょう。

指名検索が多い

指名検索が多い場合もリスティング広告の運用が効果的です。

指名検索とは、商品やサービスの固有名詞を検索することを指します。指名検索が多いということは「商品やサービスに強い興味を持つユーザーが多い」ということであるため、リスティング広告を運用することにより低いCPA(コンバージョン単価)で高いCVRを獲得できるチャンスです。

たとえば、指名検索が多い商品に特化したランディングページを作成し、リスティング広告で運用します。すると、指名検索があった際、自社のランディングページが検索上位に表示されるため、顧客を他サイトに逃がすことなくコンバージョンできるようになります。

なお、指名検索が多いか少ないかは、Googleが提供している「キーワードプランナー」という公式ツールを利用することで簡単に調べることが可能です。キーワードプランナーでは、キーワードごとの検索ボリューム(ユーザーに検索されいている数)や入札単価(キーワードの落札価格)なども把握できるため、リスティング広告の運用を考えている人はぜひ導入してみてください。

キャンペーン企画をおこないたい

特定の商品やサービスにまつわるキャンペーン企画をおこないたい場合も、リスティング広告の運用が効果的です。なぜなら、限定感を前面に打ち出すキャンペーンと、ページ単体でコンバージョンを狙うことを目的としたランディングページとは相性が非常によいためです。

たとえば、指名検索が多い商品のキャンペーン企画をやる場合、ランディングページを作ってリスティング広告を運用すれば、商品に興味があるユーザーに限定してキャンペーンを告知することが可能です。

運営しているWebサイトでキャンペーン企画を告知する場合、キャンペーン終了後すぐにページの改修をする必要がありますが、ランディングページの場合はすぐに閉鎖できるため、キャンペーンにかかる工数を大幅に削減することが可能です。

リスティング広告の効果を高めるには

検索エンジンからたくさんのカテゴリが浮かんでいるPC画面

リスティング広告の効果を高める方法は下記のとおりです。

効果を高めるには?
  • 広告クリック後の表示速度を上げる
  • 興味を引くコピーを考える
  • 広告とLPの内容一致が重要
  • ランディングページの最適化も重要

それぞれの方法についてくわしく解説していきます。

広告クリック後の表示速度を上げる

広告クリック後、ランディングページが表示される速度を上げることでリスティング広告の効果を高めることが可能です。

リスティング広告は、自然検索より上位に表示されることが大きな強みですが、表示速度が遅いと直下に表示されている他社の広告やWebページにユーザーが流れてしまいます。

Googleが発表したデータによると、1~3秒で32%のユーザーが離脱し、1~5秒で90%のユーザーが離脱したことが分かっています。(※1)つまり、ランディングページの表示が遅くなればなるほど、リスティング広告の強みが十分に発揮されなくなってしまうのです。

Googleのデータをみると、表示速度の目安は1秒以内が理想で、遅くとも2秒以内にする必要があります。表示速度の計測はGoogleが提供している「Google PageSpeedInsights」を利用しましょう。表示速度のスコアは下記を参考にしてください。

  • 0~49→要改善
  • 50~89→標準的
  • 90~100→速い

スコアが90未満だった場合は早急に改善しましょう。

興味を引くコピーを考える

リスティング広告のCVRを上げるためには、ターゲットの興味を引く3つのキャッチコピーが欠かせません。

1つ目は、ターゲットの心を掴み、離脱を防ぐファーストビューでのキャッチコピーです。自分事だと思わせ、ランディングページに引き込むインパクトの強さが必要になります。

ファーストビューのキャッチコピーに関して記事にて詳しく紹介しておりますので、あわせてご覧ください。

2つ目は、「そのうち買おう」と考えているターゲットの心を掴むことが求められるランディングページ中盤でのキャッチコピーです。必要性が低いと思っているターゲットに「いま買っておくべきだ」と思わせることがポイントになります。

3つ目は、「買ってみようかな」と悩んでいるターゲットの背中を押すランディングページ終盤でのキャッチコピーです。限定感やキャンペーン感を出すなどして、ポンっとターゲットの背中を押してあげるイメージを持っておくとよいでしょう。

キャッチコピーは、ほかのコンテンツと被らないようにしっかりと目立たせることが大切です。キャッチコピーの作成をおざなりにしてしまうとCVRは向上しないため、時間をかけて丁寧に作成しましょう。

広告とLPの内容一致が重要

広告とLPの内容が一致しているかどうかは、必ず確認するようにしましょう。

なぜなら、広告のタイトルと内容が一致していない場合、クリックするユーザーが増えても、CVにつながる可能性が低くなるためです。

リスティング広告は1クリックされるたびに広告費用が加算されるため、「クリックは増えるがCVにつながらない」といった状況が続くと赤字運営になってしまいます。

また、離脱率が高く、CVにつながっていないページはGoogleからの評価が落ち、掲載順位を下げてしまうため注意しましょう。

ランディングページの最適化も重要

リスティング広告の効果を上げるためには、ランディングページの最適化も重要になります。

リスティング広告の効果が思うように伸びないときは、下記の点を確認してみましょう。

  • CTAボタンは見やすいか
  • 内容が複雑になっていないか(見やすいか)
  • 表示速度のスコアが低くなっていないか
  • 広告文とランディングページの内容が一致しているか
  • フォームの入力欄が多すぎないか

など、確認する箇所はたくさんあります。リスティング広告は、運用を開始してからが重要ですから、しっかりと最適化をおこなっていきましょう。

まとめ

この記事のまとめ
  • リスティング広告でLPを使用した方がよいこともある
  • LPを使用すればターゲットを絞って訴求ができる
  • 内容が合ったLPで広告の効果を高めよう

リスティング広告の運営により短期的な効果を得ることは可能ですが、長期的に効果を得るためにはWebサイトの持続的な運営が欠かせません。

「サイトの運営が思うようにかない」とお悩みの人は、ぜひサイト運営に強みを持つTHINkBALにご相談ください。

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著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。