
ファーストビューのデザイン参考事例15選!離脱を防ぐ作り方も解説
「Webサイトへのアクセスはあるのに、一向に問い合わせや売上が増えない」「デザイナーへどう指示を出せば、成果の出るデザインが上がってくるのかわからない」と悩んでいませんか?
ユーザーはページを開いて最初の3秒で、続きを読むか離脱するかを瞬時に判断します。表面的な「おしゃれさ」だけを真似てユーザーの感情や目的を無視したデザインにしてしまうと、あっという間に直帰され、多大な広告費やSEOの努力が無駄になってしまうリスクがあります。
本記事は、以下のような方に向けて執筆しました。
- ファーストビューが離脱される原因を理解し、コンバージョン率を改善したい方
- BtoBやBtoCなど、自社の目的に合った最適な参考デザインを知りたい方
- デザイナーへ的確な指示を出し、成果に直結するサイトを作りたいWeb担当者の方
ファーストビューの基本知識から、プロが実践する構成の法則、厳選した目的別デザイン事例15選まで徹底解説します。無駄な機会損失を防ぎ、ターゲットの心を一瞬で掴む「売れるファーストビュー」を作りたい方は必見です。
THINkBALは、さまざまな企業で支援をしてきた経験で培った知見を活かし、徹底したユーザー理解とデータ分析に基づいた戦略的なデザインをご提案します。貴社のビジネス成果を最大化するパートナーとして、まずは無料相談からお気軽にご検討ください。
データ分析、UX/UI設計に基づく戦略とデザインで伝えたい価値を伝わるカタチに。
ビジネス成果に貢献するWebサイト制作・構築を提供します。
- ファーストビューとは?定義とPC・スマホ別の推奨サイズ
- ファーストビューのデザインがWeb集客において最重要な2つの理由
- 参考デザインを真似してもファーストビューで離脱される3つの原因
- BtoBとBtoCで違う!成果を出すファーストビュー構成の法則
- 【目的別】ファーストビューのデザイン参考事例と売れる理由をプロが解説
- もっと探したい人へ!ファーストビューデザインの参考になるギャラリーサイト3選
- デザイナーに的確な指示を出す!ファーストビュー改善の3ステップ
- 成果に直結するファーストビュー改善・ホームページ制作なら「THINkBAL」へ
- THINkBALがご支援した中でファーストビューのデザインが特に好評だった事例
- ファーストビューのデザイン改善がWeb集客の要
ファーストビューとは?定義とPC・スマホ別の推奨サイズ
Webサイトの成果を大きく左右するファーストビューですが、皆さんはその正しい意味や役割をご存知でしょうか?
ここでは、ファーストビューの基本的な定義と、デバイスごとの「見切れ」を防ぐ最適なサイズ設計を紐解きます。基礎知識をしっかりと押さえることで、今後のサイト改善がスムーズに進むはずです。
ファーストビューの定義と役割
ファーストビューとは、ユーザーがWebページを開いた際に、スクロールせずに最初に表示される画面領域のことです。新聞の折り目になぞらえて、英語では「Above the fold(折り目の上)」とも呼ばれます。
この領域は、ページの第一印象を決定づけ、その後のユーザー行動を左右する最も重要なエリアです。具体的には、メインビジュアル、キャッチコピー、CTA(行動喚起)ボタンといった重要な要素で構成されます。
ファーストビューの最大の役割は、限られたスペースの中で「誰のどんな悩みを解決するのか」をユーザーへ瞬時に伝えることです。いくら本文で素晴らしい説明を書いていても、ファーストビューで興味を惹きつけられなければ読まれることはありません。
ユーザーの心を一瞬で掴み、スムーズに次のアクション(スクロールやクリック)へと誘導する導線設計が求められます。
PC・スマホ別の「見切れ」を防ぐための最適な縦横比
ユーザーが使用するデバイスに合わせて、ファーストビューを最適なサイズで設計する必要があります。サイズ設計を誤ると、一番伝えたいキャッチコピーやボタンが見切れてしまい、機会損失に直結するためです。
| デバイス | ファーストビューの目安サイズ |
| PC | 横幅1000〜1200px / 高さ550〜600px程度 |
| タブレット | 横幅768px / 高さ600〜800px程度 |
| スマートフォン | 横幅360〜365px / 高さ600〜700px程度 |
近年はスマートフォンの画面サイズが多様化し、縦長化が進んでいます。そのため、ブラウザのアドレスバーなどを考慮し、推奨されるディスプレイサイズに対して少し高さを低めに設定するのが見切れを防ぐポイントです。
最近のトレンドでは、CSSの「100svh」という単位を活用することで、スマホ特有のアドレスバーによる見切れをスマートに防ぐことが可能です。すべてのデバイスで快適な閲覧体験を提供できるよう、最新技術を取り入れたレスポンシブ設計を心がけてください。
ファーストビューのデザインがWeb集客において最重要な2つの理由
なぜ、これほどまでにファーストビューの改善が重要視されるのでしょうか?それは、ユーザーの「最初の3秒」というシビアな判断基準と、サイト全体の直帰率にダイレクトに影響を与えるからです。
売上やコンバージョンを劇的に高めるために、ファーストビューが果たす2つの決定的な役割を解説します。
ユーザーは「最初の3秒」で続きを読むか瞬時に判断するため
Webサイトを訪れたユーザーは、最初の3秒で「自分に関係があるか」を瞬時に判断します。インターネット上には情報が溢れており、ユーザーは自分に不要な情報を極端に嫌うからです。
そのため、ファーストビューで「ターゲットが誰か」「どんなメリットがあるか」を即座に提示しなければなりません。
例えば、「誰でも簡単」という曖昧な言葉よりも「〇〇に悩む30代のあなたへ」とターゲットを絞り込んだ方が、当事者意識を引き出せます。ユーザーが抱える課題に対する解決策を、視覚的かつ直感的にわかりやすく伝える工夫が求められます。
最初の数秒間で「これは自分のためのサイトだ」という期待感を醸成できるかどうかが、その後の行動を大きく左右するのです。
直帰率(40〜70%)に直結し、コンバージョン(売上)を大きく左右するため
ファーストビューの品質は、Webサイトからそのまま離脱してしまう「直帰率」にダイレクトに影響します。一般的に、コーポレートサイトで40〜60%、ランディングページ(LP)では70%以上のユーザーがファーストビューで離脱するといわれています。
せっかく広告費やSEOで集客しても、ここで大半を取りこぼしては売上に繋がりません。
実際に、ファーストビューのキャッチコピーをユーザーの悩みに寄り添う形に変更しただけで、成約率が大きく向上した企業の事例は数多く存在します。つまり、サイト全体の構成をいじるよりも、ファーストビューを最適化する方が圧倒的に費用対効果が高いのです。
コンバージョンを最大化し、Web集客の目標を達成するためには、まずファーストビューの改善から着手するのが鉄則です。
参考デザインを真似してもファーストビューで離脱される3つの原因
他社のきれいなサイトを参考にデザインを作ったはずなのに、なぜかユーザーがすぐに離脱してしまうことはありませんか?
その原因は、見た目の「おしゃれさ」に気を取られ、情報過多や表示速度の悪化といったユーザーへの配慮が欠けていることにあります。多くの企業が陥りがちな3つの失敗パターンと、その致命的なミスを回避する視点をお伝えします。
「おしゃれさ」ばかりで、ユーザーの悩みを解決するメリットが伝わっていない
見た目の美しさだけを追求したデザインは、ユーザーの心を動かすことができません。ユーザーが本当に求めているのは「自分の悩みを解決できるか」「どんなメリットがあるか」という本質的な価値だからです。
例えば、かっこいい英語のコピーや抽象的なイメージ写真を並べても、ユーザーには何を提供する会社なのか伝わりません。それよりも、具体的なベネフィットが伝わる日本語のコピーや、利用シーンが明確にわかる写真の方が、はるかに成果に繋がります。
デザインはあくまで情報を正しく、魅力的に伝えるための手段に過ぎません。
ユーザー視点を欠いた自己満足のおしゃれさは、かえって「自分には関係ない」と判断され、即座に離脱される原因になります。
情報が多すぎて、次にどこを見れば(押せば)良いか分からない
ファーストビューに情報を詰め込みすぎると、ユーザーに強い認知負荷を与えてしまいます。人間が一度に処理できる情報量には限界があり、本当に伝えたいメッセージが埋もれてしまうからです。
特に、企業のいいたいことをすべて載せようとしてテキストが密集していたり、複数のCTAボタンが乱立していたりする状態は危険です。ユーザーは「結局何をすれば良いのか」と迷ってしまい、考えることを放棄してページを閉じてしまいます。
デザインは極力シンプルに整理し、視線誘導の法則(Zの法則やFの法則など)を意識してレイアウトを組む必要があります。
「伝えたい情報」を厳選し、「ユーザーが知りたい順番」で配置することが、迷いのないスムーズな導線を生み出します。
画像や動画が重く、ページが表示される前にストレスで離脱されている
ページの表示速度が遅いと、ユーザーは内容を見る前にストレスを感じて離脱します。どんなに魅力的で考え抜かれたデザインでも、画面が表示されなければ存在しないのと同じです。
インパクトを狙って高画質な動画や容量の大きい画像を多用すると、読み込みに時間がかかってしまいます。特にスマートフォンの回線状況によっては、数秒の遅延が致命的な直帰率の悪化を招きます。
Googleも表示速度(Core Web Vitals)をSEOの評価指標としており、重いサイトは検索順位にも悪影響を及ぼします。
画像をWebP形式に圧縮したり、CSSアニメーションやLottieなどの軽量な技術を活用したりして、速度と表現力を両立させましょう。
BtoBとBtoCで違う!成果を出すファーストビュー構成の法則
ターゲットが法人(BtoB)か一般消費者(BtoC)かによって、刺さるファーストビューの構成は全く異なります。
BtoBでは数字や実績に基づく「論理的な信頼感」が求められ、BtoCではビジュアルによる「直感的な購買欲求」の刺激が不可欠です。
それぞれのビジネスモデルにおいて、ユーザーの心を確実に動かし、成果に直結させるための法則を解説します。
BtoBの法則:数字や実績で「信頼感」と「課題解決力」を論理的にアピールする
BtoBの商材では、論理的な説得力と企業としての信頼感の提示が何よりも重要です。
企業間の取引では、個人の感情や好みではなく、組織としての課題解決能力と投資対効果が厳しく問われるからです。そのため、「導入企業数〇〇社突破」「顧客満足度〇〇%」「売上〇〇%アップ」といった具体的な数字は、非常に強力な武器になります。
客観的なデータやメディア掲載実績などの権威性を示すことで、決裁者や導入担当者に安心感を与えられます。
また、キャッチコピーでは「御社のコストを〇割削減します」といったように、機能的価値とベネフィットを明確に言語化しましょう。
機能的価値と信頼性を両立させたロジカルなデザイン設計が、BtoBにおけるコンバージョンの鍵となります。
BtoCの法則:写真の魅力で直感的な「欲しい!」を刺激する
BtoCの商材では、ユーザーの感情を揺さぶる視覚的な魅力(シズル感)の演出が不可欠です。
個人の購買行動は、理屈やスペックよりも、直感的な欲求や憧れ、ブランドへの共感に強く影響される傾向があるからです。商品の魅力がダイレクトに伝わる高品質な写真や、利用シーンを疑似体験できるショート動画を大胆に活用しましょう。
言葉で長々と説明するよりも、一瞬のビジュアルで「美味しそう」「着てみたい」「使ってみたい」という衝動を引き出すことが効果的です。
また、セール情報や限定キャンペーンなど、今すぐ買うべき理由(オファー)をわかりやすく配置することも重要です。ターゲット層が好むブランドの世界観を確立し、直感的な購買意欲を強く刺激するデザインを目指してください。
【目的別】ファーストビューのデザイン参考事例と売れる理由をプロが解説
ここからは、目的別に優れたファーストビューの事例をピックアップし、なぜ売上や成果に直結しているのかを深掘りして解説します。
BtoB・SaaS向け事例|機能の分かりやすさと信頼感を両立している
BtoBビジネスにおけるファーストビューの正解は、「誰のどんな課題を、どのような根拠(実績)で解決するのか」を論理的に提示することです。
担当者は社内決裁を通す必要があるため、感情的な訴求よりも客観的な信頼性が求められます。そのため、権威性を示す数字や、資料請求への明確な導線が不可欠です。
機能的価値と信頼性を高い次元で両立し、リード獲得に成功しているBtoBサイトの事例を見ていきましょう。
株式会社さかえ経営

経営層が抱える「社員間トラブルの解決に強い」という最大の強みを、ファーストビューの目立つ位置でストレートに明示しています。
ターゲットの深い悩みを的確に言語化することで、当事者意識を瞬時に引き出している点が秀逸です。
さらに注目すべきは、「無料で相談する」と「給与計算がラクになるか見る」という2つの明確なボタンを並べて配置している点です。
今すぐ課題を解決したい顕在層と、まずは情報収集をしたい潜在層、それぞれの心理ハードルに寄り添うことで、貴重な見込み客の離脱を最小限に抑える緻密な導線設計となっています。
スピリード株式会社

「業務や目標設定を見直したいが、どう手を付けてよいか分からない」という、現場担当者のリアルな悩みをそのままキャッチコピーに採用しています。ユーザーに「まさに自社のことだ」と感じさせることで、自然なスクロールを促す効果的な設計です。
また、コンサルティングやシステム構築といった複雑な無形商材のサービス内容を、簡潔なテキストと視覚的なアイコンの組み合わせで分かりやすく表現しています。
難解になりがちなBtoBの強みを直感的に理解させ、問い合わせへのモチベーションを高めるロジカルな構成です。
税理士法人アイユーコンサルティング
ファーストビューの最上部に「7,500件超」という圧倒的な相談実績を大きく配置し、一瞬で権威性と安心感を確立しています。
相続という失敗が許されず不安の大きいテーマにおいて、実績という客観的な事実は最も強力な説得材料となるからです。さらに、「相続税申告」と「相続対策」というユーザーの2大ニーズをボタンとして目立たせ、迷わず目的のページへ遷移できる工夫が施されています。
感情的な訴求ではなく、確固たる数字で信頼を勝ち取り、問い合わせの心理的ハードルを下げるBtoBデザインの王道です。
株式会社ISSダイニチ

超精密な金属加工というニッチで専門的な技術を、「髪の毛より小さい0.02mmの穴も再現!」と、素人にも凄さが伝わる言葉に翻訳している点が最大の魅力です。
難解な専門用語を並べるのではなく、視覚的にイメージしやすい具体的なベネフィットへと変換することで、技術力の高さを強烈に印象付けています。
背景には実際に加工を行っている現場の様子を配置し、職人の息遣いや確かな品質を担保しています。自社のコア技術を、顧客にとっての価値に置き換えて伝える手腕は、あらゆる企業が参考にすべきポイントです。
EC・小売向け事例|ブランドの世界観と「買いやすさ」を両立している
ECサイトや小売業のファーストビューは、一瞬のビジュアルで「欲しい!」という直感的な欲求(シズル感)を刺激することが最優先事項です。
ユーザーは論理的に比較検討する前に、「美味しそう」「使ってみたい」という感情で購買行動のスイッチが入るからです。同時に、迷わず購入画面へ進めるスムーズな導線(UI設計)も欠かせません。
ブランド独自の魅力的な世界観を表現しつつ、ストレスのない購買体験を提供している事例を見ていきましょう。
マクドナルド

期間限定のキャンペーンや新商品を、画面いっぱいのダイナミックなスライダー(カルーセル)で複数展開し、ユーザーの食欲をダイレクトに刺激する構成です。
商品の細かい説明や理屈を並べるのではなく、ポテトやハンバーガーの圧倒的なシズル感を持つ写真を全面に大きく押し出すことで、一瞬で「今すぐ食べたい!」という直感的な欲求を引き出しています。
小売や飲食のサイトにおいて、ブランドが持つ魅力と新しさ(トレンド感)を視覚情報だけで瞬時に伝え、来店や購買へのモチベーションを最高潮に高める理想的なファーストビューデザインです。
アース製薬様(モンダミン)
「いい口で、笑おう。」というユーザーの感情に寄り添うポジティブなキャッチコピーと、画面の横幅いっぱいに広がる「MONDAMIN」の巨大な英字タイポグラフィが、訪れた人に強烈なインパクトを与えます。
背景には水しぶきのダイナミックなビジュアルを配置し、口に含んだときの爽快感や清潔感(シズル感)を直感的に伝えています。
単なる商品スペックの紹介に留まらず、「この商品を使えば自信を持って笑える」という感情的なベネフィットをビジュアル全体で見事に表現し、ユーザーの購買欲求を強く刺激する秀逸なアプローチです。
株式会社ピーディーアール

歯科材料の通販というBtoB要素の強い商材でありながら、全体に親しみやすいイラストを活用して心理的ハードルを大きく下げています。
「自分の家族に使ってもらいたい商品を」という温かみのあるメインコピーが、品質への絶対的な自信と企業としての誠実さをユーザーに抱かせます。
BtoBサイトにありがちな無機質さを徹底して排除し、人間味を感じさせるデザインにすることで、長期的な取引に不可欠な「企業への信頼と好意」を獲得しています。ターゲットの感情に寄り添い、安心して購入できる空気感を作り出した優れた事例です。
ぎふ木遊館

施設の特徴である「木育」の温かみを、ブラウンを基調とした配色と北欧風の可愛らしいイラストで直感的に表現しています。
ターゲットである子育て世代の親の感性に深く刺さる世界観を徹底的に作り込み、来館へのワクワクする期待感を最大限に高めているのが特徴です。
さらに、営業時間や体験イベントのスケジュールなど、ユーザーが来館前に最も知りたい実用的な情報への導線もスッキリと整理されています。
情緒的な魅力の訴求と、迷いのないスムーズな案内表示を見事に両立させた、施設系サイトの模範解答といえるデザインです。
採用・コーポレート向け事例|さりげない「動き」で企業への共感を生んでいる
採用やコーポレートサイトの役割は、単なる情報提供ではなく、企業文化やビジョンへの「共感」を生み出し、ファンを作ることです。
求職者や取引先は、「この会社は信頼できるか」「一緒に働きたいか」という定性的な価値をファーストビューで判断します。そのため、静止画だけでは伝わらない「空気感」を演出するアニメーションや動画の活用が非常に効果的です。
さりげない動きで企業の熱量を伝え、心を動かすことに成功している事例を見ていきましょう。
東光電気工事株式会社

働く社員の生き生きとした切り抜き写真と、漫画の吹き出しのようなポップなアニメーションを大胆に組み合わせた斬新なデザインです。
インフラを支える電気工事という業界は堅い印象を持たれがちですが、あえて遊び心のある動きを取り入れることで、社内の親しみやすさや風通しの良さを視覚的にアピールしています。
求職者が無意識に抱く「厳しそう」という不安をファーストビューで鮮やかに払拭し、「一緒に働いてみたい」というポジティブな感情へ変換させる、採用ブランディングのお手本のような構成です。
Linie

ジュエリーの繊細な輝きとブランドが持つ静謐な世界観を、ゆったりとした美しい動画とミニマルなレイアウトで表現しています。
「静けさは、身につけられる。」という研ぎ澄まされたコピーと、映像の落ち着いたトーンが完璧に一致しており、ページを開いた瞬間にユーザーをブランドの世界へ深く引き込みます。
余計な装飾やボタンを極限まで削ぎ落とすことで、商品そのものの価値とブランドストーリーへの没入感を高めることに成功しています。ターゲットの美意識に強く共鳴する、引き算の美学が光るコーポレートサイトです。
医療法人清仁会 のぞみの丘ホスピタル
淡いグリーンを基調としたグラデーションと、ゆっくりと移り変わる柔らかなぼかしの表現を用いて、開放感と穏やかな時間の流れを画面全体で演出しています。
精神科・心療内科という、患者が不安を抱えやすい病院の性質を深く考慮し、視覚的な刺激を極力抑えることで「ここなら安心できる」という心理的な安全性を提供しています。
専門用語を一切使わず、患者やそのご家族に優しく語りかけるようなトーンで統一されており、病院に対する緊張感をファーストビューで和らげることに成功している優れたデザインです。
株式会社シビック・アンド・カンパニー
画面全体に円形をモチーフとした滑らかなアニメーションを取り入れ、先進的でありながらどこか親しみやすい独自の企業イメージを見事に表現しています。
直線的で無機質なデザインになりがちなコーポレートサイトにおいて、あえて曲線と心地よい動きを多用することで、組織の柔軟性や創造性の高さを視覚的にアピールしています。
この視覚的な心地よさがユーザーのページ滞在時間を自然と伸ばし、企業に対するポジティブで温かい印象を無意識のうちに刷り込み、高度なブランディング効果を発揮している事例です。
LP(ランディングページ)向け事例|申し込みボタンを極限まで目立たせている
ランディングページ(LP)の唯一にして最大の目的は、ユーザーに特定のアクション(購入や登録など)を起こさせることです。
そのため、ファーストビューでは「ユーザーが得られる最大のベネフィット」と「今すぐ押したくなるCTA(ボタン)」を極限まで強調する必要があります。余計な情報は削ぎ落とし、視線をボタンへ一直線に誘導するレイアウトがコンバージョン率を劇的に引き上げます。
緻密な計算によってユーザーの行動を強烈に後押しするランディングページの成功事例を見ていきましょう。
タイミー(Timee)

「スキマバイトサービス 求人掲載数No.1」という圧倒的な実績を右側に特大サイズで配置し、一瞬でユーザーに強い安心感と信頼感を与えています。
左側には実際のスマホ操作画面を置き、「面接履歴書なし」「お金は即日入金」といったターゲットが最も知りたいメリットをポップな吹き出しで視覚的にわかりやすく提示しています。
余計な説明文を削ぎ落とし、実績とベネフィットのみを力強く直感的に伝えることで、アプリのダウンロードというコンバージョンへユーザーを迷わず一直線に誘導する、ランディングページ設計の王道ともいえる洗練されたデザインです。
民泊WiFi

「業界シェア率第1位」「満足度NO.1」といった強力な実績バッジを、ファーストビューの最も目立つ位置に堂々と複数配置しています。
通信環境のように他社と比較検討されやすい商材において、明確な権威性で安心感を与えることで、直帰率を極限まで下げる効果的なアプローチです。
さらに、ページをスクロールしても常に画面内に申し込みボタンが表示され続ける「追従型CTA」を採用しています。ユーザーの購買意欲が高まったタイミングを絶対に逃さず、確実に行動へと結びつける機会損失を防ぐレイアウトです。
SBI損害保険株式会社

「クルマ、保険、SBI損保。」という極めてシンプルで力強いキャッチコピーと、親しみやすい人物の笑顔を大きく配置し、保険という堅い商材に対する心理的なハードルを大きく下げています。
複雑な商品説明はファーストビューからあえて排除し、「安心も安さも、進化する。」という端的なメリットのみを伝えている点が秀逸です。
さらに、画面下部には「無料お見積り」や「新規ご契約のご相談」といったアクションボタンをオレンジなどの目立つ配色で固定し、ユーザーを迷わせることなく目的のフォームへ導く、優れた導線設計となっています。
もっと探したい人へ!ファーストビューデザインの参考になるギャラリーサイト3選
自社の商材に合ったデザインの引き出しを増やすなら、プロが厳選したギャラリーサイトの活用が効率的です。
数多くの優れたサイトを一度に比較検討できるため、デザイナーへ指示を出す際の強力なインスピレーション源となります。
こちらでは、以下の3つのギャラリーサイトを紹介します。
| サイト名 | 詳細 |
| Studio Showcase | ノーコードツール「Studio」で制作された、高品質で最新トレンドを押さえたランディングページやWebサイトが豊富に揃っています。 |
| S5-Style | 7,000点以上のサイトが登録され、業種やデザインのテイスト(クール、ポップなど)で細かく検索できる使い勝手の良いサイトです。 |
| SANKOU! | 目的別の検索に加え、PCとスマホの表示切り替えにも対応しており、レスポンシブ設計のレイアウトを参考にするのに最適です。 |
デザイナーに的確な指示を出す!ファーストビュー改善の3ステップ
ファーストビューで成果を出すためには、デザイナーのセンスに丸投げしてはいけません。こちらでは、ビジネスの目的を達成し、売上を最大化するための正しいディレクション手順を解説します。
ステップ1:ターゲットと「一番伝えたいメリット」を明確にする
デザインの制作に入る前に、まずは「誰に」「何を」伝えるのかという戦略の土台を徹底的に言語化することが第一歩です。ターゲット像がブレてしまうと、誰の心にも刺さらない曖昧で無難なデザインに仕上がってしまうからです。
年齢や職業といった表面的な属性だけでなく、「ターゲットが今、どんな痛みを抱えているのか」まで深く掘り下げて設定しましょう。その上で、自社の商品やサービスが提供できる「唯一無二の解決策(ベネフィット)」を1つだけに絞り込みます。
あれもこれもと欲張らず、最も強力なメッセージを定義することが、人を動かすデザインの原点となります。
ステップ2:参考デザインを渡す際は「なぜ選んだか(目的)」を言語化する
デザイナーへ参考サイトのURLを共有する時は、「なぜこのサイトを参考にしたいのか」という目的を必ずセットで伝えてください。「なんとなくおしゃれだから」「かっこいいから」といった曖昧な感覚だけでは、あなたのビジネス的な意図が正しく伝わらないためです。
例えば、「このサイトのCTAボタンの配置がコンバージョンに効きそうだから」「写真のシズル感がターゲットの感情を刺激しそうだから」と具体的に指示します。
目的を明確に共有することで、デザイナーは表面的な模倣ではなく、本質的な「売れる仕組み」を自社サイトへ落とし込むことが可能になります。
この言語化のプロセスこそが、プロジェクトを成功に導く最大の鍵です。
ステップ3:スマホ表示の確認と、公開後のデータ検証(ヒートマップ等)をおこなう
デザインが完成し、サイトを公開した時点はゴールではなくスタートです。実際のユーザー行動に基づいた継続的な検証と改善をおこなわなければ、コンバージョン率を最大化することはできないからです。
現在、Webサイトへのアクセスの過半数はスマートフォンからおこなわれています。PC画面だけでなく、必ず実機(スマホ)でファーストビューが意図通りに見えているか、見切れはないかを確認してください。
さらに、ヒートマップツールを導入して「どこまでスクロールされたか」「どこがクリックされたか」を客観的なデータで分析します。推測ではなくデータに基づき、A/Bテストを繰り返すことでのみ、真に成果を生み出すファーストビューが完成します。
成果に直結するファーストビュー改善・ホームページ制作なら「THINkBAL」へ

成果に直結するファーストビュー改善やホームページ制作をご希望なら、ぜひTHINkBALへご相談ください。
私たちは、戦略立案からUX/UI設計、デザイン、実装まで一貫して対応できる制作体制を強みとしています。単なる見た目のリニューアルではなく、ユーザー体験とコンバージョンの最大化を重視し、データ分析に基づいた改善提案をおこないます。
これまでにコーポレートサイト、採用サイト、ECサイトなど幅広い分野で成果を上げてきた実績があり、ファーストビュー改善による直帰率低下やCVR向上を実現してきました。実際の事例でも、コンバージョンが2倍以上改善したケースや、指名検索が増加した事例も多数持っております。
御社の課題に合わせて最適な改善策を提示し、成果につながるサイトへと導きます。ファーストビューについて気になることがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
THINkBALがご支援した中でファーストビューのデザインが特に好評だった事例

GRANDE様のサービスサイト制作では、ブランドの世界観を伝えながら集客力を高めることを目的に、戦略立案からデザイン・実装までを一貫して担当しました。特に意識したのは「ユーザーの信頼獲得」と「行動喚起」の両立です。
ファーストビューには訴求力の高いコピーとインパクトあるビジュアルを配置し、瞬時にサービスの強みが伝わるよう設計。また、利用方法や導入メリットをステップ形式で整理し、直感的に理解できるUIを実現しました。
さらに、グラフや実績データを活用して信頼性を補強し、問い合わせフォームやCTAを随所に設けることでCV導線を強化。
その結果、公開後は問い合わせ件数が増加し、直帰率も大幅に改善されました。ブランドイメージと成果の両立に成功した事例です。
ファーストビューのデザイン改善がWeb集客の要
ファーストビューは、Web集客の成否を決定づける絶対に妥協してはならない最重要パーツです。この「最初の3秒」でユーザーの心を掴めなければ、どれほど優れたコンテンツや商品を用意していても、見てもらうことすら叶わないからです。
ユーザーの深い悩みに寄り添ったキャッチコピー、直感に訴えかける魅力的なビジュアル、そして迷わせないCTAへの導線を設計することが成功の鉄則です。
本記事でご紹介したBtoB・BtoC別の法則や、デザイナーへの的確な指示出しのステップを活用し、さっそく自社サイトの改善に取り組んでみてください。
戦略的なファーストビューの設計が、あなたのビジネスのコンバージョン率を飛躍的に高める最大の武器となるはずです。
「自社に最適なファーストビューの正解がわからない」「今のデザインで本当に成果が出るか不安だ」という方は、ぜひ一度THINkBALへご相談ください。豊富な支援実績で培った知見を持つプロが、貴社のビジネス価値を最大化する最適な戦略とデザインをご提案いたします。
ユーザーの目を惹くファーストビューを作成

ファーストビュー案作成ならプロのWeb制作会社へお任せください
- ファーストビューのポイントを知りたい
- ファーストビューの具体例を知りたい
- 多数の知見がある制作会社を探している
Webサイト制作なら
THINkBALにお任せください
Works
事例紹介

Relation 関連記事

- UX/UIデザイン
2024/4/21離脱率はファーストビューで決まる!CVを2倍にする7つの方法とは
- Web制作
2026/3/14新卒採用サイトの作り方|中途向けとの違いやデザイン事例も徹底解説
- Web制作
2026/3/14Webサイト制作の相場と流れを解説!自分で作る方法と外注先の選び方も網羅
- UX/UIデザイン
2025/11/30良いUI例から学ぶ|Webサイトデザイン設計の基本原則と最新トレンド
- Web制作
2026/2/27【2026年版】ワイヤーフレームツール完全ガイド|迷わない選び方と活用術
- Web制作
2025/9/30コーポレートサイトの構成を徹底解説|企業ブランディングに効くページ構成とは?
What's New 新着情報

- Web制作
2026/3/22大阪府のWeb制作会社を37社を強み別に紹介!失敗しない会社の選び方とは?
- Web制作
2026/3/22【2025年完全版】東京のWeb制作会社選びで絶対に失敗しない方法|プロが300社から厳選した15社を紹介
- Web制作
2026/3/17【2025年版】ホームページ制作の外注完全ガイド|費用相場・依頼先選び・失敗回避の全知識
- Web制作
2026/3/14サイト読み上げ機能をWebサイトに導入する5つの方法|PC・スマホ対応手順
- Web制作
2026/3/14Webサイト制作の相場と流れを解説!自分で作る方法と外注先の選び方も網羅
- Web制作
2026/3/14ランディングページの作り方!HTMLの知識は必須?LP制作ツールとの比較も解説
Recommend オススメ記事

- Web制作
2025/9/19BtoBサイトでおすすめの制作会社15選|BtoBビジネスで成功するには
- Web制作
2025/10/2ホームページリニューアルの費用相場は?内訳と安く抑えるポイントを解説
- Web制作
2024/4/28採用サイトの集客方法5選!採用に必要なコンテンツは?
- UX/UIデザイン
2025/11/30問い合わせボタンとは?効果的なデザインと作り方・参考事例10選を徹底解説
- Web制作
2024/9/19オウンドメディアの運用方法|成果の出るポイントを押さえて運用しよう
- Web制作
2026/3/14ブランドサイト事例15選!デザイン参考例と制作の流れを徹底解説
- Web制作
2025/9/30コーポレートサイトのSEO対策は必要?対策方法や注意点
- Web制作
2024/5/5採用サイトの改善方法とは?課題の見つけ方やリニューアルのポイントについても解説
- コンテンツマーケティング
2024/4/6コンテンツマーケティングの効果的な進め方とは?3つの成功事例も紹介










