Web広告からの集客をやめたい|どんな手段がある?
Web集客の手段のひとつに広告がありますが、できれば削減したいというのは当然のことと言えます。Web広告は少額から始められるとはいえ、広告費がかかってしまうので、あまり活用したくないというのが本音でしょう。
- Web広告に頼らない集客
- WebやSNSでの宣伝する内容
今回の記事では、このような「広告からの集客をやめたい」という方に向けて役に立つ内容となっています。広告費を掛ける前に一度取り組んでみていただきたい施策となっていますので、参考にしてください。
Web広告で費用をかけすぎてしまっている原因
Web広告を既に実施しているのに、なかなか成果が上がらない場合もあります。必ず成果がでる広告というものはありませんが、原因をしっかりと考えることで改善することも可能です。広告を止める前に、まずは成果が出ない原因について考えてみましょう。
分析調査などを十分にせず進めてしまっている
Web広告は非常に手軽に配信ができるのが大きなメリットといえます。しかし一方で、広告配信が簡単なために、事前の調査や分析が十分にできない場合も多いようです。
特にWeb広告の運用については広告主側でターゲットを設定することになりますので、自社のターゲットが誰なのかを明確にしておかなければなりません。分析調査がおこなわれていなければ、広告の設定も正しくできておらず、ターゲットにリーチができていない可能性が高いでしょう。その結果、成果が上がらず、無駄な広告費を掛けてしまうことになります。
予算配分を考えていない
予算配分が適切におこなわれていなければ、過剰な予算を投じることで成果が下がってしまう場合もあります。広告枠にも在庫がありますので、在庫以上に広告を配信することはできません。
また入札制の広告媒体では、入札によって広告枠を競合他社と確保しあうことになるので、過剰な予算では不適当な入札価格をつけることにつながり、結果として広告単価が上がり、成果が落ちることになります。
どのような広告メニューを実施するにしても、適切な予算配分があるため、見極める必要があります。リーチ数、在庫数などから事前に調査しておくようにしてください。
効果的な広告を把握できていない
Web広告の大きなメリットにリアルタイムでの分析ができることにあります。広告が表示された回数はもちろん、クリックされた回数や問い合わせに至った回数まで計測することができます。こうしたデータはマーケティングに活かされるので、非常に貴重なものと言えます。
またWeb広告には検索広告やディスプレイ広告、SNS広告などがあり、広告媒体もGoogle、Yahoo、Instagram、LINEなどさまざまです。どのような広告が最も効果が高いのか、それぞれ計測して把握するようにしましょう。
Web広告に頼らず集客する方法4選
Web広告で成果が出ない場合には原因を調査することが大事です。しかし、そもそもWeb広告をやるだけの予算がないということもあるでしょう。
ここからはWeb広告に頼らずに集客する方法をご紹介していきます。
Webサイトを制作する
集客をするだけなら、Webサイトさえあれば可能です。一昔前まではWebサイトの制作に数百万円も掛かっていたこともありますが、今ではさまざまなサービスが誕生し、無料でも会社や商品の情報を公開することが可能です。
無料のWebサイト制作サービスを利用する場合には、デザインがフォーマット化されていたり、広告が自動的に付いたりと制限がありますが、費用をなるべく掛けたくないという方には十分なものと言えます。
一方で、全世界に発信することになるので、しっかりと作りこみたい方はWebサイト制作会社に有料で依頼する形になります。当サイトを運営するTHINkBALは、戦略的なWebサイトの制作を得意としており、大手企業の制作実績もあります。実績を見る
今の短期的なWeb広告運用を辞めて、Webサイトでの集客を考えている企業はぜひ一度THINkBALにご相談ください。
Webサイトの制作を依頼する
LPを制作する
Webからの集客力を上げるには、ランディングページ(LP)を制作するというのも一つの方法です。LPは複数ページからなるWebサイトとは異なり、1ページに情報を詰め込んだ作りのものを指します。ユーザーは読み物のように情報を取得することができ、最終的な問い合わせや来店につながりやすくなります。
LPについては1ページの情報量は多いものの、ページ数が少ないため、制作会社に依頼した場合でも低価格で済ませることができるのも大きなメリットです。その反面、デメリットとしてはSEO対策に不向きであるため、なかなかGoogleやYahooなどの検索結果に表示されないこともあります。しかし、LPO施策をおこない、サイト一体型のランディングページ制作をおこなうことで、上位表示を狙うこともできます。
LPの制作・運用を考えている企業は、THINkBALにご相談ください。LPの制作・運用について相談する
SNSを活用する
最近ではWebサイトやLPがなくてもSNSで集客できてしまいます。優れた情報を投稿することでSNS上で拡散され、企業や商品のPRにつながります。
SNSといってもTwitter、Instagram、Facebookなどさまざまで、TiktokやLINEと言った新しいサービスも誕生しています。いずれも利用するだけであれば無料でできるので、広告費を掛けずに宣伝したいのであれば、活用しない手はないと言っても良いでしょう。
とはいえSNSをやったことがない初心者がすぐに成果をあげることはむずかしいので、中長期的な視点をもって取り組むことが重要です。できれば専門家にアドバイスをもらうようにしましょう。
セミナーやイベントを開催する
無料のセミナーやイベントを開催することでも集客ができます。そうした情報を掲載できるポータルサイトがあり、集客したい企業とセミナーに参加したいユーザーをマッチングしてくれます。
参加したユーザーに対しては有益な情報とともに商品を紹介したり、企業のPRをしたりできます。また個人情報が取得できるようであれば、メルマガ配信などで継続的なコミュニケーションが可能になります。
セミナーの内容やイベントの企画立案については手間がかかりますが、ユーザーを惹きつけるコンテンツを作りこみ、見込み顧客を集客するようにしてください。
それぞれの集客の施策内容について
4つの集客方法について紹介しましたが、さらに詳しい活用方法について解説していきます。それぞれの方法で集客はできるのですが、ポイントを抑えておく必要がありますので、始める前に確認しておくようにしてください。
WebサイトSEO対策で集客
集客する方法についてWebサイト制作を挙げましたが、厳密に言えばWebサイトを制作しただけでは集客することはできません。Googleの検索エンジンによって認識され、検索結果に表示されることで、ようやく人の目に触れるようになります。
このように検索エンジンに認識される、あるいは検索結果の上位に表示させ、多くの人に見てもらうようにする施策をSEO対策と呼びます。SEO対策については一般的には公開されていないアルゴリズムによって検索結果の順位が決まるため、必ず成功するものではありませんが、以下のようなポイントを抑えておくと良いでしょう。
- ユーザーを惹きつけるタイトル
Webサイトのタイトルタグに検索されやすいキーワードを含める。(会社名、店舗名、商品名、商品カテゴリーなど) - 良質なコンテンツ
オリジナルのコンテンツ・有益な情報を発信する。ユーザーにとって価値の高い情報をWEBサイトに掲載することで、上位表示しやすくなる。そのためには十分なコンテンツ量も重要。 - 外部被リンクを集める
拡散などにより、外部からの被リンクを集めることでユーザーや検索エンジンに質の高いページだと認識させる。
LPはサイトやSNSでPR
LPについてもWebサイトと同様で制作しただけではユーザーは集まりません。またLPについてはユーザー理解を深めやすい一方で、SEO対策には向いてないと前述しました。そのためLPにユーザーを集めるためには、流入経路が複数必要です。
LPの流入経路と指定はSNSが有効です。SNSだけでもPR活動は可能ですが、長文や複数画像の展開には、あまり向いていません。その点、LPを投稿に含めることで、興味を持ったユーザーは必要な情報をLPに遷移してから取得することができます。とはいえLPのリンクだけを投稿しても興味を持ってもらえないので、日頃から興味を惹くような内容はSNS上の投稿としてシェアするようにしてください。
SNS上で面白いコンテンツを投稿し続けることで注目度は高まり、特にはバズることで大量のリーチを獲得することになります。小規模なアカウントでバズることは稀ですが、上手くいけば、すぐにでも集客できてしまうかもしれません。LPとセットで展開することで、無料でも大きな広告効果を得られることでしょう。
SNSで見込み顧客とコミュニケーション
SNSをユーザーの集客に利用するというのも活用方法のひとつですが、顧客とのコミュニケーション手段としてもオススメです。多くのSNSにはダイレクトメッセージ機能やコメント機能が付いているため、SNS上でコミュニケーションをとることが可能です。そこで見込み顧客と会話をすることでファンになってもらい、集客につなげることが可能です。
ユーザーの一人一人とコミュニケーションをとるのは非常に大変ですが、そうした努力がファンの獲得につながるため、積極的に活用してみることが大事です。どうしても人手が足りない場合には有料にはなってしまいますが、AIでの自動メッセージサービスを展開している企業もありますので、利用してみてはいかがでしょうか。
またSNSのフォロワーは見込み顧客だけではなく既存の顧客も含まれるはずですので、新商品や新サービスがあれば告知すると良いでしょう。SNSを運用する上で大切なことはユーザーとの接点を作り、ファンを獲得することにあります。努力を惜しまず、中長期的な目標をもって取り組むようにしましょう。
セミナーやイベントは参加特典で見込み顧客獲得
セミナーやイベントの集客ではポータルサイトでマッチングがされるので、特別に何か施策をする必要なく、内容や企画をしっかり作りこむことが重要です。しかし競合の多い業界になると同じようなセミナーやイベントが掲載されているので、ユーザーの目に留まらないこともしばしばあります。
そのような時は参加特典を付けることで、ユーザーに受けたいと思わせることができます。参加特典については割引券・クーポンがあれば良いですが、なければセミナー時の資料でも良いでしょう。大事なことは他社との差別化であり、お得感や特別感を演出することといえます。
特典があまりにも良すぎると、それを目当てに参加するユーザーも増えてくるので注意は必要です。一見すれば一般的な顧客と変わりませんが、売り上げにつながらず、手間ばかり増えてしまうこともあります。あくまで見込み顧客を集めるための施策のひとつであることを忘れないようにしてください。
最近ではオンラインでのセミナーも増えてきており、地域や場所を問わず参加できる仕組みが整っています。多くのファンを獲得し、売り上げにつながるよう工夫をしていきましょう。
Web・SNSを使ってできる宣伝内容とは?
これまで活用してこなかった施策になるので、そもそも何を宣伝すればいいのか悩まれる方もいるかもしれません。これについては難しく考える必要はなく、主に以下の3つを意識して後悔するようにしてみてください。
自社商品やサービスの宣伝
WebやSNSを使ってできるのは、まず商品やサービスの宣伝です。誰もが知っている有名な商品であっても、知らない人は一定数いるはずですし、商品自体は知っていても詳しい中身を知らない人もいるはずです。企業担当者が当たり前と思っていることでも知らないユーザーのために紹介・説明することが大切です。
具体的な例として価格や品質、機能などはもちろんですが、最近ではレビューを参考にして購入される人も増えてきています。既存ユーザーの率直な感想なども情報として提供すると満足度は高まるかと思います。
あるいは社内の人しか知らない情報も喜ばれるかもしれません。もちろんコンプライアンスに配慮しなければいけませんが、そうした限定情報をユーザーは知りたいはずです。
企業の宣伝
どのような企業が商品やサービスを提供しているのかというのもユーザーに理解を深めてもらうのに重要な内容です。企業のファンになってもらえれば、新商品などの告知もしやすいですし、周囲にシェアしてくれる可能性も高まるでしょう。
また企業のファンになるということは、人材を獲得する上でも有利です。誰も知らない会社よりも多くの人に知ってもらえている・ファンを獲得している企業であれば、入社したいと思うのは当然のことと言えます。
もしかしたら求人募集についても広告費を支払うことなく、WEBサイトやSNSで済んでしまうかもしれません。
イベントや特典情報の宣伝
イベントやキャンペーンなどがあれば、WEBサイトやSNSで情報を公開するようにしましょう。店舗やチラシなどのオフラインだけでは十分なリーチが獲得できず、知らなかったというユーザーも多くなります。オンライン上に情報を公開しておくだけで、地域や時間帯を制限することなく営業活動ができますので、積極的に活用するようにしてください。
また、特にお得な情報はSNS上でシェアされやすいので、既存顧客のみならず新規顧客の獲得にも大きく影響するはずです。「ご来店でオリジナルグッズをプレゼント」といったような特典があれば、興味を持ったユーザーを多く集客できると思います。
費用対効果を高めるWeb施策ならTHINkBALへご相談ください
当サイトを運営するTHINkBALではWeb広告に限らず様さまざまなWeb集客施策のご提案が可能です。今回ご紹介したようなWeb制作やLP制作といった事例も多く、高い品質と安心の価格でご提供しております。
Web広告を実施していても効果が出ない、広告ではない施策を提案してほしいといった要望があれば、お問い合わせください。Webでの集客について相談する
まとめ
Web広告ではない集客方法・宣伝方法について解説しました。費用がかからない反面、成果を出すまでに時間がかかるSEO対策や、中長期的なファンの獲得が肝となるSNSアカウント運用など、いずれもメリット・デメリットがあります。
- WEBサイトやLP、SNSなどを上手く活用する
- 宣伝の内容を工夫して、ユーザーを惹きつける
どのような集客施策が最も自社の経営課題に合っているかどうかも考えながら戦略・戦術を決定するようにしてください。
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