
WordPressインストール方法完全ガイド|初心者でも失敗しない最短10分の手順を図解
「WordPressでサイトを作りたいけど、インストールが難しそうで不安...」そんな悩みを抱えていませんか。
実は、現在のWordPressインストールは驚くほど簡単になっており、レンタルサーバーの「簡単インストール」機能を使えば、専門知識ゼロでも10分程度でサイトが完成します。
- WordPressのインストール方法が分からない人
- WordPressをこれから使い始める人
- WordPressの基礎的な知識を獲得したい人
この記事では、最も安全で確実なインストール方法から、つまずきやすいポイントの対策、そして開設後の必須設定まで、あなたがWordPressサイトを成功させるために必要なすべての情報をお伝えします。
- 【知識ゼロでも安心】WordPressは「簡単インストール」が最も確実
- WordPressインストールの全体像|3つの方法と費用・時間を比較
- 【画像付き】WordPress向けレンタルサーバーの「簡単インストール」手順を解説
- 【学習者向け】WordPress手動インストールとローカル環境の構築方法
- WordPressのインストールにあたってよくある失敗パターンと解決策
- WordPressインストール後に必ずやるべき初期設定5選
- WordPressでのサイト制作をお考えならTHINkBALへご相談ください
- THINkBALでご支援したWordPressでのサイト制作の事例を紹介
- まとめ:WordPressのインストール方法に自信を持って次のステップへ
【知識ゼロでも安心】WordPressは「簡単インストール」が最も確実
WordPressのインストールで最も初心者におすすめなのは、レンタルサーバーの「簡単インストール」機能です。専門知識は一切不要で、データベースやFTPなどの複雑な設定もすべて自動化されています。
エックスサーバーやロリポップなどの主要なレンタルサーバーでは、ボタンを数回クリックするだけで約10分でWordPressサイトが完成します。この方法なら技術的なエラーに悩まされることなく、安全かつ確実にサイト開設を実現できます。
WordPressインストールの全体像|3つの方法と費用・時間を比較
WordPressのインストールには主に3つの方法があります。それぞれの特徴を理解して、あなたの目的と技術レベルに最適な方法を選択しましょう。
インストール方法 | 所要時間 | 月額費用 | 技術レベル | 適用場面 |
簡単インストール | 10分 | 500~1,500円 | 不要 | 初心者・事業サイト |
手動インストール | 1時間~3時間 | 500~1,500円 | 中級 | 学習・カスタマイズ重視 |
ローカル環境 | 30分~2時間 | 無料 | 初級~上級 | 練習・開発用 |
WordPressそのものは無料ソフトウェアですが、実際の運営には月額約1,000円〜のコストがかかります。内訳はレンタルサーバー代(月額500〜1,500円)とドメイン代(年額1,000〜3,000円程度)です。
初心者向けプランでは、エックスサーバーのスタンダードプランが月額990円、ロリポップのハイスピードプランが月額550円となっています。多くのサーバー会社では初回契約時にドメインを無償提供しており、初期費用を抑えることが可能です。
【画像付き】WordPress向けレンタルサーバーの「簡単インストール」手順を解説
最も多くの初心者にとって最適解となる簡単インストールの具体的な手順を、つまずきやすいポイントも含めて詳しく解説します。
- レンタルサーバーを契約する
- 独自ドメインを取得・設定する
- 「簡単インストール」機能でWordPressを導入
ステップ1:レンタルサーバーを契約する
初心者におすすめのサーバー選択基準は、WordPressの簡単インストール機能、サポート体制、そして安定性です。
項目 | ロリポップ! | ConoHa WING | Xserver |
月額料金(最安) | 99円~ | 643円~(WINGパック) | 990円~(36ヶ月契約) |
プラン | ・エコノミー ・ライト ・ハイスピード ・エンタープライズ | ・ベーシック ・スタンダード ・プレミアム | ・スタンダード ・プレミアム ・ビジネス |
最低契約期間 | 12ヶ月~ | 12~36ヶ月 | 3~36ヶ月 |
簡単インストール機能 | あり | あり | あり |
サポート体制 | メール中心、上位プランで電話可 | メール・チャット対応 | 電話サポートが手厚い |
サーバー 安定感 | LiteSpeed採用で高速・安定 | GMO運営で国内最速級 | 業界老舗、安定性・実績多数 |
その他特徴 | ドメイン永久無料(条件付き) | 独自ドメイン2つ永久無料 | キャンペーンで実質495円~ |
エックスサーバーは国内シェアNo.1で豊富な情報があり、ConoHa WINGは処理速度に優れています。
契約手続きでは、プラン選択画面で「スタンダード」や「ベーシック」といった基本プランを選び、契約期間は12ヶ月以上にすると月額料金が安くなります。申し込み時に本人確認書類のアップロードが必要な場合がありますが、運転免許証やマイナンバーカードをスマートフォンで撮影すれば完了です。
ステップ2:独自ドメインを取得・設定する
ドメインはサイトの住所となる重要な要素です。ブログなら「blog-○○.com」、事業サイトなら「会社名.com」など、覚えやすく入力しやすい名前を選びましょう。レンタルサーバー契約と同時にドメインを取得すると、通常年額1,000〜3,000円かかるドメイン代が永久無料になるキャンペーンを多くの会社が実施しています。
ドメイン取得後は、サーバー管理画面でドメイン設定をおこないます。「ドメイン追加」や「新規ドメイン設定」といったメニューから、取得したドメイン名を入力して設定を完了させてください。
ステップ3:「簡単インストール」機能でWordPressを導入
サーバー管理画面にログインし、「WordPress簡単インストール」や「自動インストール」といったメニューを探してください。
インストール画面では、サイトURL(取得したドメイン)、サイト名、管理者ユーザー名、パスワード、メールアドレスを入力します。サイト名は後から変更できるので仮の名前でも構いません。ユーザー名とパスワードは今後ログインに使用するため、安全で覚えやすいものを設定してください。
「インストール」ボタンをクリックすると、数分でWordPressのインストールが完了し、管理画面のURLとログイン情報が表示されます。
【学習者向け】WordPress手動インストールとローカル環境の構築方法
WordPressの仕組みを深く理解したい学習意欲の高い方向けに、より専門的なインストール方法を解説します。
- 手動インストールの全手順(FTP・データベース設定)
- ローカル環境での練習方法(Local・XAMPP)
初心者が誤って選択しないよう、これらの方法は技術的な知識が必要であることを理解した上で取り組んでください。
手動インストールの全手順(FTP・データベース設定)
手動インストールでは、WordPress公式サイトから最新版をダウンロードし、FTPソフトを使ってサーバーにアップロードします。
事前準備として、サーバー管理画面でMySQLを作成し、データベース名、ユーザー名、パスワードをメモしておきます。WordPressファイルを展開後、wp-config-sample.phpファイルをwp-config.phpにリネームし、データベース情報を記述してください。
FTPソフト(FileZillaなど)でサーバーのpublic_htmlフォルダにファイルをアップロードし、ブラウザでドメインにアクセスすると5分間でできるインストール画面が表示されます。
手動インストールの利点は、WordPressの構造理解とカスタマイズの自由度向上です。
ローカル環境での練習方法(Local・XAMPP)
お金をかけずにパソコン内でWordPressを試せるローカル環境構築には、初心者向けの「Local」と本格的な「XAMPP」があります。
LocalはFlywheel社が提供する専用ツールで、インストール後は「Create a new site」をクリックし、サイト名と環境設定を選ぶだけで完了します。また、XAMPPはApache、MySQL、PHPをパッケージ化したツールで、より本格的なWeb開発環境を構築できます。
ただし、データベース接続エラーやポート競合などのトラブルが発生しやすく、問題解決には一定の技術知識が必要です。
ローカル環境のメリットは、本番環境に影響を与えずに自由に実験できることです。
WordPressのインストールにあたってよくある失敗パターンと解決策
多くの初心者がつまずく典型的なエラーへの対処法をQ&A形式で整理しました。
- Q. 画面が真っ白になりました
- Q. 「データベース接続確立エラー」と表示されます
- Q. インストール画面が表示されません
「これを見れば大丈夫」という安心感を持って、自力解決にチャレンジしてください。
Q. 画面が真っ白になりました
通称「死の真っ白画面」は、プラグインの競合やテーマファイルのエラーが主な原因です。
まず、FTPソフトでサーバーにアクセスし、wp-content/pluginsフォルダの名前を一時的に「plugins_backup」に変更してください。これによりすべてのプラグインが無効化されます。画面が復旧したら、プラグインフォルダ内の各プラグインを個別に有効化し、問題の原因を特定します。
テーマが原因の場合は、wp-content/themesフォルダから現在使用中のテーマフォルダを別名に変更すると、デフォルトテーマに切り替わります。セーフモード機能がないWordPressでは、このような手動操作が復旧の基本となります。
Q. 「データベース接続確立エラー」と表示されます
最も頻発するエラーの原因は、wp-config.phpファイルのデータベース情報の誤記です。
サーバー管理画面でデータベース情報を再確認し、DB_NAME(データベース名)、DB_USER(ユーザー名)、DB_PASSWORD(パスワード)、DB_HOST(ホスト名)が正確に記述されているか確認してください。
特にDB_HOSTは「localhost」ではなく、サーバー固有の値(例:mysql123.xserver.jp)である場合が多いです。レンタルサーバーの場合、データベースサーバーのメンテナンスやアクセス集中による一時的な接続不能もありえるため、数時間後に再度アクセスしてみることも重要です。
Q. インストール画面が表示されません
ファイルアップロード場所の間違いが最も多い原因です。
WordPressファイルは「public_html」「htdocs」「www」といったドキュメントルートフォルダに配置する必要があります。サブディレクトリにインストールしたい場合は、public_html/blog/といったフォルダを作成してからファイルをアップロードしてください。
また、ドメインの反映には24〜72時間かかる場合があり、取得直後はサイトが表示されないことがあります。サーバー会社の初期設定が完了していない場合もあるため、契約完了メールに記載された設定完了時刻を確認し、それ以降にアクセスすることが大切です。
WordPressインストール後に必ずやるべき初期設定5選
インストールが完了したら、本格的なサイト運営の準備として、以下の5つの初期設定を必ずおこない、安全で効果的なWordPressサイトの基盤を作りましょう。
- サイトの基本情報設定(タイトル・キャッチフレーズ)
- SEO対策の土台となる「パーマリンク」設定
- サイトデザインを決める「テーマ」の選択・導入
- 「必須プラグイン」の導入(セキュリティ・SEO・お問い合わせ)
- 「SSL化」の確認と「https」への統一
1. サイトの基本情報設定(タイトル・キャッチフレーズ)
WordPress管理画面の「設定」→「一般」から、サイトタイトルとキャッチフレーズを設定します。
サイトタイトルは検索結果に表示される重要な要素なので、サイトの目的が一目で分かる名前を付けてください。キャッチフレーズはサイトの説明文として、どのようなコンテンツを提供するサイトなのかを簡潔に表現します。
また、WordPressアドレスとサイトアドレスが正しく設定されているか確認し、タイムゾーンを「東京」に、日付形式を「Y年n月j日」に変更すると、日本のユーザーにとって見やすいサイトになります。
2. SEO対策の土台となる「パーマリンク」設定
「設定」→「パーマリンク」から、記事URLの構造を決定します。デフォルトの「?p=123」という形式は検索エンジンに不利なため、「投稿名」または「カスタム構造」で「/%postname%/」を選択することを強く推奨します。
既に記事を投稿している場合、パーマリンク変更によりURLが変わってしまうため、設定はサイト開設直後におこなうことが重要です。
カスタム構造では「/%category%/%postname%/」とすることで、カテゴリを含むURLにでき、サイト構造が分かりやすくなります。この設定により、記事タイトルがURLに反映され、検索エンジンにとって理解しやすいサイト構造を構築できます。
3. サイトデザインを決める「テーマ」の選択・導入
WordPressの外観は「テーマ」によって決まります。
初心者には無料テーマの「Cocoon」や「Lightning」がおすすめで、SEO対策とレスポンシブデザインが標準装備されています。有料テーマでは「SANGO」「JIN」「AFFINGER」などが人気です。
テーマのインストールは「外観」→「テーマ」→「新規追加」からおこない、気に入ったデザインのテーマをインストール後、「有効化」をクリックして適用します。
テーマ変更により記事レイアウトが崩れる可能性があるため、記事作成前に決定することが重要です。多くのテーマには独自の設定項目があるので、テーマ作者の説明を参考に初期設定をおこなってください。
4. 「必須プラグイン」の導入(セキュリティ・SEO・お問い合わせ)
WordPressの機能拡張に欠かせないプラグインの中から、必須となる3つのジャンルを導入しましょう。
セキュリティ対策には「SiteGuard WP Plugin」、SEO対策には「Yoast SEO」または「All in One SEO」、お問い合わせフォームには「Contact Form 7」がおすすめです。
プラグインのインストールは「プラグイン」→「新規追加」からおこない、検索窓にプラグイン名を入力して「今すぐインストール」→「有効化」の順で進めます。
ただし、プラグインの入れすぎはサイト速度低下の原因となるため、本当に必要なもののみを厳選して導入することが大切です。
5. 「SSL化」の確認と「https」への統一
現代のWebサイトには暗号化通信(SSL)が必須です。多くのレンタルサーバーでは無料SSL証明書が自動設定されますが、「設定」→「一般」でWordPressアドレスとサイトアドレスが「https://」で始まっているか確認してください。「http://」になっている場合は「https://」に変更し、変更を保存します。
また、「Really Simple SSL」プラグインを導入すると、サイト内のリンクを自動的にhttpsに統一でき、混在コンテンツエラーを防げます。SSL化により検索エンジンからの評価向上とユーザーの信頼獲得につながり、安全なサイト運営の基盤が完成します。
WordPressでのサイト制作をお考えならTHINkBALへご相談ください

WordPressでのサイト制作をお考えなら、THINkBALにご相談ください。
私たちはコーポレートサイトからECサイト、オウンドメディアまで幅広く手掛け、単なる制作に留まらず「成果を出すサイト」にこだわっています。実際に、SEOとUXを意識したリニューアルによって検索順位が10位圏外から1位へ上昇し、問い合わせ数が3倍に増加した事例や、ECサイトの導線改善で売上が前年比150%を達成した実績もあります。
戦略設計からデザイン、WordPress構築、公開後のPDCA型運用までワンストップで伴走するのがTHINkBALの強みです。デザイン性と集客力を両立させたサイト制作をお求めの方に、最適なプランをご提案いたします。
WordPressで成果を出すホームページ制作なら、ぜひTHINkBALにご相談ください。
THINkBALでご支援したWordPressでのサイト制作の事例を紹介

「酒さ治療の総合情報サイト 酒さナビ」は、患者が正しい知識を得て安心して治療に取り組めるように設計した医療情報ポータルです。
THINkBALでは、本サイトの情報設計からUX/UIデザイン、WordPressによる構築までを一貫して担当いたしました。特にこだわったのは「専門的な内容を誰にでもわかりやすく伝えること」と「不安を抱えるユーザーが安心して行動できる導線設計」です。
柔らかな配色や余白を活かしたデザインにより読みやすさを確保し、スマートフォンでの最適化にも注力。
さらに、医師紹介や相談窓口へのリンクを自然に配置することで、単なる情報発信に留まらず、患者と専門家をつなぐ架け橋となるサイトを実現しました。
まとめ:WordPressのインストール方法に自信を持って次のステップへ
WordPressのインストールが完了し、初期設定も整えられました。これであなたのWebサイトが世界中からアクセス可能な状態です。次のステップでは、記事投稿、画像挿入、カテゴリ設定などのコンテンツ作成に取り組んでください。
WordPressは使い込むほどに奥深い魅力を発見できるツールです。分からないことがあってもコミュニティが豊富なので、安心して学習を続けられます。まずは1記事目の投稿から始めて、継続的な情報発信を心がけましょう。
なお、THINkBALでは、WordPressのインストール方法や初期設定はもちろん、貴社のリード獲得・お問い合わせ増加につながるWebサイト制作を提供しております。自社のWebサイトに関してご相談があれば、お気軽にお問い合わせください。
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事例紹介

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