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Web制作
Update: 2024/12/31

Webサイトのグローバルメニューとは?役割やデザイン例、作成方法を解説

Webサイトのグローバルメニューについて、課題を感じている方はいらっしゃいませんか?

グローバルメニューをどのように設置するかは、サイトの使いやすさに直結するため、しっかりと計画を立てたいところです。

  • グローバルメニューを何のために設けるのかがわからない人
  • ユーザーの離脱率の高さに課題を感じている人
  • どのようにグローバルメニューを作成すればいいのかわからない人

とはいえ、どのように作成すれば良いのか、そもそもグローバルメニューはどのような目的で設置すれば良いのか、などは想像しにくいのではないでしょうか。

そこで、今回はWebサイトにおけるグローバルメニューの概要から役割、作成方法に至るまで詳しく解説していきます。

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Webサイトのグローバルメニューとは

Webサイトのグローバルメニューとは、サイト全体で共通して表示されるナビゲーションメニューのことです。通常、ページの上部やサイドバーに配置され、サイト内の主要なカテゴリーやページへのリンクが含まれています。グローバルメニューは、ユーザーがどのページにいても主要なコンテンツにアクセスできるようにするための役割を果たします。

また、グローバルメニューは、サイトの一貫性を保ち、ユーザーエクスペリエンスを向上させるために設計されています。例えば、ホームページ、サービス紹介、ブログ、コンタクトなどのリンクを含めることで、どのページからでも目的のページに移動できるようになるのです。また、グローバルメニューはSEOにも影響を与えるため、適切なキーワードを使用して構造化することが重要です。

グローバルメニュー役割

グローバルメニューには、具体的にどのような役割があるのでしょうか。ここからは、グローバルメニューの具体的な役割について詳しく解説します。

ユーザーが目的のページに辿り着くまでの役割

グローバルメニューの主な役割の一つは、ユーザーが目的のページにスムーズに辿り着けるようにすることです。目的のページにたどり着きやすいサイトは、ユーザーのストレスを軽減することにつながります。結果的に、サイト内での滞在時間を増やすことができるのです。

そのためにも、グローバルメニューは、ユーザー目線で作成する必要があります。メニュー項目は、わかりやすいもので統一しましょう。例えば、以下のようにシンプルで短いメニュー項目がおすすめです。

グローバルメニューにおけるメニュー項目例
  • ホーム
  • サービス
  • ブログ
  • お問い合わせ 等

一般的なカテゴリーを含めることで、ユーザーは簡単に目的のページにアクセスできます。また、メニュー項目の順序や配置も考慮し、ユーザーのナビゲーションをサポートします。

サイト全体のコンテンツをわかりやすくする役割

グローバルメニューは、サイト全体のコンテンツをわかりやすく整理する役割があります。ユーザーが簡単に目的の情報を見つけられるようにするためにも、グローバルメニューは欠かせません、

これにより、ユーザーが迷うことなくサイト内を移動できるため、快適なユーザー体験が提供されます。各メニュー項目は、サイト内の主要なカテゴリーやページを代表し、直感的に理解できる言葉で表現されることが重要です。

メニュー項目を考える際のポイント
  • アクセスしてほしいページを項目に加える
  • どんなアクションをしてほしいのかをイメージして項目を考える
  • メニュー項目が多くなりそうならドロップダウン形式を採用する

これにより、サイト全体のコンテンツが整理され、ユーザーにとって使いやすい構造が提供されます。

内部リンクのための役割

グローバルメニューは、内部リンクの役割を果たし、サイト内のページを相互に繋げる重要な要素です。内部リンクは、ユーザーが関連するコンテンツに簡単にアクセスできるようにするためのリンクです。検索エンジンがサイトの構造を理解しやすくなるといったメリットもあります。これにより、クロール効率が向上し、サイト全体のインデックス速度が速まります。

内部リンクを適切に設置するメリット
  • 特定のページへのトラフィックを増やせる
  • ユーザーの滞在時間を延ばせる
  • サイト内のページランクを分散させ、重要なページのSEO効果を向上できる

内部リンクの適切な設置には、さまざまなメリットがあります。全体で見ると、サイトのパフォーマンス向上につながるといえるでしょう。

SEOの効果が期待できる

グローバルメニューは、SEOの面でも役割があります。適切に設計されたグローバルメニューは、検索エンジンがサイトの構造を理解しやすくし、クロール効率を向上させます。これにより、新しいページや更新されたページが迅速にインデックスされ、検索結果に表示されやすくなります。

SEO効果を発揮するグローバルメニューを設置するポイント
  • 狙いたいキーワードを意識したメニュー項目の設定する
  • 訪問してほしいページを内部リンクとして設定する
  • レスポンシブデザインを採用する

上記は、SEOの効果を高めるための基本的な施策です。また、モバイル検索の増加に対応することで、流入やインデックスを促進しやすくなります。

役割を果たせるグローバルメニューの3つのデザイン例

ここからは、参考になるグローバルメニューのデザイン例をご紹介します。3社のグローバルメニューデザインをご紹介するので、ぜひ自社サイトで作成する際のヒントにしてみてください。

株式会社THINkBAL

株式会社THINkBALのグローバルメニューは、画面右上に横並びに整理されている点が特徴です。英語表記でスタイリッシュにまとめられている点が特徴で、プロ意識の高さや専門性が高い印象を感じられます。

また、とくにアクションを起こしてほしい「CONTACT」のメニュー項目は、目立つようにイエローカラーが採用されているのが特徴です。

JTB公式サイト

JTBの公式サイトでは、グローバルメニューに会員サイト特有の項目が設けられています。「割引クーポン」「予約確認」「会員サービス」などが並んでいる点が特徴です。トップページにアクセスすれば、自分が進みたいページを簡単に探せるように設計されています。

メニュー項目にあわせて、シンプルなアイコンも設けられているため、直感でメニュー項目の内容を理解できる点も魅力です。

オルビス公式オンラインショップ

オルビス公式オンラインショップのグローバルメニューは、製品のカテゴリ別にメニュー項目が設けられている点が特徴です。「スキンケア」「めいく」「ヘア&ボディケア」など、ユーザーが欲しいと感じている商品に簡単にアクセスできるように、分けられています。

また、製品のカテゴリだけではなく「新商品」「キャンペーン」「店舗情報」「マガジン」なども、グローバルメニューに含まれているのがポイントです。一目で「進みたいページ」が判別できるため、ユーザーにとって分かりやすいグローバルメニューといえるでしょう。

グローバルメニューの役割を最大化できる作成方法

グローバルメニューは、WebサイトのナビゲーションやSEO対策において重要です。だからこそ、適切に設計しなければなりません。ここからは、グローバルメニューの役割を最大化するための具体的な作成方法について解説します。

サイト構造を把握する

グローバルメニューを効果的に作成するためには、まずサイト全体の構造を把握することが重要です。サイト構造の理解は、ユーザーがどのようにサイト内を移動し、どのページにアクセスするのかを考える基礎となります。サイトの主要なカテゴリーやセクションを明確にし、それぞれのカテゴリーにどのようなコンテンツが含まれているのかを整理しましょう。

なお、サイト構造を把握するメリットには、以下が挙げられます。

サイト構造を把握するメリット
  • 視覚的に各ページのつながりが理解できる
  • ユーザーがどの経路をたどるのかを想像しやすくなる
  • 重複コンテンツを発見しやすくなる

サイトマップを作成することで、サイト構造を理解しやすくなります。グローバルメニューの効果的な設計にもつながり、ユーザーがサイト内を回遊しやすくなるでしょう。

ユーザー導線をイメージする

グローバルメニューを作成する際には、ユーザー導線をイメージすることが重要です。ユーザーがどのような目的でサイトに訪れ、どのページにアクセスしたいのかを考慮することで、使いやすいナビゲーションを設計できます。

ユーザー導線をイメージしたメニュー設計のポイント
  • ユーザーが最もアクセスするページやカテゴリーをメニューの上部に配置する
  • 項目はシンプルな言葉で表現する(「ホーム」「商品カテゴリー」等)

これにより、ユーザーは迷うことなく目的の情報にたどり着けるため、サイトの滞在時間やコンバージョン率の向上が期待できます。

CMS・HTMLで作成する

グローバルメニューの作成には、CMS(コンテンツ管理システム)やHTMLを使用する方法があります。CMSを使用する場合、WordPressやJoomlaなどのプラットフォームでは、プラグインやウィジェットを利用して簡単にメニューを作成できます。これにより、コーディングの知識がなくても、直感的な操作でグローバルメニューを設定することが可能です。

一方、HTMLを使用する場合、より細かいカスタマイズが可能です。HTMLとCSSを組み合わせれば、デザインやレイアウトの自由度も高まるでしょう。例えば、ナビゲーションバーを固定したり、ドロップダウンメニューを追加したりすることが挙げられます。

まとめ

グローバルメニューは、WebサイトのユーザビリティとSEO効果を最大化するためにも重要です。サイト構造の把握やユーザー導線のイメージをもとに、使いやすいように設計する必要があります。ぜひ、今回ご紹介した内容をヒントにしながら、自社サイトにマッチするグローバルメニューを考えてみましょう。

ちなみに、THINkBALでは、グローバルメニューの最適化をはじめとした、Webサイトの制作や設計、改善などをおこなっています。Webサイトからの集客を実現するために、本当に効果のあるサイト制作を実施していますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。

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