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Update: 2024/5/8

採用サイトに重要なキャッチコピーって?今すぐ真似したい10社の事例

「採用サイトで優秀な人材を獲得することはできるのか?」と悩んでいませんか。採用サイトは、企業の文化や価値観を伝えることができ、マッチした人材を獲得するためにも重要なツールです。

  • 採用サイトのキャッチコピーについて考えている企業
  • 採用サイトを新しく開設する予定の企業
  • 良いキャッチコピーのつけ方を知りたい人

また、採用サイトにおいては求職者を引きつけるようなインパクトのあるキャッチコピーをつけるのがよいでしょう。この記事では、採用サイトの制作する意義や良いキャッチコピーの付け方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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採用サイトを制作する理由と重要性

採用サイトを制作することは、企業の採用戦略において非常に重要とされています。なぜなら、企業のブランドや文化を反映し、適切な人材を引きつけることができるからです。

また、企業の求める人材やスキルなどを明確に示すことで、求職者とのミスマッチを防ぐ効果もあります。

採用サイトの重要性

採用サイトの制作は、企業にとって大きく3つのメリットをもたらします。

1つ目は、自社の魅力を効果的に伝え、ターゲットとなる求職者にアピールするための機会を作れることです。

2つ目は、企業の文化、価値観、キャリアの成長機会などを具体的に示し、求職者が自社に関心を持つきっかけを作ります。

3つ目は、採用プロセスを明確にし、求職者が応募や情報収集をしやすい環境を整えることで、効率的な採用活動をサポートすることが可能です。

このように、採用サイトは、企業と求職者双方にとって有益であり、優秀な人材を確保するために非常に重要になります。

採用サイトを制作する理由

採用サイトを制作する理由は、企業が自身の魅力を効果的に伝え、適切な人材を引きつけるためです。採用サイトに、企業文化、ビジョン、キャリア開発機会などを明確に提示することで、企業のブランディングの一環にもなります。

また、その採用サイトで求職者に情報を適切に伝えることで、求職者とのミスマッチが減り、採用プロセスの効率化を図ることも可能です。

企業ブランディングの形成

採用サイトの制作は、企業ブランディングの強化にも貢献します。サイトを通じて企業の文化、価値観、ビジョンを伝えることで、企業の独自性を際立たせ、求職者に強い印象を与えることが可能です。

たとえば、大手の企業やホワイトカラーの職種に求職者が集まりやすいのも、クリーンなイメージや安心感が反映されたデザインが反映されており、それが企業ブランディングの形成につながります。

採用サイトを作ることで、企業のブランドイメージを構築し、魅力的な雇用主になることで、優秀な人材を引き寄せることが可能です。

求職者とのミスマッチをなくす

採用サイトは、求職者とのミスマッチを防ぐ役割も果たします。企業が求める人材の資質や能力、企業文化に合う人物像を明確に示すことで、求職者自身が自分に合った企業かどうかを判断しやすいです。

応募する段階で条件を満たしているかどうかを求職者側が判断するため、企業側もそれを判断するコストを避けることができます。結果として、適切な候補者を引き寄せ、入社後のミスマッチを減らすことに貢献することでしょう。

採用サイトで重要なキャッチコピーの決め方

採用サイトにおけるキャッチコピーは、企業の魅力を端的に伝え、求職者の関心を引きつけるために重要です。キャッチコピーを決める際は、以下の3つのポイントに注意し、ターゲットに的確に刺さるようなフレーズを決めるようにしましょう。

自社の伝えたいことを明確にする

キャッチコピーを作る際には、まず自社が求職者に伝えたいメッセージを明確にすることが重要です。これには、企業のミッション、ビジョン、働く環境、企業文化など、自社の特徴や強みを洗い出し、どのような価値を提供できるかを考えます。

キャッチコピーは、企業の個性を反映し、求職者の心に響くものでなければなりません。簡潔でありながらも、強いインパクトを与え、記憶に残るような表現を用いることが重要です。

このあと事例でも紹介しますが、レシピ検索サービスを載せるサイトである株式会社クックパッドの採用キャッチコピーは「料理が楽しみになる未来を、一緒につくろう」で、シンプルでわかりやすくなっています。

自社の伝えたいことを明確にし、それを効果的に表現することで、魅力的なキャッチコピーを作成できます。

求める人材を明確にしイメージする

採用サイトのキャッチコピーを考える際には、求める人材の特徴を明確にし、具体的にイメージすることが重要です。どのようなスキル、経験、性格特性、価値観を持った人材が必要かを考え、その人物像を具体化します。

たとえば、革新的な思考を持つ人材や、チームワークを重視する人材など、特定の資質を求める場合、それを反映したキャッチコピーを作成します。後ほど紹介しますが、トゥモローゲート株式会社の「変な会社にしたいので 変な社員を募集します」は、まさしくターゲットが明確に反映されたキャッチコピーです。

こうすることで、サイトを訪れる求職者に対して、自社がどのような人材を求めているかを明確に伝えることができます。これは、ミスマッチを減らし、適切な人材を引きつけるのに非常に効果的です。

求職者と自社のつながりの部分を見つける

また、キャッチコピーを考案する際には、求職者と自社との間のつながりを見つけることが大切です。求職者が何を求め、どのようなキャリアや働き方を望んでいるのかを理解し、自社がそれらをどのように提供できるかを考えます。

たとえば、キャリアアップの機会、働きがいのある環境、学びの場など、求職者が重視するポイントをキャッチコピーに盛り込むことで、彼らの興味を引きつけることができます。求職者と自社の間に共通の価値や目標があることを強調することで、より多くの関心と共感を集めることが可能です。

入社したいと思わせることのできる目を引くキャッチコピーの作り方

入社を希望させるキャッチコピーを作成するには、企業の魅力を効果的に伝え、求職者の関心を引きつけることが必要です。求職者がパッと見て引きつけられ、入社したいと思わせるキャッチコピーの3つの作成方法を紹介します。

  • 自社の魅力を端的に伝えて興味を引きつける
  • 複数人で案を出し合う
  • 新卒・中途・職種などに分ける

こうした工夫を取り入れることで、魅力的なキャッチコピーを作ることができるでしょう。

自社の魅力を端的に伝えて興味を引きつける

魅力的なキャッチコピーは、自社の強みや魅力を簡潔かつ印象的に伝え、求職者の関心を引きつけます。これには、企業の独自性や働く環境の特徴、キャリア成長の機会など、自社の強みを明確に示すことが重要です。

たとえば、社員の声を尊重するような会社なら風通しの良さを盛り込んだり、アグレッシブに挑戦するような会社なら熱いメッセージを込めると良いでしょう。

キャッチコピーは、単なるスローガンではなく、自社の文化や理念を反映し、求職者にとって響く言葉を使うようにします。インパクトがあり記憶に残るような表現を用いることで、求職者が自社に対して強い印象を持ち、入社への興味を持つようになります。

複数人で案を出し合う

効果的なキャッチコピーを作成するためには、チームでアイデアを出し合うことが有効です。異なる部署や背景を持つメンバーが集まることで、多様な視点やアイデアが生まれます。たとえば、マーケティング部門、人事部門、実際に業務をおこなっている従業員などが協力し、企業の真の魅力を表現する言葉を共同で考えるとよいでしょう。

そうすることで、より幅広い層の求職者に訴えるキャッチコピーを生み出すことができます。また、多様な意見を反映させることで、よりリアルで説得力のあるメッセージを作り出すことが可能です。

新卒・中途・職種などわけて考える

キャッチコピーを考える際には、新卒採用、中途採用、特定の職種別など、ターゲットに合わせて異なるアプローチを取ることも重要です。

  • 新卒採用向け
    キャリアのスタートとしての魅力や成長機会を強調
  • 中途採用向け
    キャリアの発展や専門性の高い環境を訴求
  • 特定の職種
    その職種の具体的な魅力や働きがいを伝える

ターゲットに応じたメッセージ作りは、より関心を持ってもらうために効果的な手段です。それぞれに向けた採用サイトとキャッチコピーを作ることで、的確にターゲットを狙うことができます。

ギャップや違和感を演出する

キャッチコピーにおいて、ギャップや違和感を演出することは、注目を集め、記憶に残る強力な手段です。予想外の言葉選びや表現を用いることで、求職者の好奇心を刺激し、企業への関心を高めることができます。たとえば、大和ライフネクスト株式会社の採用キャッチコピーは『「  」、ツケテいこうぜ。』で、「カッコツケテいこうぜ」と読みます。

このようなギャップが、求職者にとって新鮮な印象を与え、より深く企業について知りたいという動機を生み出します。ただし、企業のブランドイメージと整合性を保ちつつ、過度な驚きや誤解を招かないよう配慮することも重要です。

おすすめのキャッチコピー10選

キャッチコピーは、企業や商品の魅力を瞬時に伝える強力なツールです。ここでは、さまざまなシチュエーションで使用できる、印象的で効果的なキャッチコピーのおすすめ10選を紹介します。

クックパッド株式会社

クックパッド株式会社は料理のレシピをユーザーが投稿できるWebサービスを提供しています。採用キャッチコピーは「料理が楽しみになる未来を、一緒につくろう。」です。

自社で扱うテーマである「料理」の文言をいれ、どんな会社なのかがわかるようになっています。またクックパッド株式会社は特にエンジニアの採用に力をいれており、キャッチコピーから一緒にサービスを作っていく仲間を募集していることがよくわかります。

株式会社キーエンス

株式会社キーエンスは製造業の工場自動化を推進するための商品やサービスを販売する会社です。採用のキャッチコピーは『その「夢中」が、鍵だ。』で、夢中になるからこそ付加価値を与えられるという意味が込められています。

なお、株式会社キーエンスは日本の中でも年収がトップクラスで、仕事に熱量を持った人が多くいる会社として有名です。採用キャッチコピーから、その会社で働く人を彷彿とさせるようなメッセージになっています。

トゥモローゲート株式会社

トゥモローゲート株式会社は、企業のブランド戦略を支援する会社です。採用のキャッチコピーは「変な会社にしたいので 変な社員を募集します」で、かなりインパクトの強いメッセージになっています。

さらに、トゥモローゲート株式会社のビジョンは「世界一変わった会社で、世界一変わった社員と、世界一変わった仕事を創る。」です。採用メッセージとの一貫性が保たれており、企業のブランディングが根強いことがわかります。

大和ライフネクスト株式会社

大和ライフネクスト株式会社は、建物管理サービスやオフィス移転、引越しサポートなどの街や暮らしに関するサービスを幅広く展開する会社です。

採用キャッチコピーは『「    」、ツケていこうぜ。』で、括弧のなかに入る自分らしさを見つけて、自分だけの「格好」をつけていこうという意味があります。メッセージとしてインパクトがあり求職者の興味を引きつやすい点や、メッセージ性にも捻りがあることがポイントです。

明治ホールディングス株式会社

明治ホールディングス株式会社は、健康食品の開発・提供する事業を展開する会社です。昨今、人々の健康意識が高まってきており、食品業界における健康への取り組みも加速しています。

明治ホールディングス株式会社の採用キャッチコピーは「健康にアイデアを」です。食品や医療などの健康領域で100年以上携わってきた会社として、文言自体はシンプルではありますが、今後も積極的に取り組む姿勢が伝わってくるメッセージになっています。

トヨタ自動車株式会社

トヨタ自動車株式会社は国内でもトップクラスの自動車メーカーです。採用のキャッチコピーは「さあ、ともにつくろう。地球史上、類を見ない社会を。」で、一見すると車とは関係のないメッセージのように見えるかもしれません。

しかし、環境問題や暮らし方の変化により、自動車メーカーは車以外のものを作る役割を担うようになり始めたという背景があります。そのため、トヨタ自動車株式会社も新しい社会への挑戦的な姿勢であることを伝えるようなメッセージとなっているのです。

凸版印刷株式会社

凸版株式会社は印刷技術を強みとして発展した企業で、現在は印刷から事業を拡大させていき情報テクノロジーの推進にも力をいれています。採用のキャッチコピーは「可能性を絞るには、早すぎる。」です。

テクノロジーの進化により紙媒体のものはディスプレイに変換されるようになり、印刷業は衰退していく一方でした。しかし、そんな背景がありながらも、凸版株式会社は印刷に限らず新しい技術を取り入れる姿勢がキャッチコピーで表されています。また、これから仕事に取り組む学生へのエールとも受けとれるでしょう。

株式会社ノジマ

株式会社ノジマは、首都圏を中心に展開する大手家電量販店の一つです。仕事を「お客様に喜ばれるための挑戦」として定義しており、マニュアルに捉われず主体的かつ挑戦的に行動する人を求めています。

採用キャッチコピーは「前例のない挑戦を、前例のないやり方で。」です。まさに求める人物像を表しており、さらにそれを後押しするチャレンジな会社であることが伝わるコピーです。

株式会社タカラトミー

大手玩具メーカーである株式会社タカラトミーの採用キャッチコピーは、「アソビで世界はもっと良くなる」です。

これまで玩具を中心に事業を展開してきましたが、主要市場である日本の少子化やDX市場の拡大によって、今後はさまざまなアソビを中心としてグローバルに事業を展開することを目指しています。

そのため、シンプルだけれども会社の目指す姿が表されているメッセージ性の強いキャッチコピーです。

株式会社ニトリ

株式会社ニトリは、家具の製造から販売までを一貫して手がける会社です。採用のキャッチコピーは「君の夢は、君を創る」となっており、これからの若い世代がもっと夢を見てほしいという思いが込められています。

そのため、会社や製品をイメージさせるような言葉をあえて使っていません。若者に宛てたメッセージのみにすることで、若者の夢とキャリアに真正面から向き合う姿勢が伝わる良いキャッチコピーです。

まとめ

採用サイトを制作する理由とその重要性、さらに効果的なキャッチコピーの作成について詳しく解説しました。採用サイトは、企業の魅力を伝え、適切な人材を引きつけるために作りましょう。

また、キャッチコピーは企業の個性を表現したり、求職者に興味関心をもたせ記憶に残るメッセージを伝えるための重要な要素です。これらの点を踏まえ、効果的な採用サイトの制作と運用をおこなうことで、企業は優秀な人材を確保することができるでしょう。

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著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。