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Update: 2024/7/13

Googleのインデックスとは?基本や登録スピードを速くするポイントを解説

Googleインデックスとは何か、疑問に感じている方は多いのではないでしょうか。Googleのインデックスとは、GoogleがWebページを発見し、データベースに登録する工程のことです。インデックスされたページは、Googleの検索結果に表示される可能性があります。

Webサイトで集客を実現したいのであれば、その仕組みや、インデックスされるタイミングなど、知っておかなければならないことは多いです。

  • Googleインデックスとは何かが分からない人
  • Googleでのサイトの可視性を高めたい人
  • インデックス登録のスピードを速めたい人

そこで、今回はGoogleインデックスとは何かを詳しく解説していきます。

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Googleインデックスとは

さっそく、ここではGoogleのインデックスの基本から解説していきます。仕組みやインデックスのタイミングなどについて理解を深めていきましょう。

Googleインデックスの仕組み

Googleインデックスの仕組みは、まずGooglebotという自動化されたプログラムがWeb上を巡回することから始まります。GooglebotはWebページのリンクをたどり、新しいページや更新されたページを発見します。

これをクロールと呼びます。クロールが完了すると、次にページの内容を分析します。この過程で、テキスト、画像、動画などのコンテンツが解析され、Googleのインデックスに追加されます。

インデックスに追加されたページは、Googleのデータベースに保存され、ユーザーが検索をおこなった際に関連性の高い結果として表示されます。インデックスの品質に関する評価は、ページの内容の独自性や関連性、リンク構造などで判断されるのが基本です。

また、モバイルでも見やすいこと、ページの読み込み速度が早いことなども評価基準に含まれます。評価基準を満たしているサイトほど、インデックスの優先順位が高くなり、検索結果に表示される可能性が高くなります。

インデックスされるタイミング

コンテンツがGoogleにインデックスされるタイミングは、さまざまな要因によって決まります。具体的な例を挙げると次の通りです。

Googlebotがサイトをクロールする頻度
クロールの頻度は、サイトの更新頻度や重要度によって異なります。たとえば、ニュースサイトやブログのように頻繁に更新されるサイトは、より頻繁にクロールされる傾向にあります。一方で、更新頻度の低いサイトは、クロールの間隔が長くなることがあるのです。

クロール頻度特徴
クロールされる頻度が高いサイトの特徴・サイトの更新頻度が高い
・流入ユーザーが多く人気も高い
・定期的にコンテンツの品質を改善している
・サーバーの応答が適切
・サイト内が回遊しやすい構造になっている
クロールされる頻度が低いサイトの特徴・サイトの更新頻度が低い
・ユーザーの流入が少ない
・コンテンツを公開した後はそのまま放置している
・サーバーの応答に問題が生じている
・独立したページがあったり、紐づけされていないページがあったりする

また、サイトの構造やリンクの質もインデックスされるタイミングに影響を与えます。内部リンクが適切に設定されているサイトや、高品質な外部リンクが多くあるサイトは、Googlebotが効率的にクロールしやすいのが特徴です。そのため、インデックスされる速度が速くなります。

さらに、XMLサイトマップを作成してGoogle Search Consoleに提出することで、Googleに新しいページの存在を迅速に知らせることもできます。

なお、インデックスされるページがガイドラインに準拠していることも、インデックスのタイミングに影響します。スパム行為や不正なSEO対策がおこなわれているページは、インデックスから除外される可能性があります。

そのため、GoogleのWebマスターガイドラインを遵守し、ユーザーにとって有益なコンテンツを提供することが重要です。これにより、ページが迅速にインデックスされ、検索結果に表示されやすくなるでしょう。

Googleでインデックスされない?その原因と解決策

WebサイトのページがGoogleでインデックスされないことは、サイト管理者にとって重大な問題です。インデックスされなければ、検索結果に表示されることもなく、ユーザーにアクセスされる機会も失われてしまいます。

ここからは、Googleでインデックスされない原因とその解決策について詳しく説明していきます。

原因

Googleでインデックスされない原因はさまざまですが、主に以下のような要因が考えられます。それぞれの原因について理解し、適切な対策を講じていきましょう。

ページの重複

ページの重複は、Googleがインデックスを避ける主な原因の一つです。複数のページが同じ内容を持つ場合、Googleはそれらを重複コンテンツと認識し、どのページをインデックスするかを選択します。この際、一部のページがインデックスから除外されることがあります。

重複ページを避けるためには、まず、Canonicalタグを使用して、主要なページを指定します。これにより、Googleはどのページをインデックスするべきかを明確に理解できるでしょう。また、内部リンクの最適化や、サイト全体の構造を見直すことで、重複ページの発生を防ぐことが可能です。

品質の低いコンテンツの生成

品質の低いコンテンツは、Googleがインデックスを避けるもう一つの重要な原因です。

品質が低いとされるコンテンツの特徴は次の通りです。

品質が低いと判断されるコンテンツの特徴
  • 自動生成されたコンテンツ
  • 他サイトからのコピーコンテンツ
  • 内容が薄いコンテンツ
  • 他サイトよりも情報が少ないコンテンツ

質の低いコンテンツは、サイト全体の評価を下げる要因でもあるため注意が必要です。品質の高いコンテンツを作成するためにも、オリジナルで価値のある情報を提供しましょう。ユーザーのニーズに応える内容や、専門知識を生かした記事を作成してください。

また、コンテンツの長さや深さにも注意を払い、しっかりとした構成と豊富な情報を提供することで、Googleに高く評価されるコンテンツを作り出すことができます。

noindexになってしまっている

また、ページが「noindex」タグによってインデックスされない設定になっていることも原因の一つです。noindexタグは、特定のページをGoogleのインデックスから除外するために使用されますが、誤って重要なページに設定されてしまうことがあります。

これにより、意図せずページがインデックスされない状況が発生します。これらを予防するためには、noindexタグの設定を確認し、必要なページがインデックスされるように修正することが必要です。まず、HTMLソースコードやCMSの設定を確認し、noindexタグが不要なページに設定されていないかをチェックしましょう。

また、Google Search Consoleを使用して、インデックスされていないページを特定し、その原因を調査します。noindexタグが原因であれば、タグを削除し、再度インデックスをリクエストすることで、問題を解決することができます。

以上のように、Googleでインデックスされない原因は複数ありますが、適切な対策を講じることで原因を追求することが可能になるでしょう。定期的にサイトの状況をチェックし、必要な修正をおこなうことで、インデックスの問題を防ぎ、検索結果に表示される機会を増やすことにもつながります。

解決策

Googleでインデックスされない問題を解決するためには、具体的な対策を講じることが重要です。

ここでは、

  • インデックス登録を申請する方法
  • noindexタグを外す方法
  • コンテンツの内容を修正する方法

の3つについて詳しく説明します。

インデックス登録を申請する

インデックスされていないページについては、Googleに対してインデックス登録を申請することが有効です。この手順をおこなうことで、Googleのクローラーがページを再度クロールし、インデックスに登録される可能性が高まります。

Google Search Consoleを使用してインデックス登録を申請する手順は以下の通りです。

インデックス登録の申請方法
  1. Google Search Consoleにログインする
  2. 対象となるWebサイトを選択する
  3. 「URL検査ツール」をクリックする
  4. インデックス登録を申請したいページのURLを入力する
  5. インデックス登録リクエストのボタンを押す

上記の手順を定期的におこない、サイトのインデックス状況を確認することが重要です。特に新しいページや修正したページについては、インデックス登録をリクエストすることで、Googleの検索結果に迅速に反映させることができます。

noindexを外す

ページがnoindexタグによってインデックスされていない場合、そのタグを外す必要があります。本来、noindexタグは、特定のページをGoogleのインデックスから除外するためのものです。この問題を解決するためには、noindexタグを削除し、ページを再度インデックスするように設定します。

noindexを外す方法
  1. HTMLソースコードやCMSの設定を確認する
  2. noindexタグが含まれているかを確認する
  3. noindexタグが見つかった場合、そのタグを削除する
  4. Google Search Consoleを使用して、インデックス登録を再度リクエストする

noindexを外し、再度インデックス登録リクエストをすることで、Googleのクローラーが該当ページを再度クロールし、インデックスされるようになります。

また、サイト全体の設定を見直し、重要なページがnoindexにならないように注意することも重要です。これにより、意図せずインデックスから除外されるページを防ぐことができます。

コンテンツの内容を修正する

品質の低いコンテンツや重複コンテンツが原因でインデックスされていない場合、コンテンツの内容を修正する必要があります。Googleはユーザーに価値のある情報を提供することを重視しており、質の低いコンテンツはインデックスの除外対象です。

コンテンツの品質を高めるためのチェックポイント
  • オリジナルの情報を盛り込む
  • 不足している情報がないように網羅していく
  • 他サイトからのコピーコンテンツは削除・修正する
  • 具体的、かつ詳細な情報を提供する
  • 内部リンクの最適化をおこなう
  • メタデータの見直しを行う

上位サイトの模倣記事や独自性の薄い記事については、インデックスされづらいこともあります。自社ならではの情報などを挿入し、記事をリライトしましょう。

Googleのインデックスをつきやすくする方法

Googleのインデックスにサイトを登録することで、検索エンジンで表示されやすくなります。結果的に、ユーザーのアクセスを増やすことにつながるため重要です。ここでは、Googleのインデックスをつきやすくする具体的な方法について説明します。

サイトマップを作成し送信する

サイトマップは、Webサイト内のすべてのページをリスト化したファイルで、Googleのクローラビリティを高めるのに非常に有用です。サイトマップを作成し、Google Search Consoleを通じて送信することで、Googleがサイト全体を効率的にクロールし、インデックスしやすくなります。

そのために必要なのが、サイトマップの作成です。CMS(コンテンツ管理システム)の多くは、サイトマップを自動生成するプラグインがあるため簡単に作成できます。

たとえば、WordPressでは「Google XML Sitemaps」や「Yoast SEO」などのプラグインを使用できます。これらのツールを使用してサイトマップを作成し、サイトのルートディレクトリにアップロードしましょう。

次に、Google Search Consoleにログインし、サイトマップを送信します。まず、Search Consoleのダッシュボードで「サイトマップ」を選択してください。その後、「新しいサイトマップの追加」ボックスにサイトマップのURLを入力して「送信」ボタンをクリックします。

これにより、Googleのクローラーがサイト全体を効率的にクロールし、インデックス登録を促すことが可能です。

サイト内の内部リンクを張り巡らせる

内部リンクは、Webサイト内のページ同士をつなぐリンクのことです。効果的な内部リンク構造を構築することで、Googleのクローラーがサイト内をスムーズに移動できるようになります。そのため、すべてのページを見つけてインデックスしやすくなるといったメリットがあるのです。

内部リンクを設置するには、関連するページ同士をリンクさせることが重要です。たとえば、ブログ記事内で関連性のある記事や同カテゴリページへのリンクを追加します。これにより、クローラーが関連コンテンツを簡単に見つけ、クロールすることができます。

また、サイトのナビゲーションメニューやフッターにも内部リンクを配置し、主要なページへのアクセスを容易にします。

内部リンクを適切に配置することで、ユーザーの利便性も向上します。ユーザーが興味のある関連コンテンツを簡単に見つけられるようになり、滞在時間やページビューの増加にもつながります。これにより、Googleの評価も向上し、インデックスのスピードが速くなるでしょう。

ページネーションを実装する

ページネーションとは、長いコンテンツやリストを複数のページに分割して表示する方法です。これにより、ユーザーがコンテンツをより簡単にナビゲートできるだけでなく、Googleのクローラーがすべてのページを効率的にクロールしやすくなります。

ページネーションを実装する際には、「rel="next"」および「rel="prev"」タグを使用してください。適切にタグを使用することで、ページ間の関係をGoogleに伝えることができます。これにより、Googleはページが連続していることを理解し、正しくクロールしてインデックスに登録します。

さらに、ページネーションが実装されたページには、ユーザーにとって分かりやすいナビゲーションリンクを設置することも重要です。「前のページ」「次のページ」やページ番号のリンクを追加することで、ユーザーが簡単に次のページに移動できるようにします。これにより、ユーザーの利便性が向上し、Googleのクロール効率も高まります。

まとめ

GoogleのインデックスにWebサイトを効果的に登録することは、検索エンジンで表示されやすくなるためにも重要です。とくに、Webサイトで集客したい場合は、ユーザーのアクセスを増やすためにもインデックス登録は必須といえます。

THINkBALでは、インデックス登録に悩んでいる企業や、Webでの集客に悩んでいる方へ向けて、効果の出るWeb制作・運用などのサービスを提供しています。費用対効果の高いWebサイトを作るためにも、ぜひ一度THINkBALにご相談ください。

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著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。