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コンテンツマーケティング
Update: 2024/7/19

コンテンツマーケティングの記事代行で依頼できることや成功事例を紹介

コンテンツマーケティングの担当者のなかには、社内のリソースが取れなくて記事代行業者を利用したい人も多いのではないでしょうか。リソースを確保できない場合、記事代行を依頼することで効率的にコンテンツマーケティングを進められるようになります。

  • 社内にプロのライターがいない企業の担当者
  • 記事代行業者に初めて依頼する企業
  • どんな記事代行業者が良いかわからない企業

この記事では、コンテンツマーケティングにおける記事代行のメリットについて紹介します。また、依頼範囲や選定ポイントについても触れています。これからコンテンツマーケティングを始めようとしている方や、記事代行を検討している担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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コンテンツマーケティングで記事代行をするメリット

コンテンツマーケティングで記事代行をおこなうメリットは3つあります。

記事代行のメリット3つ
  • 低コストで大量のコンテンツ作成が可能
  • 専門性の高いコンテンツ作成が可能
  • 社内リソースを他業務に割ける

これらのメリットを理解することで、自社に記事代行が必要かどうか判断できるようになるでしょう。ここからは、それぞれのメリットについて解説します。

低コストで大量のコンテンツ作成が可能

代行サービスによっては、コストをあまりかけず大量のコンテンツを作成することができます。とくにクラウドソーシングを利用すると、社内でコンテンツを作成するよりも安く作成することができるでしょう。

クラウドソーシングとは、インターネット上で業務を発注できるサービスのことです。クラウドソーシングで受注するワーカーは個人が多いため、会社に依頼するよりも安く依頼できます。基本的には発注側が金額を提示できるので、予算内で作成しやすいのがメリットです。

専門性の高いコンテンツ作成が可能

記事代行サービスを利用すると、専門性の高いコンテンツを作成できます。制作会社に勤めているライターやつながりのあるライターには、得意分野や専門分野があります。また、ライターによっては過去の職歴など、自らの経験を反映した記事を作成してくれます。

そして制作会社のディレクターが内容をチェックして納品してくれるので、専門性の高いコンテンツを作成できるのです。そのため、社内にノウハウがない場合や専門分野外のコンテンツになる場合は、記事代行をおこなうといいでしょう。

社内リソースを他業務に割ける

記事代行サービスを利用することで、社内リソースを他業務に割けるというメリットがあります。コンテンツマーケティングの担当者には、コンテンツ作成以外にもさまざまな業務があります。

もしコンテンツ作成の負担が大きくなってしまったら、本業に集中できなくなってしまうでしょう。このような状態が続いてしまうと、そもそもオウンドメディアの運営が続きません。

コンテンツマーケティングを長く続けていくためにも、継続可能な運用体制を作っていくことが大切です。リソースを確保できない場合は、記事代行サービスを利用すると解決できるでしょう。

コンテンツマーケティングの記事代行で依頼できること 

記事代行では、さまざまなサービスを依頼できます。なかでもコンテンツマーケティングの場合、以下のようなサービスが便利です。

記事代行でなにを依頼できる?
  • コンテンツの企画提案
  • 記事構成の作成
  • コンテンツ内容に関する取材やインタビュー
  • 記事の執筆やリライト
  • コンテンツ内画像の作成
  • SEOマーケティング

コンテンツマーケティングではすべてのサービスを無理に利用する必要はありません。成長段階や予算に応じて部分的に利用することも可能です。自社で行えることは社内で進め、それ以外の作業を代行会社に依頼すれば、効率的に進められるでしょう。

ここからは、それぞれのサービスについて紹介していきます。

コンテンツの企画提案

記事代行サービスでは、コンテンツの企画を提案してもらえます。企業によっては、そもそもどんなコンテンツを作成すればいいのか方針が決まっていない場合があるでしょう。とくにこれまでコンテンツマーケティングをおこなっていなかった担当者の場合、企画立案の方法が分からないかもしれません。

そこで記事代行サービスでは、どんなコンテンツにするか提案してくれます。コンテンツマーケティングのターゲットについてリサーチし、ターゲットがどんなキーワードで検索しているかを洗い出します。こうした情報をもとに企画を考えるのです。

企画を提案してもらうことで、コンテンツマーケティングの進め方や企画の考え方を身に着けられるでしょう。

記事構成の作成

記事代行サービスでは、記事構成を作成することもできます。記事構成とは構成案とも呼ばれ、いわばコンテンツの設計図のようなものです。記事構成を作っておくことで、方向性がぶれることなくライティングを進めることができます。

構成案ではコンテンツのタイトルや見出しを考えていくのですが、これらにはSEOの知識も必要です。もしこうした知見がない場合は、記事構成を作成してもらうことをおすすめします。

場合によっては、記事構成だけ作成してもらい、執筆は社内でおこなうという利用方法も可能です。予算が確保できない場合や、自社の考え方などをくわしく盛り込みたいという場合には有効な方法です。

コンテンツ内容に関する取材やインタビュー

コンテンツに関する取材やインタビューを任せることもできます。取材やインタビューは時間がかかる作業になるので、社内の人材では回せないこともあるでしょう。そこで代行サービスに依頼することで、効率よく進めることができます。

また、ライターのなかには取材やインタビューが得意な人もいます。対面で情報を引き出していくには、それなりのスキルが必要になるので、プロに依頼するほうがよりよいコンテンツを作れることもあるのです。あわせて写真の撮影なども依頼できることもあるので、大変便利です。

記事の執筆やリライト

記事の執筆やリライトを依頼できます。記事の執筆はライターの専門分野なので、読みやすく分かりやすい文章を作成してくれます。またキャッチコピーを考えてくれる場合もあり、よりユーザーに刺さりやすいコンテンツになるでしょう。

もしすでに公開済みのコンテンツをより良いものにしたいなら、リライトを依頼できます。リライトでは見出しを追加したり、見出しをそのままにしてテキストの一部を書き換えたりします。また、場合によってはURLだけそのまま残し、コンテンツをすべて入れ替えることもあります。

リライトをおこなうことでURLを引き継いだり、コンテンツのボリュームを増やせたりするメリットがあります。記事は削除したくないものの、中身を変えたいというときに有効です。

記事の書き方については下記の記事にて詳しく紹介しておりますので、あわせてご覧ください。

コンテンツ内画像の作成

コンテンツ内の画像を作成してもらうことも可能です。コンテンツによっては、イメージ画像を用いる場合があります。イメージ画像はフリー素材を活用することもできますが、場合によってはイメージに当てはまる画像が見つからないこともあるでしょう。

また、キービジュアルのような画像はコンテンツにとって重要です。その理由は、キービジュアルによってユーザーが読むかどうかを判断することがあるからです。コンテンツは読むまでは内容が分からないので、見た目で判断するほかありません。こうした特徴から、キービジュアルのような画像は重要な役割を果たしているのです。

プロのデザイナーに依頼することで、イメージに近い画像を挿入できるようになります。画像が見つからない場合やイラストを用いたい場合などは、画像制作を依頼するといいでしょう。

SEOマーケティング

コンテンツマーケティングに欠かせないSEO対策を依頼することも可能です。SEOは「検索エンジン最適化」とも呼ばれ、検索結果の上位に表示させるのに必要な施策です。SEOをおこなうことで、より多くのユーザーに読んでもらえるようになります。

ただし、SEOの難点はすぐに結果を出すことができないことです。テキストや教本のとおりに施策をおこなっても結果が現れず、焦ってしまうこともあるでしょう。その結果、さまざまな施策に手を出してしまい、方針が定まらないということも珍しくありません。

このように、SEOはノウハウが必要であり、その場で得た知識では対応できないシチュエーションが多いです。そこでプロに依頼することで、問題を発見し、改善策を提案してもらえるようになります。悩んでいる時間があれば、プロに依頼したほうが早く結果を出せるでしょう。

こうした特徴から、多くの企業ではSEOマーケティングをプロの制作会社に依頼しています。担当者とのやり取りのなかでSEOについて学ぶこともできるので、初心者の方にはおすすめです。

コンテンツマーケティングの記事代行会社の選び方

記事代行会社を選ぶ際は、4つのステップで見つけていきます。

記事代行会社を選ぶときの4ステップ
  • 発注料金から比較検討
  • コンテンツの方針に合った専門性があるか確認
  • 制作物の質が十分にあるか確認
  • SEO対策可能な代行会社を選ぶ

この方法を取り入れることで、自社のコンテンツマーケティングに適した制作会社を見つけることができるでしょう。慎重に代行会社を選ぶことで、失敗を回避することができます。ここからは、それぞれの手順について解説していきます。

発注料金から比較検討

初めに、発注料金から記事代行会社を比較していきましょう。予算に見合った代行会社を選ばないとオウンドメディアの運用自体を続けられないので、料金設定は重要です。

とはいえ、安ければいいという理由だけで決めてしまうのも良くありません。予算内では抑えられるかも知れませんが、質の高い記事を納品してくれないかもしれません。するとユーザーに満足してもらえなくなるでしょう。

こうした点を考慮して、発注料金を比較する際は「予算に見合っているか?」「安すぎはしないか?」といった2つの視点で見ていくといいでしょう。

記事代行サービスの料金の目安は以下のとおりです。

各種サービス金額
構成案作成1本あたり5,000円〜10,000円程度
ライティング1文字3円~
イラスト作成1枚あたり500円〜5,000円程度
入稿作業1本あたり1,500円〜3,000円程度
監修10,000円〜

コンテンツの方針に合った専門性があるか確認

依頼する代行会社にコンテンツの方針に沿った専門性があるかどうか確認しましょう。依頼したいコンテンツの専門分野に特化したライターがいると、クオリティの高いコンテンツを期待できます。代行会社によってはホームページで専門分野を紹介しているので、チェックしてみてください。もし掲載していない場合は、直接問い合わせてもいいでしょう。

また、監修を依頼するなど、専門家にチェックしてもらいたい場合は、必ず専門分野とマッチしているのか確認が必要です。

制作物の質が十分にあるか確認

クオリティの高いコンテンツを制作してくれるのか確認することも必要です。そのためには、代行会社の実績を提示してもらいましょう。具体的にどの記事を執筆したのか、URLやドキュメントファイルを共有してもらえるとスムーズです。できれば分野が似ているコンテンツを確認するといいでしょう。

また、ディレクターがいるのかどうか、締め切りを守れるのかといった運用体制を確認するのも大切です。ディレクターはコンテンツの制作スケジュールを管理する重要な役割をになっています。もしディレクターが不足しているなどで運用体制が整っていないと、コンテンツの内容以前に納期を守ってくれなかったり、レギュレーションを守ってくれなかったりします。最悪の場合は、トラブルに発展することもあるでしょう。

こうしたトラブルを避けるためにも、連絡をこまめに取ってくれる制作会社を選ぶようにしてください。すぐに連絡をくれない代行会社は、トラブルに発展しやすいです。

SEO対策可能な代行会社を選ぶ

SEOを行えるかどうかも確認しておきましょう。SEOはユーザーがコンテンツを見つけてくれるかどうかに直結する重要な施策です。コンテンツマーケティングではSEOなくして集客は難しいでしょう。いくらコンテンツの内容が良くても、効果を発揮するコンテンツにはなりません。

そこで代行会社を選ぶ段階で、SEOをおこなえるかもチェックしてみてください。代行会社のホームページでは、SEOの実績を掲載している場合があります。キーワードごとに順位を掲載しているので、似たような分野で上位を獲得しているかチェックすると分かりやすいです。

コンテンツマーケティングの記事代行を利用して成功した事例3選

最後に、コンテンツマーケティングで記事代行を利用して成功した事例を紹介します。

記事代行で成功した事例
  • ゼロからはじめるクレジットカード(三井住友カード株式会社)
  • VERY(株式会社光文社)
  • Lidea(ライオン株式会社)

成功事例を参考にすることで、記事代行を取り入れるかどうか判断できるでしょう。ここからは、3つの事例をご紹介します。

ゼロからはじめるクレジットカード(三井住友カード株式会社)

三井住友カード株式会社では、「ゼロからはじめるクレジットカード」というオウンドメディアを運営しています。このサイトではクレジットカードのお得な作り方や作り方を中心としたコンテンツを発信しています。

こちらの事例は、ナイル株式会社によって社内で運用できるよう体制もサポートしながら構築をおこないました。集客施策やコンテンツ作成、施策の立案などポジションごとにノウハウのある担当者を付けることで、育成に成功しています。

このように、記事代行サービスを利用することで、社内体制を整えることもできます。そもそも運用方法が分からないという場合でも、コンテンツマーケティングをおこないながら学ぶことができるのです。

VERY(株式会社光文社)

VERY
出典:VERY

株式会社光文社には「VERY」というオウンドメディアがあります。これは働く女性や子育てをする女性をターゲットに、ファッションやライフスタイルに関する情報を発信していくサイトです。

VERYにはターゲットが検索するキーワードを見極められていないといった課題がありました。雑誌もオウンドメディアもコンテンツを作成するという点では共通していますが、集客の方法が異なっています。そのため、コンテンツの内容が充実していたとしても、ユーザーに発見してもらえないのです。

そこでナイル株式会社が記事代行サービスでテコ入れをおこない、ターゲット層が検索するキーワードや競合サイトの動きを調査しました。こうした働きかけにより、PV数の向上に成功しました。

記事代行サービスでは、課題を発見し、改善案の提案をおこないます。そのため、自社で課題が見つかっていない場合や、何をしたらいいのか分からない場合に突破口を見つけるきっかけになります。

Lidea(ライオン株式会社)

Lidea
出典:Lidea

ライオン株式会社では、「Lidea」というオウンドメディアを運営しています。Lideaではライオン製品の開発ストーリーや生活への考え方などを発信しています。

Lideaでは記事代行サービスを利用することで、自然検索数が2倍に増加しました。なかでも「大根 冷凍」「洗濯表示」などといった生活に関するキーワードからの流入が多く、ライオン製品ともマッチしています。

当初は社内にSEOのノウハウがあるメンバーがいなかったそうなのですが、ナイル株式会社による記事代行サービスを通じてSEOを学び、効果のあるコンテンツを立案できるようになりました。

この事例のように、記事代行サービスを利用することでSEO効果を発揮できます。また社内に知見のある人材がいなくても、育てていくことが可能です。

まとめ

この記事では、コンテンツマーケティングにおける記事代行のメリットについて紹介していきました。社内でリソースを確保できない場合に、記事代行サービスを利用すると効率的にマーケティングを行えるようになります。

記事代行業者を選ぶ際は以下のように選んでいきましょう。

この記事のまとめ
  • 発注料金から比較検討
  • コンテンツの方針に合った専門性があるか確認
  • 制作物の質が十分にあるか確認
  • SEO対策可能な代行会社を選ぶ

このような方法で選ぶことで、自社の目的に沿った代行業者を見つけられるでしょう。これからコンテンツマーケティングをおこなう担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。