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Update: 2023/12/7

コーポレートサイトで入れたい「自社の強み」の書き方

集客や販促の視点からも重要であるといえる「コーポレートサイト」は、現代の企業にとって必須の存在となりつつあります。スマートフォンやパソコン、タブレットなどで簡単に情報収集ができる今、ユーザーへの有益な情報発信のためにも欠かせません。

とはいえ、単純に企業の情報を淡々と述べれば良いというものでもないのが事実です。ユーザーにアピールができるような「強み」を取り入れることが必要です。そこで、今回はコーポレートサイトの役割や、企業の強みを取り入れたほうが良い理由などについて解説します。

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コーポレートサイトの役割

コーポレートサイトは、企業の「顔」ともいえる存在であり、顧客や見込み顧客などに対するの情報発信の場です。コーポレートサイトへの訪問者に対して企業の理念、サービス、製品、企業文化などを伝える重要なツールとして活用できます。

コーポレートサイトは、リアルタイムでの情報更新が可能なため、最新のニュースやお知らせを速やかに発信できるのも特長です。

さらに、採用情報の提供や問い合わせフォームの設置など、取り入れる要素次第で、多様なコミュニケーションの場としても利用できます。

コーポレートサイトが、具体的にどのような役割を担うのか、詳しく解説していきます。

自社のブランディングやマーケティングが可能

コーポレートサイトの役割として、まず挙げられるのが、ブランディングやマーケティングです。コーポレートサイト上での情報提供やデザイン、UI/UXなどを工夫することで、企業のイメージやブランド価値を向上できます。

特に、競合他社との差別化を図るためのストーリーテリングやコンテンツ戦略は、訪問者の心に残る印象を与え、信頼感や認知度を向上させます。

また、マーケティング活動と連動させることで、新製品のプロモーションやキャンペーンの告知など、さまざまな販促活動を効果的に展開することが可能です。

コーポレートサイトのブランディングについてはこちらの記事でも解説しています。

ユーザーが欲している情報をスピーディに提供できる

ユーザーが求める情報を発信することは、コーポレートサイトの役割の一つです。現代の情報社会では、ユーザーは欲しい情報を求めてインターネットを活用しています。

コーポレートサイトの役割の一つは、ユーザーのニーズに応え、求められる情報をスピーディに提供することです。良質なコーポレートサイトは、サイト構造やデザイン、ナビゲーションを工夫されていることが多く、ユーザーが探している情報に迅速にアクセスできる環境が整っています。

たとえば、製品情報やサービスの詳細、サポートやお問い合わせの方法など、一般的にアクセスが多いコンテンツはトップページやメニューからすぐにアクセスできる位置に配置すると良いでしょう。

また、内部の検索機能を最適化し、ユーザーが直感的に情報を検索できるようにすることも重要です。ユーザー目線の設計を徹底することで、訪問者が効率的に情報を得ることができ、サイトのユーザビリティ向上を期待できます。結果的にユーザーの信頼や満足度も高まるでしょう。

問い合わせフォームより見込み客を獲得できる

コーポレートサイトの情報は多様かつ豊富であるものの、特に重要な役割が「問い合わせフォーム」です。問い合わせフォームは、サイト訪問者が興味を持った際や、サービスや商品に関する詳細を知りたいときに直接企業にコンタクトをとるための窓口です。

問い合わせフォームを通じての問い合わせは、一般的な情報提供を超えた具体的な興味やニーズを持つ見込み客からのものであることが多いため、商談の確率が高まります。

また、フォームを通じて収集した情報は、後のマーケティング活動やフォローアップのための大切なデータにもなります。しかし、問い合わせフォームは単に設置するだけでは効果を発揮しません。訪問者がスムーズに入力できるデザイン、必要な情報のみを要求するシンプルな内容、そしてプライバシーポリシーに基づいた安全な情報取扱いが求められます。

上記の工夫を凝らすことで、ユーザーは安心して問い合わせやすく、なおかつ企業は効果的に見込み客を獲得することができるのです。

求職者へ自社の魅力をアピールできる

コーポレートサイトは、商品やサービスの情報提供だけでなく、企業の文化や働く環境、ビジョンやミッションを伝えるツールとしての役割も担っています。自社の魅力についての情報は、求職活動中の人々にとって価値があるもので、応募先を選ぶ際の参考にしてもらえます。

実際、自社の魅力や強み、独自の働き方、チームの雰囲気や実際の社員の声をサイト上で伝えることで、求職者は企業の文化や環境に魅力を見出します。オフィスの写真やイベントの様子、社員のインタビューなども掲載することで、より具体的に職場の雰囲気を発信でき、応募率の向上を期待できるでしょう。

コーポレートサイトに入れたい項目

コーポレートサイトは、企業の顔であり、ユーザーに自社について知ってもらうためのツールです。

だからこそ、訪問者に企業の価値観やサービス、製品の特徴などを正確に伝えるために、公開する項目を適切に選定する必要があります。コーポレートサイトの項目の基本となるのは、企業の歴史やビジョン、ミッション、そして具体的なサービスや製品の情報などです。

ほかにも、採用情報や最新のニュース、問い合わせフォームなど、ユーザーが求める情報をわかりやすく提供するセクションの構築が求められます。

ここでは、それぞれの項目の詳細について、詳しく紹介します。

企業理念・自社の強み

コーポレートサイトに取り入れたい項目として、まず挙げられるのが企業理念や自社の強みなどです。

企業理念は、その企業がどのような価値観を持ち、どのような目的で事業をおこなっているのかを示すものです。明確に伝えることで、訪問者が企業の魅力や信頼性を感じ、製品やサービスの購入・利用に至るチャンスを高めます。

また、自社の強みや独自性を強調することで、競合他社との差別化につながります。自社の強み・独自性は、テキストだけでなく、映像やインフォグラフィックスを用いてビジュアルに訴える形で伝えると、よりインパクトがあり、ユーザーの印象に残りやすくなるでしょう。

商品・サービスの紹介

コーポレートサイトにおいて重要な項目が商品やサービスの紹介です。具体的な商品の特長や利点、サービスの内容や対象者、それに関連する顧客の声やケーススタディを掲載することで、ユーザーの理解を深められます。さらに、購入や問い合わせへの動機付けも促せるでしょう。

また、写真や動画などのビジュアルを使用するなど、直感的に商品やサービスの魅力を伝える工夫も必要です。

お問い合わせフォーム

コーポレートサイトにおける必要な項目の一つが、お問い合わせフォームです。お問い合わせフォームは、訪問者が企業と直接コミュニケーションをとるための重要なチャネルです。お問い合わせフォームを設置することで、製品やサービスに関する質問、見積もりの依頼、採用に関する質問など、ユーザー自身が要望や疑問を直接企業に伝えられます。

フォームの設計時には、ユーザビリティを重視し、入力項目をわかりやすくシンプルに保つことが必須です。また、プライバシーポリシーなどの情報保護に関する説明を明示することも忘れないようにしましょう。

自社の強みをコーポレートサイト内に入れた方が良い理由

コーポレートサイトは、企業の顔ともいえる存在です。訪問者は、その企業がどのような価値や特徴を持っているのかを知るために、サイトを訪れます。自社の強みや独自性を明確にサイト上で伝えることは、訪問者の印象に大きく影響し、信頼や興味を引き出す要素となります。

本項からは、自社の強みをコーポレートサイトに入れるべき理由について、詳しく解説していくため参考にしてみてください。

競合他者と差別化できる

コーポレートサイトに自社の強みを入れるべき理由が、競合他社との差別化につながることです。市場には多数の企業が存在し、自社と似たような商品やサービスを提供している場合が多いです。

多数の競合が存在する中で、自社の存在を際立たせ、顧客に選んでもらうためには、他社との違い、つまり「自社の強み」を明確にアピールする必要があります。

コーポレートサイト上で自社の強みや独自の価値を強調することで、競合他者との差別化を図ることができ、訪問者の記憶に残りやすくなるでしょう。

競合との差別化についてより詳しく知りたい人は、こちらの記事もご覧ください。

企業や社員の想いが伝わる

コーポレートサイトで自社の強みをアピールすることで、企業や社員の想い、ビジョン、ミッションが訪問者に伝わります。顧客は商品やサービスだけでなく、その背景にある企業の理念や文化、スタンスにも関心を持っている傾向にあるため、強みを入れるべき理由としては大きいでしょう。

特に、現代の消費者は企業の価値観や社会的な取り組みを重視する傾向にあるため、社員の声や取り組み事例を取り入れることで、深い信頼関係を築きやすくなります。

他ページへの導線となり得る

自社の強みや特徴をうまくコーポレートサイトに織り込むことで、訪問者の関心を引き付け、他のページへの誘導を促進できます。

たとえば、強みを紹介したページから、具体的な商品やサービスの詳細ページ、事例紹介、カスタマーレビューなどへのリンクを設置することで、サイト内の滞在時間の延長や情報探求を促すことにつながります。結果的に、サイトの利用体験が向上し、最終的なコンバージョンにもつながるチャンスが高まるでしょう。

売上や成果につながる

自社の強みをコーポレートサイトに取り入れる理由として、売上や成果につながることが挙げられます。自社の強みを明確にすることは、訪問者がサービスや商品に対する信頼を持つ要因となるものです。

サービスや商品への信頼感は、訪問者がアクションする際の後押しとなり、商品の購入やサービスの申し込みに直結することが多いです。

また、強みを明確に伝えることで、特定のニーズを持ったターゲット層の興味を引き付けることができ、高いコンバージョンを期待できます。

優れた人材を採用できる

企業の強みや魅力、文化を正確に伝えることは、人材採用の面でも大きな利点となります。求職者は、ただ給与や福利厚生だけでなく、企業のビジョンやカルチャー、成長性を重視する傾向が強まっています。

自社の強みをしっかりとアピールすることで、同じ価値観やビジョンを共有する優秀な人材を集めることにつながるでしょう。

効率の良いPRや営業が可能になる

自社の強みや特徴をコーポレートサイトで鮮明に伝えることは、PRや営業活動の際の強力な武器となります。新規のお客様や取引先に対して、自社の特色や他社との違いを簡潔に、伝える材料となります。

これにより、効率的なコミュニケーションが可能となり、新たなビジネスのチャンスを生み出しやすくなるでしょう。

自社の強みの書き方

自社の強みを伝える際、言葉だけでなく、具体的なデータや事例を用いることで説得力が向上します。また、ユーザーにとってわかりやすい形で伝えることも重要です。

具体的にどのようにして自社の強みを書けばいいのか、詳しく見ていきましょう。

数字やデータをもとに視覚化

自社の強みの書き方として、まず知っておきたいのが数字やデータを活用することです。

成果や実績を数字で示すことは、自社の強みを客観的に伝える手段となります。たとえば、満足度調査の結果や売上の成長率、取引先の数などの具体的な数字は企業の信頼性や実績を具体的にアピールできます。

さらに、上記の数字をグラフやチャートで可視化することで、一目でその実績や成果を理解してもらいやすくなります。視覚的に情報を伝えることで、より多くの人々の心に訴えかけることが可能です。

独自コンテンツで強みを訴求

自社の強みを書く際には、独自コンテンツの作成を検討しましょう。

独自のコンテンツを活用することで、自社の特色やユニークな価値を前面に押し出せます。たとえば、業界の専門知識をもとにしたオリジナルの記事や、自社製品の活用事例、独自の取り組みやイベント情報など、他の競合とは異なる情報を提供することで、ユーザーに強烈な印象を与えられます。

オリジナルコンテンツには他社には真似できない独自性があり、差別化を実現している部分を自社の強みとして訴求できます。

ユーザーの声を盛り込み信頼性を獲得

自社の強みの書き方として、実践したいのが、ユーザーの声を盛り込むことです。

実際のユーザーの声や体験談を取り入れることで、製品やサービスの実際の効果やメリットをリアルにアピールできます。

これにより、訪問者が「この企業のサービスを通してどのような体験を得られるのか」をイメージしやすくなるでしょう。また、実際のユーザーの声は、第三者の意見としての信頼性が高く、潜在的な顧客に対しても説得力を持って訴求できます。

強みを書く際に気を付けるポイント

強みを明確に伝えるためには、具体性と信頼性が必要です。一般的な表現や抽象的な言葉を避け、具体的な数字や事例、体験談を取り入れることで、説得力のあるコンテンツとなります。

また、自社の強みを伝える際には、顧客やターゲットとなる層のニーズや痛み点をしっかりと理解し、それに対する解決策やメリットを明確に示すことが重要です。

具体的にどのような点に気を付けたらいいのかを解説します。

問い合わせにつながる導線を設計すること

強みを書く際には、その先の導線も視野に入れて設計しましょう。

自社の強みを伝えた後は、ユーザーが次に行動しやすいような導線を意識的に作ることが必要です。具体的には、強みやサービス内容を紹介したページの下部もしくはサイドバーに、問い合わせボタンやフォームを配置するなど、目立つ位置にアクションを促すエリアを設定します。

適切に導線を設計することで、ユーザーの興味や関心が高まったタイミングでスムーズに問い合わせや資料請求などのアクションに移行することができ、リード獲得の機会を最大化できます。

商品・サービス・事業情報はこまめに更新すること

作成した自社の強みとの一貫性を保つためにも、商品やサービス、事業情報はこまめに更新しておきましょう。

Webサイトの情報は、訪問者にとっての第一印象となる大切な部分です。特に、商品やサービス、事業の内容に関する情報は、企業の最新の取り組みや方針を反映しておかなければなりません。

古い情報や誤った内容が掲載されていると、訪問者に不信感や混乱を与えるリスクがあります。また、最新の情報を提供することで、企業がアクティブに活動していることをアピールでき、訪問者の信頼を獲得できます。

そのため、定期的な情報のチェックと更新が必要となります。

自社の強みの調べ方

自社の強みを作成するにあたって、「ではどのように自社の強みを調べれば良いのか」と悩む方は少なくありません。自社の強みを明確にすることは、マーケティング戦略やブランディングの基盤となります。しかし、多くの企業は自分たちの真の強みや独自性を見失ってしまっていることが多いです。

本項からは、強みを調査・発掘するための効果的な方法を紹介します。

競合他社と比較する

自社の強みを調べる方法として、まず紹介するのが競合他社との比較です。

競合他社と比較し、自社との違いを見出したり、他社よりも優れている点などがあれば強みとしてアピールできる要素でしょう。

まず、同業界の主要な競合企業をリストアップし、それぞれの商品・サービスの特徴、価格、サポート内容、顧客の評価などを詳しく調査します。自社が競合他社と比較して優れている点や独自の取り組みを洗い出し、明確な強みや差別化のポイントを探してみましょう。

ユーザーの声を反映する

自社の強みについて漠然と疑問を感じているときには、ユーザーの声を反映させましょう。

企業の強みを理解する上で、実際のユーザーや顧客からの声は非常に貴重です。アンケートやフィードバックを通じて、製品やサービスに対する評価、要望、不満点などを収集しましょう。

収集したデータをもとに、顧客が実際に求めている価値や自社の独自性、さらなる改善点などを具体的に把握できます。ユーザーの声を真摯に受け止め、ビジネスやサービスへの反映を図ることで、強みを築くことにつながります。

マーケティングリサーチ会社を利用する

マーケティングリサーチ会社を利用することで、専門的かつ客観的な視点から自社の強みや市場のニーズを分析できます。リサーチ会社は、消費者の意識や行動、競合状況などのデータをもとにして、的確な分析や提案をおこなってくれます。

特に、自社のリソースやノウハウが限られている場合や、外部の視点を取り入れたいときには、マーケティングリサーチ会社の活用が効果的です。

コーポレートサイトの制作ならTHINkBALへ

コーポレートサイトは企業の顔ともいえる重要な存在です。大切なコーポレートサイトの制作を外部の専門企業に任せるのであれば、経験豊富で信頼できるパートナーを選ぶことが必須です。THINkBALは、これまでに中小企業から大手企業に至るまで、数多くのコーポレート制作における成功事例があります。

最新のデザイントレンドを取り入れながら、ユーザーエクスペリエンスを最優先に考え、訪問者が求める情報にすぐアクセスできるサイトの制作がTHINkBALの特徴です。コーポレートサイトの制作を検討している方は、一度お気軽にTHINkBALへご相談ください。

まとめ

コーポレートサイトは、企業のブランドや信頼性を伝える重要なツールです。その制作・運用には専門知識や経験が求められます。

この記事のまとめ
  • 独自コンテンツで強みを訴求することでリード獲得や人材獲得につながる
  • コーポレートサイトに自社の強みを入れることで企業や社員の想いが伝わる
  • 自社の強みは具体的な数値やデータを活用する

THINkBALは、必要な要件を満たす信頼と技術の高いパートナーとして、最適なサイト制作をお約束します。サイトの品質や情報提供の質にこだわりたい企業は、THINkBALとのパートナーシップを検討してみてください。

著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。