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Web制作
Update: 2024/4/13

ホームページ 制作は内製?外注?それぞれのメリットデメリットについて紹介

ホームページ制作を外注する前に知っておくべきことがわからない、外注と自分で作るのでは結局どっちが良いのかなど、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

この記事では、ホームページ制作の外注をお考えの人に向け、下記を解説していきます。

  • ホームページ制作を外注するメリットデメリットについて知りたい人
  • ホームページ制作を外注・内製の違いを知りたい人
  • ホームページ制作を外注する前の準備と制作の流れについて知りたい人
  • ホームページ制作を外注して失敗しないための注意点について知りたい人

ホームページ制作の外注先を間違えてしまうと、後になってトラブルにつながってしまう危険性があります。

未然にトラブルを防ぐことで、自社に最適な外注先を見つけることが可能です。

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内製(自分)での制作と外注の違いは何?どっちの方がいいの?  

結局のところ、内製での制作と外注での制作はどちらがよいのでしょうか。

内製と外注の違い
  • 技術面
  • 内容面
  • 費用面

上記の違いについて解説していきますので、どちらが自社に合っているのかをしっかり見極めていきましょう。

内製と外注の違い〜技術面〜

内製と外注、技術面で注目したいポイントは下記の通りです。

  • 自社にホームページ運営の知識を持った社員がいるか
  • サイトの更新頻度はどれくらいを予定しているか
  • そもそも会社にとってホームページはどのような立ち位置にあるのか

これらのポイントを踏まえ、以下にて詳しく解説していきます。

内製の場合

ホームページを内製する場合、大前提として自社にホームページ運営に関する専門知識を持った社員がいることが必要不可欠です。

ホームページの制作はもちろん、サイト運用の知識も必要になりますから、社員の知識によって成功の是非が分かれるといっても過言ではありません。

サイトの更新頻度が多く、自社にとってホームページの存在が大きいのであれば常駐の社員が最低一人は必要になりますし、そうでないのであれば運営の業務を外注する必要があります。

外注の場合

ホームページ制作を外注した場合、こまかいデザインの変更や新しいページの更新を逐一外注する必要が出てきます。

重要なのはやはり「自社にとってホームページはどのような立ち位置にあるのか」という点でしょう。

予算に余裕があるのであれば、技術面をプロに丸投げできるという点がメリットになりますが、予算に余裕がない場合は業務とコストの両面で圧迫されるというデメリットになります。

内製と外注の違い〜内容面〜

内製と外注、内容面で注目したいポイントは下記の通りです。

  • ホームページに対してどの程度の品質を求めるのか
  • どれくらいの予算をもとにホームページを制作したいのか

上記のポイントを踏まえて詳しく見ていきましょう。

内製の場合

内製する場合、ホームページの内容は内製を担当する社員によって異なります。

WordpressなどのCMSを利用してホームページを制作するのであれば、専門的な知識を持っていない社員でも制作は可能です。しかし、運用・保守に関しての知識を持っていないとWordpressの脆弱性を突かれ、トラブルに巻き込まれる危険性があります。

とはいえ、Wordpressの運用・保守に関する専門知識もそこまで難しいものではないため、新しい社員を雇用する必要性は低いといえるでしょう。ただし、本業に加えてホームページの制作・運営を任されるとなると業務過多に陥る可能性もあるため、社員のケアが重要になってきます。

外注の場合

ホームページを外注する場合、外注先を間違わなければコストに見合った素晴らしいホームページが完成するでしょう。

ここでいう素晴らしいホームページというのは、

  • 外観だけではなく集客にも適している
  • 自社のビジネスに適した外観を持っている
  • 見る人を安心させるような素晴らしい見栄えがある

などといった強みを持つホームページを指しています。また、これらに加えて納品後にやるべき対応(運用やSEO対策など)についてもサービスとして提供してもらえるのが一般的です。

内製と外注の違い〜費用面〜

内製と外注、費用面で注目したいポイントは下記の通りです。

  • ホームページの制作と運営にどれくらいのコストをかけられるのか
  • ランニングコストに関しての理解ができているか

これらのポイントを踏まえ、費用面について見ていきましょう。

内製の場合

内製は外注よりも安い費用で制作することができます。

一般的に外注する場合は「ホームページの運用費」「制作費」などで数十万~数百万円くらいかかりますが、内製の場合は下記の費用だけで済みます。

  • ドメイン代→年間1,000~3,000円(取得するドメインによる)
  • レンタルサーバー代→年間1,000~5,000円(契約する企業による)

つまり、自社にホームページ制作の専門的な知識(プログラミング言語、運営の知識)を持った社員がいる場合、制作から運営までを合わせても年間数千円程度に収まります。

外注の場合

外注の場合は、内製よりも多くの費用がかかります。特に注意したい点は、制作費だけでなく、月々のランニングコストが必要になる可能性があるという点です。

ランニングコストの内訳は基本的に、

  • サイトのページ更新費用
  • 運用・保守にかかる費用

などが含まれ、場合によっては「サイトデザインの変更」「新しいページの制作」などスポット的な対応を外注することでも費用は上乗せされます。

ここまで読み、「実際の費用がすごく高くなるのでは?」と不安に思う人もいることでしょう。そこで次章にて、ホームページの外注にかかる実際の費用について更に詳しく解説していきます。

ホームページ制作の費用については、こちらの記事も併せてご覧ください。

ホームページ制作の外注は3つの方法がある

ホームページ制作を外注するには、3つ方法があります。まずは自分にとって3つのうちでベストな方法を決めていきましょう。

  • ホームページ制作会社に依頼する
  • フリーランス(個人)に依頼する
  • クラウドソーシングでワーカーに依頼する

それぞれの特徴を見ていきましょう。

ホームページ制作会社に依頼する

3つの方法の中で、クオリティとサポートの質が高いのがホームページ制作会社でしょう。

ホームページ制作会社には最新のデザインや技術を理解したディレクターがいます。

Web制作ディレクターがいることのメリットは、最新のデザインや技術を理解しているだけでなく、クライアントの目的やニーズに合った提案を行い、制作のロードマップやスケジュールなどを正確に出してくれます。


ホームページ制作会社は、成果を出すのに最も適しているとも言えます。

フリーランス(個人)へ依頼する

フリーランスに直接依頼をすることことで、費用を抑えることができます。
ポートフォリオを見て、ホームページの目的やブランディングにマッチするデザインを制作しているWebデザイナーに直接依頼するのはおすすめします。

しかしホームページのコーディングはエンジニアの方が優れているため、Webデザイナーの方のコーディングスキルはマストで確認しましょう。

コーディングもできるWebデザイナーであれば、HTML/CSSの他にJavascriptやPHPもできるかどうかで、最終的に納品されるホームページの品質が変わってきます。場合によっては、エンジニアは別のフリーランスを探さないとならなくなります。

フリーランスに依頼するときは、自分がWebディレクターになることになります。

デジタルリテラシーがないと厳しいですが、デジタルリテラシーを持ち合わせていたとしても、工程・設計も考える必要もあり、Webデザイナーとエンジニアとのコミュニケーションを円滑にするチームマネジメントの業務をこなさないとなりません。

クラウドソーシングでワーカーに依頼する

クラウドソーシングを活用も1つの選択肢です。クラウドソーシングは、個人だけでなく法人もランサーとして登録しているので、フリーランスに依頼するときのデメリットも解決できつつ、ホームページ制作会社に依頼するより費用も抑えられる可能性もあります。

ほとんどのワーカーはポートフォリオを持っているので、依頼前にポートフォリオをマストで確認しましょう。

しかしクラウドソーシングは依頼する相手の実態が見えないケースも多々あり、ワーカーによってはクオリティに大きく差が出ます。
また急に連絡が取れなくなったり、納期が守られない、納品後のサポートが一切ないなど、トラブルに遭遇するケースもあります。

ホームページ制作を外注するメリットデメリットは?

ホームページは外注するのを悩んでいる人に向けてまずは、ホームページ制作を外注する際に伴うメリット・デメリットについて見ていきましょう。

メリット

ホームページ制作を外注するメリットは下記の通りです。

  • プロに頼むことでデザインと機能のクオリティを高めることができる
  • セキュリティ対策がしっかりしている
  • SEO対策や公開後の運用・メンテナンスもコンサルなどを任せたりアドバイスをもらtたりすることができる
  • 自分の本来の業務への負担がなくなる

それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

プロに頼むことで品質を高めることができる

ホームページ制作のプロは、これまでにたくさんの依頼を引き受けてきた実績があるため、たとえ短期間であっても、依頼主の要望に沿ったホームページを短期間で制作してくれます。

そして、UI/UXのクオリティが高くなり、訪問したユーザーによって「使いやすい、見やすい」ホームページが出来上がります。

デザインと機能はトレンドもあるため、トレンドに合わせたホームページになるため、企業や商品・サービスのブランディングにもつながります。

ただし、外注先を間違えてしまうとトラブルにつながったり、費用を無駄にしてしまったりなど、さまざまな弊害が生まれるため注意が必要です。

ホームページを外注する際の注意点については後ほど詳しく解説しますので、ぜひそちらも合わせてご確認ください。

セキュリティ対策が施されている

ハッキングやウイルスは常に進化を遂げています。その為、セキュリティ対策も最新のものを導入していくことがマストです。セキュリティ対策についてもWeb制作会社は常に最新情報を持っているので、適切なセキュリティ対策を提案してくれます。

自作の場合、セキュリティ対策も自社で考えなければならないため、万全なセキュリティ対策ができず、ウイルスに感染してしまう可能性もあります。

SEO対策や公開後の運用・メンテナンスもコンサルなどを任せたりアドバイスをもらったりすることができる

ホームページ制作会社を外注すると、SEO対策がされたホームページを制作してくれます。また、公開後に運用やSEO対策についてのコンサルを受けることも可能です。

SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジンの最適化を指しています。SEO対策を施すことで、GoogleやYahoo!の検索ユーザーを自社ホームページに誘導することが可能です。

SEO対策は少し専門的な知識を必要とするため、独学で簡単に身に付けることはできませんが、プロはホームページ運用のノウハウを積んできているため、実用性の高い知識をもとにコンサルをしてくれる可能性があります。

また、SEO対策に加えて公開後の運用やメンテナンスも非常に重要です。ホームページのメンテナンスを怠ってしまうと他者にハッキングされてしまう可能性がありますし、ページの更新方法を間違ってしまうと、ユーザーにとって見づらい内容になってしまい、サイト全体の評価を著しく落としてしまう可能性があります。

そのため、最初の段階でプロからのアドバイスをもらえるというのは、非常に大きなアドバンテージになるのです。

自分の本来の業務への負担がなくなる

上記で解説したホームページの運用やページの更新など、全ての業務を一人の担当者に任せてしまうと業務過多に陥る可能性があります。

専門的な作業を全て外注することで、本来の業務をこれまで通り進めることは可能ですが当然、外注には費用がかかってしまいます。

そのため、外注する際は事前に

  • 自社でもやれる業務
  • 外注した方が良い業務

に分けることをおすすめします。

デメリット

ホームページ制作を外注する際のデメリットは下記の通りです。

  • 意思疎通などのコミュニケーション工数がかかる
  • 費用がかさむ可能性がある
  • 自由に更新や編集ができなくなる

それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。

意思疎通などのコミュニケーション工数がかかる

ホームページ制作を外注すると、外注先の企業とたくさんのコミュニケーションをとることとなります。

たとえば、

  • 納期や費用についての相談
  • サイトのデザインについて
  • 何のためにホームページを制作するのか

などを話し合うでしょう。そのほかにも、細かい調整が入るたびにコミュニケーションをとる必要があるため、その分だけ本業に費やす時間が少なくなってしまいます。

また、外注先によっては返信が遅く、予定していた納期が大幅にずれ込むこともありますから、「外注したら後は任せるだけ」といった考えを持たないようにしておきましょう。

費用がかさむ可能性がある

ホームページ制作の外注は、制作費以外にもさまざまな費用を必要とします。

たとえば、

  • ホームページの運営費用
  • デザインやページ内容の変更
  • ホームページに掲載するページの追加

などがあり、これらはオプションの位置付けになりますが、「会社概要」「お問い合わせフォーム」など必須とされるページもあるため、どうしても費用は元より高くなる傾向があります。

費用を減らすためにできることはとてもシンプルで、「自社でやれることは全て自社でやる」です。たとえば、CMSで制作されたホームページであれば素人でも簡単にページを追加することができます。代表的なCMSのWordpressであれば、運営に関するノウハウがネット上にたくさんあるため、専門的な知識を持っていない人でも「デザインの変更」「固定ページの追加」などできることは多いです。

自由に更新や編集ができなくなる

ホームページを外注すると更新や編集が自由にできなくなってしまうというデメリットがあります。しかし、これはCMSでホームページを制作した場合と、外注先のオリジナルサイトとして制作した場合とで異なります。

できること、できないことでまとめた表をご覧ください。

 できることできないこと
オリジナルサイトページ(記事)の更新お問い合わせの対応更新したページの変更  サイトデザインの変更新しいページの追加
CMSで制作したサイトページの更新お問い合わせの対応更新したページの更新サイトデザインの変更    特になし

上記の通り、オリジナルサイトよりもCMSで制作したホームページの方が自社でできることは多いです。

ただ厳密に言うとオリジナルサイトであっても、プログラミングの知識があればサイト内のデザインを変更することは可能ですが、少しコードを間違ってしまうとサイトそのものが表示されなくなってしまう等のリスクがあるため注意が必要です。

ホームページ制作を外注する際にかかる費用

以下にて、ホームページ制作を外注する際にかかる費用について解説していきます。

外注する費用にかかるポイント
  • 基本的な制作費の相場
  • ツールを利用して格安で作成する方法
  • 企業と個人に頼んだ際に生じる料金の差

などについて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

基本的なホームページの制作費用の目安は30万円前後

ホームページの制作費用の目安は、大体30万円前後だと思っておきましょう。ただし、制作の内容によって費用は大きく異なるため、大体の相場を知っておくことが大切です。

制作費用については下記の表を参考にしてみてください。

外注する内容費用の相場
Wordpressの設置依頼2~5万円
Wordpress等のCMSを使ってのホームページ制作依頼2~20万円
オリジナルホームページの制作依頼10~100万円
ECサイト(ネットショップ)の制作依頼20~100万円
独自システムの制作依頼100万円以上

相場の30万円というのは、オリジナルホームページを依頼する際の費用を指しています。

ツール利用で格安作成も可能

先ほどの表にもあった通り、ツール(Wordpress等のCMS)を利用してホームページ制作することで大幅なコストカットを実現することが可能です。

また、NoCode(ノーコード)ツールを利用することで、マウスでホームページを制作することもできます。

中でも、NoCodeツールで高い人気を誇る「Wix」は無料で

  • ホームページの制作
  • ネットショップ
  • メルマガ配信

などを作成することが可能です。ただし、独自ドメインを利用したい場合は有料プランに変更する必要があります。

機能やページを増やしたりオリジナル性を持たせると100万円以上

ホームページを外注する際、たくさんの機能やページを依頼したり、オリジナル性の高い内容を依頼したりすると、合計で100万円以上かかることがあります。

「ぼったくりなのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、必ずしもそうというわけではありません。依頼するページ数が多かったり、ホームページの構造が複雑であったりする場合には100万円に近い見積りになることもあるのです。

とはいえ依頼先が多めに費用を見積もっている場合もありますので、高すぎると感じたら遠慮なく見積もりの内容を聞いてみましょう。

企業と個人に頼むのでも費用は変わる

ホームページ制作を依頼した際、企業と個人では大きく費用が異なります。

規模の大きい会社にホームページ制作を依頼した場合、少なくとも100万円以上かかるケースが多いですが、個人に依頼すると10万円程度で制作してくれることもあります。

とはいえ、クオリティーに大きな差が生じることもあるため、依頼先は慎重に決めるようにしましょう。

ホームページ制作を外注に決めたら進め方について知ろう

「ホームページ制作を外注することにした!」という人は下記の点をチェックしておいてください。

外注での進め方
  • ホームページ制作を外注に決めたら準備すること
  • ホームページ制作の外注で作業に入るまでに進めること
  • 実際の制作の流れ

以下にて解説していきます。

ホームページ制作を外注に決めたら準備すること

ホームページ制作を外注に決めた後に準備することは下記の通りです。

  1. 予算の設定
  2. ホームページ制作の目的を決める
  3. 外注先を決める
  4. 担当をアサインする

上記のステップで最も大切なのはホームページ制作の目的を決めることですから、「なぜホームページを制作するのか」といった点は徹底的に深掘りしておきましょう。

ホームページ制作の目的がしっかり定まっていないと、依頼先とのすり合わせに時間がかかったり、出来上がったホームページに不満を感じたりしてしまう可能性があります。

ホームページ制作は外注する場合でも作業はあるため、担当者のアサインは必要です。全体の企画・戦略・工程をマネジメントするディレクター、ページのライティングやターゲット選定などのを行うマーケッター、サーバー・ドメインの契約や画像なども整理するサポートなど、複数人が関わることになるでしょう。

ホームページ制作の外注で作業に入るまでに進めること

ホームページ制作の依頼先が決まった後にするべき準備は下記の通りです。

  • ドメインとサーバーの契約(依頼先による)
  • 掲載する情報と構成の整理
  • ホームページ運営のプラン
  • 更新したいページの案出し

ドメインとサーバーは依頼先によって異なりますが、基本的には自分で用意する必要があります。

掲載する情報はホームページのタイプによって異なります。コーポレートサイトであれば会社概要、販売サイトであれば商品・サービスの情報など違いがあります。

ホームページはトップページが最もアクセスが集まることが多いので、掲載する情報と構成の整理を行い、掲載する内容のプライオティも決めておくと良いでしょう。

また、ホームページ完成後は自分たちで運営していくため、事前にプランを決めておくことでスムーズに運営へとつなげられます。

実際の制作の流れ

ホームページ制作の流れを5つのステップで見てみましょう。

  1. ホームページ制作の目的を決める
    →「商品の売上を伸ばしたい」「新しい顧客の開拓」などが考えられます
  2. ゴールを具体的に決める
    →目的の達成となるゴールを具体的に決める(数値化する)
  3. ターゲットを設定する
    →名前、年齢、性別、職業、休日の動向などを含む詳細なターゲットを設定
  4. 調査と分析を行う
    →設定したターゲットに適したホームページを調査・分析する
  5. ホームページのコンセプトを決める
    →分析結果をもとにホームページのコンセプトを決定

細かい制作方法は各業者によって異なりますが、基本的にはこれらのステップをもとにしてホームページを制作していきます。

ホームページ制作を外注して失敗しないために注意したいこと

ホームページ制作を外注するに際の注意点は下記の通りです。

外注で失敗しないための注意点
  • 会社選びに失敗していないか
  • ゴールと戦略の認識にずれないか
  • 外注先が悩みを理解してくれているか

注意点を事前に知っておけば失敗を未然に防ぐことができますので、以下の注意点をしっかり把握しておきましょう。

会社選びに失敗していないか

会社選びで重要なポイントは下記の通りです。

  • 余裕のある納期を設定する
  • 安さだけで業者を選ばない
  • 担当者の信頼性と相性
  • 見積書・提案書を細部まで検証する
  • 実際に納品されたサイトをいくつか見ておく

よくあるのが「価格の安さで選んで完成したものの、細かいところが気に入らずすぐにリニューアルする」または、「納期を早めに設定して制作してもらったものの、雑に作られている部分がサイト上で散見される」などといったトラブルです。

担当者の信頼性と相性も大事で、担当者の企画提案力や、ディレクション能力によりホームページのクオリティも左右されます。

見積書、提案書も細部までしっかりと確認してください。用語や内容が分からない場合でも質問をし、不明点を無くしましょう。余計な機能が入っている場合もあるため、コスト削減のためにも入念にチェックすることが必要です。

上述した5点をチェックしておき、トラブルを未然に防げる状態を作っておきましょう。

両者のゴールと戦略の認識にずれがないか

外注する制作会社の候補が絞れたら、提案書を提出してもらいましょう。それにより事前に伝えたコンセプトやターゲット、そしてゴールの認識にずれがないかを確認しましょう。制作前にずれが生じていると、失敗のリスクは大幅に上がります。

ホームページ制作を外注する場合、お互いの描くゴールをしっかりとすり合わせしておく必要があります。

たとえば、アパレルや美容室などのホームページはシステムよりも外観が重要になるため、デザイン性・オリジナル性の高いホームページ制作を得意とする業者への依頼が向いています。

また、新規開拓を目的としてホームページを制作する場合は、外観よりもマーケティングの分野にも明るい業者への依頼が向いています。

これらを踏まえ、自社が設定するゴールに合った業者選びが重要であることを念頭に置いて外注先を選びましょう。

外注先が悩みを理解してくれているか

ホームページを制作し、その後の運営によって自社の悩みを解決していくわけですから、納品された後のこと視野に入れておくは非常に重要です。

たとえば、Web上にアップしたページから集客を狙っていく場合、SEO対策やGoogle広告の知識が必要になります。自社にそれらの専門知識を持った人材がいればよいのですが、そうでない場合はまた別の業者に外注しなければなりません。

つまり、SEO対策やGoogle広告の知識を持っていない業者にホームページ制作を依頼しても、悩みが解決されないと可能性があるということです。

ですから、事前に自社の悩みを伝え、的確なアドバイスを貰えそうな外注先を選択することが大切なのです。

まとめ

この記事では、ホームページ制作を外注する際に知っておきたい基本的な情報を網羅的に解説してきました。

この記事のまとめ
  • ホームページ制作の外注のメリットデメリット
  • ホームページ制作の外注・内製の違い
  • ホームページ制作を外注する前の注意点

ホームページを持つだけでは現状の課題をクリアすることはできませんから、目的とゴールに合った外注先を見つけることが重要です。解説したポイントを参考にし、自社にとって最適な外注先を選ぶと思い通りのホームページ作成をすることができるでしょう。

ホームページ制作で何かお困りのことがありましたら、ぜひTHINkBALへお気軽にご相談ください。

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著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。

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