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SEO
Update: 2024/7/29

インデックスされない原因は?11個の理由と効果的な対策まとめ

「Googleになかなかインデックスされない」「サイトを作ったのにインデックスされていない」など、インデックスされないことに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

インデックスされない原因はさまざまであるため、きちんと理解したうえで解決する必要があります。

  • Webサイトがインデックスされなくて困っている人
  • ユーザーの流入数が増えずに悩んでいる人
  • インデックスされない原因を突き止めてすぐに解決したい人

とはいえ、インデックスされない原因が何なのか、自分で探っていくのは難しいものです。今回は、インデックスされない主な原因を解説していくため、自社サイトの状況と照らし合わせながら参考にしてみてください。

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インデックスされない11個の原因

GoogleでWebページがインデックスされない理由はさまざまです。さっそく具体的な原因を把握し、自社サイトに該当する原因がないかをチェックしていきましょう。

noindexが設定されてしまっている

インデックスされない原因の一つとして、「noindexの設定」が挙げられます。

「noindex」タグが設定されていると、Googleのクローラーはそのページをインデックスしません。このタグは、検索エンジンのインデックスから特定のページを除外したい場合に使用しますが、誤って重要なページに設定されてしまうことがあります。

noindexの設定でチェックする箇所
  • HTMLのソースコード
  • CMSの設定
  • テンプレートの設定
  • プラグインの設定

インデックスされないときには、上記を確認してみましょう。

noindexタグが見つかった場合、そのタグを削除し、再度インデックス登録をリクエストします。Google Search Consoleを使用して、インデックス登録を申請することで、ページが再びインデックスに登録されます。

canonicalが設定されてしまっている

「canonical」タグは、Googleに対して特定のページが元のページであることを示すために使用されます。これにより、同じコンテンツが複数のURLで存在する場合に、GoogleがどのURLをインデックスするべきかを明確に理解できます。しかし、誤ったcanonical設定は、ページがインデックスされない原因となることがあります。

誤って別のURLをcanonicalとして指定してしまうと、Googleはそのページをインデックスしません。指定された元のページのみをインデックスしてしまいます。この問題を解決するためには、まずHTMLソースコードやCMSの設定でcanonicalタグを確認する必要があります。意図しないページがcanonicalとして指定されていないかをチェックし、正しいURLを指定するように修正しましょう。

また、ページの内容がオリジナルであることを示すために、適切なcanonical設定をおこなうことが重要です。同じコンテンツが複数のURLで存在する場合、主なページにcanonicalタグを設定し、他のページからはそのURLを指定するようにします。これにより、Googleは正しいページをインデックスに登録し、重複コンテンツの問題を避けることができます。

canonicalタグの設定が完了したら、Google Search Consoleを使用してインデックス登録を再度リクエストします。これにより、修正されたページが再びインデックスに登録され、検索結果に表示される可能性が高まります。定期的にcanonical設定を確認し、問題がないかチェックすることで、インデックスの問題を未然に防ぐことができます。

robots.txtを設定している

「robots.txt」ファイルは、検索エンジンのクローラーに対して、どのページをクロールしてほしいか、あるいはクロールしてほしくないかを指示するためのテキストファイルです。しかし、誤った設定をおこなうと、重要なページがクロールされず、結果としてインデックスされないことがあります。

robots.txtファイルを確認し、重要なページが誤ってクロール禁止(Disallow)されていないかをチェックしてみましょう。例えば、「Disallow: /」と設定すると、サイト全体がクロールされなくなります。また、特定のディレクトリやページを指定してクロール禁止にする場合も、その設定が正しいか確認が必要です。

問題が見つかった場合、robots.txtファイルを修正します。修正後は、Google Search Consoleを使用してファイルを再検証し、クローラーが適切にページをクロールできるようにします。例えば、特定のディレクトリのみをクロール禁止にする場合は、「Disallow: /ディレクトリ名/」と設定します。

修正が完了したら、再度Googleにインデックス登録をリクエストします。これにより、Googleのクローラーが修正されたrobots.txtファイルを読み取り、重要なページをクロールしてインデックスに登録するようになります。定期的にrobots.txtファイルを見直し、設定が正しいか確認することが重要です。

コンテンツの質が低い

Googleはユーザーにとって有益で質の高いコンテンツを評価し、インデックスに登録します。逆に、内容が薄く、情報価値が低いコンテンツはインデックスから除外されることがあります。オリジナル性がなく、他の記事をただまとめただけのコンテンツは特に注意が必要です。

コンテンツの質を高めるためにも、以下をヒントにして制作してみましょう。

コンテンツを制作する際のポイント
  • 独自の視点を取り入れる
  • 専門知識を持ち込む
  • 具体的なデータを入れる
  • 参考となる事例を紹介する
  • コンテンツを公開した後も定期的に更新をおこなう

上記のポイントに加え、コンテンツの構成や読みやすさにも注意しましょう。見出しや段落を適切に配置し、情報が整理してください。ユーザーが必要な情報を簡単に見つけられるようにすることで、滞在時間やページビューの増加が期待できます。結果的にGoogleからの評価も向上するでしょう。

これにより、Googleはサイトを継続的にクロールし、インデックスに登録しやすくなります。

コピーコンテンツとして見なされてる

コピーコンテンツとは、他のサイトから内容をそのままコピーしたり、ほとんど変わらない形で再利用したコンテンツのことです。Googleはコピーコンテンツを低評価し、インデックスから除外することがあります。これにより、サイト全体の評価が下がる可能性もあります。

もし、インデックスされないときには、自サイトのコンテンツがコピーコンテンツと見なされていないかを確認することが重要です。コンテンツの一部を検索エンジンで検索し、同じ内容が他のサイトに存在しないかを調べてみましょう。あわせて、サイト内の重複コンテンツをチェックすることも有効です。

万が一、コピーコンテンツに該当していたら、以下を参考にしながら修正しましょう。

コピーコンテンツに該当していた場合の対処法
  • 自分の言葉で書き直す
  • 自分の視点での考えや考察を盛り込む
  • 独自のデータを取り入れる
  • コピペチェックツールを使って他サイトとの一致率をチェックする

オリジナリティの高いコンテンツを作成することで、Googleからの評価が高まります。結果的に、インデックスを促進することにつながるでしょう。

Googleのガイドラインに違反してしまっている

Googleのガイドラインに違反している場合、インデックスされないうえに、サイト全体がペナルティを受けることもあります。ガイドライン違反となるのは、主に以下が挙げられます。

違反しやすいGoogleのガイドライン
  • 自動生成されたコンテンツの公開
  • 隠しテキスト
  • 隠しリンク
  • クローキング

上記の行為は、ユーザーにとって価値のないコンテンツを提供することになるため、Googleは厳しく取り締まっています。

違反を避けるためには、まずGoogleのWebマスターガイドラインを熟読し、遵守しましょう。コンテンツはユーザーのために作成し、品質を保つことが重要です。また、SEO対策は正当な方法でおこない、不正な手法の使用は避けましょう。

サイト構造が複雑でクローラビリティが悪い

サイト構造が複雑でクローラビリティが悪い場合、Googleのクローラーがサイト内を効率的に巡回できません。その結果、重要なページがインデックスされないことがあります。特に、深い階層にあるページや孤立したページはクローリングされにくくなります。

クローラビリティを改善するためには、以下のようなポイントをおさえることが重要です。

クローラビリティの改善ポイント
  • サイトの階層をシンプルにする
  • 内部リンクを適切に配置する
  • すべてのページが自社サイトのページにリンクする
  • サイトマップを作成する

上記を徹底することで、クローラーがサイト全体を効率的にクロールできるようになります。

新規ドメインでクローラーに認識されていない

新規ドメインの場合、Googleのクローラーがまだサイトを認識していないことがあります。この場合、インデックスされるまでに時間がかかることが珍しくありません。新規ドメインは初期段階では認識されにくいため、積極的な対策が必要です。

新規ドメインが迅速にインデックスされるためには、以下のポイントを理解したうえで実践することが重要です。

新規ドメインが迅速にインデックスされるためのポイント
  • Google Search Consoleにサイトを登録し、サイトマップを送信する
  • 他の高品質なWebサイトからのバックリンクを獲得する
  • SNSやブログなどでサイトを紹介し、トラフィックを増やす

上記の対策を講じることで、クローラーが訪問しやすくなります。結果的に、新規ドメインでも迅速にインデックスされ、検索結果に表示される可能性が高まるでしょう。

内部リンクが少ない

内部リンクは、サイト内のページ同士をつなぐ重要な要素です。内部リンクが少ないと、Googleのクローラーがサイト内を効率的に巡回できません。結果的に、重要なページがインデックスされにくくなります。また、ユーザーがサイト内で関連情報を見つけやすくするためにも、内部リンクは重要です。

内部リンクを増やすためには、まず主要なコンテンツ同士をリンクさせることが必要です。手法として、ブログ記事内で他の関連する記事やカテゴリーページへのリンクの追加が挙げられます。クローラーがページを見つけやすくなり、インデックスの可能性が高まります。また、ナビゲーションメニューやフッターにリンクを追加して、全体的なサイト構造を改善することも効果的です。

ページの表示速度が遅くユーザビリティが低い

ページの表示速度が遅いと、インデックスされにくくなる可能性があります。表示速度の遅いページは、クローラーが届かなくなってしまうためです。

さらに、ユーザー体験が悪化するため、サイトの評価も下がります。これに伴い、検索順位にも影響が出るため、表示速度の改善は非常に重要です。

ページの表示速度を改善するためにも、以下の対応を試してみてください。

表示速度を改善するための方法
  • 画像や動画のファイルサイズを縮小する
  • ブラウザキャッシュを利用する
  • 不要なスクリプトを削除する
  • コードを最小化する
  • 高速なホスティングサービスを利用する

上記の対応により、ユーザー体験が向上しやすくなります。その結果、Googleの評価も高まり、インデックスのスピードが速くなるでしょう。

外部被リンクが少なく評価されていないサイトとされている

外部被リンク(バックリンク)は、他のサイトから自サイトへのリンクのことです。外部被リンクが少ないと、Googleはそのサイトを評価しにくくなります。そのため、インデックスされる優先度が低くなることがあります。

外部リンクを集めやすいコンテンツとしては、以下が挙げられます。

外部リンクを集めやすいコンテンツの特徴
  • コンテンツの質が高い
  • 共有しやすいコンテンツである(ブログ記事やレポートなど)
  • SNSでも積極的に紹介、発信、共有している
  • 業界のフォーラムのような専門性が高いコンテンツ

上記は外部被リンクを増やしやすいコンテンツといえます。ただし、リンクの数が多ければいいわけではありません。リンクの質にも注意が必要です。スパムリンクや低品質なサイトからのリンクは、Googleの評価を下げる可能性があるため、注意してください。

インデックスされやすくするための対策

Googleでサイトがインデックスされるためにはどうしたら良いのでしょうか。ここからは、具体的な方法について説明します。

インデックスの登録リクエストをする

インデックスされやすくするための対策として、まず挙げられるのがインデックスの登録リクエストです。インデックスの登録リクエストは、Google Search Consoleを使用しておこなうことができます。

きちんと登録リクエストが送信できれば、Googleのクローラーに特定のページを迅速にクロールしてもらうことが可能です。新しいページや更新したページがある場合には、インデックス登録をリクエストすることで、ページが早期にインデックスされる確率が高まります。

インデックスの登録リクエストの方法は、以下の通りです。

インデックスの登録リクエストの方法
  1. Google Search Consoleにログイン
  2. 対象のWebサイトを選択
  3. 左側のメニューから「URL検査」を選択
  4. インデックス登録をリクエストしたいページのURLを入力
  5. 検査結果が表示されたら、「インデックス登録をリクエスト」ボタンをクリック

上記を定期的におこない、サイトのインデックスを促進していきましょう。

サイト・ページのユーザビリティを改善する

インデックスされやすくするためには、サイトのユーザビリティを改善することも重要です。具体的には、以下のような手法が活用できます。

ユーザービリティを改善する方法
  • サイト構造を改善する
  • 内部リンクの最適化をおこなう
  • ナビゲーションを整理する
  • モバイルフレンドリーなデザインを採用する

上記は、ユーザビリティを改善するにあたって、基本的な方法です。ユーザーにとって使いやすいサイトを目指し、インデックスの促進を促していきましょう。

内部リンク・被リンクを増やす

内部リンクと被リンクを増やすことは、サイトのインデックスを促進するために重要です。内部リンクは、サイト内のページ同士をつなぐリンクのことで、Googleのクローラーがサイト内を効率的に巡回できるようにします。関連するコンテンツ同士をリンクさせることで、クローラーが全てのページを見つけやすくなり、インデックスの可能性が高まります。

一方、被リンクは他のサイトから自分のサイトへのリンクのことを指します。高品質な被リンクは、サイトの信頼性と権威を高め、Googleからの評価を向上させます。被リンクを増やすためには、有益でオリジナルなコンテンツを作成し、他のサイトからリンクを張ってもらえるようにすることが重要です。また、ゲスト投稿や業界のフォーラムに参加することで、被リンクの増加につながります。

XMLサイトマップ作成

XMLサイトマップは、Webサイトの全ページをリスト化したファイルのことです。Googleのクローラーが効率的にサイトをクロールできるようにするためのツールでもあります。サイトマップを作成し、Google Search Consoleに送信することで、クローラーがサイト全体を迅速に巡回できるようになるのです。結果的に、全てのページをインデックスに登録するプロセスが促進されます。

サイトマップを作成するにあたり、WordPressなどのCMSを使用している場合はプラグイン(例:Yoast SEOやGoogle XML Sitemaps)を利用するのが便利です。これらのプラグインは自動的にサイトマップを生成し、更新されたページもリアルタイムで反映してくれます。手動でサイトマップを作成する場合は、全ページのURLをリスト化してXML形式で保存します。

作成したサイトマップをGoogle Search Consoleに送信することで、Googleがサイト全体を効率的にクロールできるようになります。定期的にサイトマップを更新し、最新のサイト構造を反映させることで、インデックスのスピードと精度を向上させることができます。

リライトする

既存のコンテンツをリライト(再編集)することは、インデックスを促進し、検索エンジンでの順位を向上させるために効果的です。リライトとは、既存のコンテンツを見直し、質を高めるために修正・追加をおこなうことです。これにより、コンテンツのオリジナリティと価値が向上し、Googleからの評価が高まります。

リライトのポイント
  • 最新の情報を追加し、古い情報は削除する
  • 誤っている情報を削除する
  • 変化するニーズに合わせてセクションを変更・追加する
  • キーワードの最適化をおこなう

リライトを定期的におこなうことで、コンテンツの質を維持し、Googleからの評価を継続的に高めることができます。これにより、インデックスのスピードが向上し、検索結果での可視性が高まるでしょう。

まとめ

WebサイトがGoogleにインデックスされやすくするためには、適切な対策を講じることが重要です。インデックスの登録リクエストをおこない、サイトやページのユーザビリティを改善し、内部リンクや被リンクを増やすことが効果的です。

また、XMLサイトマップの作成やコンテンツのリライトも重要な手段です。これらの対策を継続的におこなうことで、サイトの可視性が向上し、検索結果での順位が上がることが期待できるでしょう。

ちなみに、THINkBALでは、Googleのインデックス対策もふまえた、効果的なサイト制作・SEO対策サービスを提供しています。Webサイトの集客力を最大限に向上できるため、流入数に課題を感じている企業にもおすすめです。

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著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。

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