金融サイト制作でおすすめ制作会社5選|依頼先の4つの選び方のポイント
金融サイトはどのように制作したら良いのか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。一般的なビジネスサイトやライフスタイルテーマに特化したサイト等と比べると、金融サイトは信頼性や正確性がとくに求められる傾向にあります。
いざ作成を検討しても、どのような点に注意すれば良いのか、外注する場合にはどのような制作会社を選んだら良いのか、など疑問に感じる部分は多いでしょう。
- 金融サイトをどのように制作したら良いのか悩んでいる人
- 信頼性・正確性を重視してサイト制作をしたい人
- SEO対策も踏まえた対策をしたい人
そこで、今回は金融サイトの制作を検討している方へ、気を付けるべきポイントや、制作会社の選び方、おすすめの制作会社などについて、詳しくご紹介していきます。
金融系サイトの制作で気を付けたいポイント
金融系のWebサイト制作は、専門性の高いテーマを扱うため、信頼性、セキュリティ、ユーザビリティが非常に重要です。
さっそく、ここでは金融系サイト制作の際に最も重視すべきポイントを詳しく解説します。
信頼が最重要
金融系サイトでは、ユーザーの信頼を得ることが最も重要です。ユーザーからの信頼を得るためには、以下のようなポイントをおさえておきましょう。
- 専門性を感じるデザイン
サイトのデザインは、訪れたユーザーに対して「金融のプロであること」をアピールできるものが好ましいです。また、誠実な印象も必要があります。使いやすいレイアウト、適切なフォントの選択、落ち着いたカラーを選んで、ユーザーに安心感を提供しましょう。 - 透明性のある正確な情報提供
金融サービスに関する情報は、全て正確でなければなりません。料金体系や取引条件、利用規約などの重要情報を、わかりやすく提供することで信頼性を向上できるでしょう。 - アクセシビリティの確保
すべてのユーザーがサイトを容易に利用できるよう、アクセシビリティを高めることも重要です。視覚障害があるユーザーでもサイトを利用できるように、画面読み取りソフトウェア対応などを取り入れるようにしましょう。 - ユーザーサポート
疑問や問題に対する迅速なサポートは、ユーザーの信頼を得るためにも重要です。24時間対応のチャットサポート、FAQの充実など、簡単にアクセスできるカスタマーサービスを提供しましょう。
上記のポイントに注意を払いながらサイトを制作することで、金融系にふさわしい信頼を得やすくなります。サイトを通して提供する情報やサービスの質が、直接企業の信用につながることをよく理解し、正確性を重視したサイト制作を目指していきましょう。
Webサイトと金融システムを連携する
金融系サイトの効率性とセキュリティを保つためには、Webサイトと金融システムとの間での連携が重要です。ユーザーがおこなうすべてのトランザクションがリアルタイムで金融システムに反映されるため、即時性と正確性が要求されます。
具体的には、サイト上でのユーザーの操作が、後端で動作する金融システムに直接的につながり、処理が行われる仕組みのことです。APIがキーツールとして用いられ、セキュリティのデータ交換チャネルを介して、両システム間でスムーズにデータの処理ができるようになります。
APIの活用により、Webサイトのフロントエンドと金融システムのバックエンドが効果的に連携しやすくなります。これに伴い、ユーザーからのリクエストに対して金融システムが迅速に反応できるようになります。トランザクションの処理速度が向上し、ユーザーエクスペリエンスが大幅に改善します。
さらに、すべてのデータ交換はSSL/TLSなどのセキュリティプロトコルを通じて暗号化され、セキュリティを最大限に確保することが可能です。外部からの攻撃やデータ漏洩のリスクを最小化できるようになり、顧客データの安全を保ちながらサービスを提供しやすくなるでしょう。
セキュリティ対策は万全にしておく
金融系サイトの制作においてセキュリティは最も重視すべきポイントでしょう。金融業界では顧客の個人情報や金融情報が常に高いリスクにさらされているため、万全のセキュリティ対策が不可欠です。セキュリティ対策として最も基本的なのは、データの暗号化です。SSL/TLSプロトコルを用いて、すべてのデータ通信を暗号化することも該当します。データの暗号化によって、ユーザーの情報は第三者による傍受から保護されるようになるのです。
さらに、サイト内でのセキュリティ情報の取り扱いを保証するために、定期的なセキュリティ監査を実施し、脆弱性を早期に発見して対処することも重要です。また、多要素認証の導入により、不正アクセスのリスクを大幅に減少させることもできます。ユーザーのログインプロセスにおいて、パスワードだけでなく、モバイルデバイスへのコード送信など、二つ以上の認証方法を要求することで、第三者によるログインを防ぎやすくなります。
不正アクセスやデータ漏洩といったトラブルを防ぐためにも、最新のセキュリティ技術とセキュリティポリシーの適用が必要です。顧客からの信頼を得るためにも、これらの対策を適切に実施し、顧客に安全な金融取引環境を提供することが、金融系サイト制作における優先事項となります。
YMYLについての知識が必要
金融系サイトを制作する際には、YMYL(Your Money or Your Life)に関する知識が非常に重要です。YMYLとは、ユーザーのお金や生活に直接影響を及ぼす可能性のあるコンテンツのことです。特に金融、健康、法律関連の情報が該当する傾向にあり、Googleもこのタイプの情報に対しては品質評価を厳しくおこなっています。
金融系Webサイトでは、提供する情報がユーザーの経済活動に直接影響を与えるため、正確で信頼性の高い情報源からのデータを用いなければなりません。また、内容の誤りがユーザーに重大な損害をもたらす可能性があるため、法的なリスクも伴います。
内容の検証には特に注意を払い、専門家による校正や最新の法規制に基づく情報の更新を定期的におこなう必要があります。
ちなみに、YMYLサイトの信頼性を確保するためには、以下のポイントを考慮することがおすすめです。
- 専門家の監修
専門家や認定を受けたプロフェッショナルによるコンテンツの監修をおこなうことで、情報の正確性を保証します。 - 透明性の向上
著者や情報源の明確化、連絡先情報の提供により、ユーザーに対してサイトが透明性を持って運営されていることを示します。 - 第三者認証の取得
信頼性の高い第三者機関からの認証や資格を取得することで、サイトの信頼度をさらに高めることができます。
YMYLコンテンツの取り扱いには細心の注意が必要です。ユーザーからの信頼獲得を目指す金融系サイトとして、適切な知識を得たうえで対策を進めていきましょう。
金融系サイトを制作する際の制作会社の選び方
金融系サイトの制作を外部の制作会社に依頼する際には、依頼先は慎重に判断しなければなりません。金融情報は専門的な知識を要し、ユーザーに与える影響も大きいため、制作会社には高い技術力と信頼性が必須です。
ここからは、金融系サイトを成功させるために必要な、会社選びのポイントを詳しく解説します。
金融業界で実績のある会社を選ぶ
金融系サイトを制作する際には、金融業界での実績が豊富な会社を選ぶことが重要です。実績のある会社であれば、金融特有の複雑な要件や規制を理解していることが多く、適切なアドバイスやサポートが得られます。
金融サービスは、信頼性と正確性が求められるため、これまでに成功したプロジェクトの経験が品質の保証となります。実績のある会社を選ぶことでサイトの信頼性を高め、最終的にユーザーの満足度を向上させることが可能です。
法律や表記に関して忠実に守れる会社を選ぶ
金融系サイトの制作では、法律や正確な表記の遵守が必須です。具体的には、広告表示法や個人情報保護法など、特に金融に関わる多くの法的要件が該当します。制作会社を選ぶ際には、これらの法規制に精通し、遵守することを徹底できる会社を選ぶ必要があります。
法律を遵守することは、ユーザーからの信頼を得るための最低条件であり、違反があれば思わぬリスクを招く可能性があります。選定する会社がこれまでに法的問題を起こしたことがないか、プロジェクトごとに法律遵守をどのように保証しているかを確認しましょう。
また、最新の法規制に対応した更新が迅速におこなえるかどうかも、会社選びの重要なポイントです。契約前にその会社の法律遵守体制や対応策を確認しておき、万が一の法的問題にも対処できる体制が整っているかを確認しておきましょう。
YMYL領域での経験がある会社を選ぶ
YMYL領域でのWebサイト制作には特有の知識と経験が必要です。
金融分野でのWebサイト制作を経験している会社であれば、厳格なガイドラインの遵守、高い信頼性の確保、専門的な知識の提供が可能です。制作会社を選ぶ際は、これまでのプロジェクトでYMYL領域のサイトを成功させた実績を持つかどうかを確認しましょう。あわせて、GoogleのE-E-A-T基準を満たしているかのチェックもおこなっておくと安心です。
ユーザーに信頼されるデザインを理解している会社を選ぶ
Webサイトのデザインは、訪れるユーザーにとっての第一印象を大きく左右し、サイトの信頼性をスピーディーに伝えるポイントです。金融系Webサイトでは、専門性の高い「プロフェッショナルな雰囲気」が重要です。クリーンなデザインが信頼感を与え、ユーザーの安心につながるでしょう。
会社を選ぶ際には、その会社が携わったサイトのデザインがユーザーに正しく信頼されるものか、ユーザーインターフェース(UI)やユーザーエクスペリエンス(UX)の質が高いかどうかを判断しましょう。
信頼されるデザインを理解している会社では、色使い、タイポグラフィ、レイアウトなど、細部にわたってユーザーの心理を考慮したサイト制作をおこなっています。
また、シンプルで直感的なナビゲーション、速やかなページのロード時間、アクセシビリティの高さも重要なポイントです。適切に設計できていれば、ユーザーがサイトを利用する際の満足度を高めます。結果的にリピート訪問につながるため、選ぶ会社がこれらを理解し、実装しているかを確認してください。
金融系サイト制作でおすすめの会社5選
金融系のWebサイト制作を検討中の方は、どの制作会社に依頼するかを慎重に検討することが大切です。
ここからは、金融系サイト制作において、豊富な実績や経験、技術のあるおすすめの制作会社を5つ紹介します。
株式会社THINkBAL
株式会社THINkBALの制作の特徴
当サイトを運用しているTHINkBALは、コーポレートサイトやブランドサイト、キャンペーンサイトなどのWebサイト制作を始め、Web広告の運用やコンテンツマーケティング、SEO対策などのWebマーケティングのサービスも提供しています。
大手銀行でもある、セブン銀行のサービスサイトの制作・リニューアルなどを担当。カードローン周辺のキーワード強化を目的に、ローンシミュレーションの機能制作なども組み込んでいます。
- 株式会社セブン銀行 サービスサイト制作・リニューアル
- 株式会社NTTドコモ ランディングページ制作
料金 | ライトプラン:500,000円〜 スタンダードプラン:1,500,000円〜 プレミアムプラン:3,000,000円〜 |
サイトURL | https://thinkbal.co.jp/ |
実績ページ | https://thinkbal.co.jp/work/ |
実績事例 | ・株式会社セブン銀行 サービスサイト制作・リニューアル ・株式会社NTTドコモ ランディングページ制作 |
会社所在地 | 東京都江東区豊洲1-2-39パークアクシス豊洲405 |
株式会社ヒカリナ
金融サービスやFintech(フィンテック)サービスやアーリーステージのサービス・プロダクトなどに関するサイト制作実績が豊富な制作会社です。
UIやUXデザインに強い制作会社であり、ユーザーのニーズにマッチする設計を提案してくれます。
金融・フィンテックの領域においては、とくに、証券サービスや銀行サービス、ライフプランニングに精通しているのが特徴です。ほかにも、株式や投資信託を中心とした投資関連ジャンル、IFA関連、資産管理などのサービスにも対応しています。
金融というジャンルにおいて幅広く対応しているため、金融サイトを制作したいと考えている方にとって、安心してお任せできる制作会社であるといえます。
- 住信SBIネット銀行アプリの制作
- 株式会社東洋経済新報社のWebサイトリニューアル
料金 | 要問合わせ |
サイトURL | https://hikarina.co.jp/ |
実績ページ | https://hikarina.co.jp/works/ |
実績事例 | ・住信SBIネット銀行 デビットカード紹介ページ制作 ・47グループサイトリニューアル |
会社所在地 | 東京都港区六本木4-12-8 HOLDER 3F |
株式会社想研
自社でさまざまなWebメディアを運営している制作会社です。資産形成メディアの「finasee」、投資家向けメディアの「たあんと」、IFA探しに特化した「IFAナビ」など、金融をテーマにしたWebメディアも多数あり、情報メディアを自社で運営しています。
また、Webメディアだけではなく、雑誌メディアとしても金融テーマで展開していて、金融のコンテンツ制作会社としては専門性が高い会社といえます。
金融の情報発信もおこなっていることから、法律面や規制、改正などについてもよく理解しているため、安心して金融サイト制作を依頼しやすいでしょう。
- 金融系Webメディア「finasee」の制作・運営
- 投資家向けメディア「たあんと」の制作・運営
料金 | 要問合せ |
サイトURL | https://www.soken-inc.co.jp/ |
実績ページ | https://www.soken-inc.co.jp/services/media/ |
実績事例 | ・機関投資家向け運用情報誌「オルイン」制作 ・人事担当者向けコミュニティマガジン「DCウェーブ/ファイナンシャル ・ウェルビーイング」の制作 |
会社所在地 | 東京都中央区日本橋茅場町2-13-11 |
株式会社クーシー
金融業界をはじめ、さまざまな業界のサイト制作を担っているのが特徴です。地方銀行のコーポレートサイト制作や、決算事業を展開する企業のコーポレートサイト制作などをおこなっています。
また、Webサイトはコーポレートサイトのほか、ECサイトやリクルート、アプリ、システム開発、プロモーションに至るまで対応しているため、サイト制作全般を依頼できるのが魅力です。
コンバージョンまでの導線の確保や、ユーザビリティの強化、サイトリニューアルなど、依頼企業のニーズに応えて各企業にオリジナルで提案をおこなっています。リブランディングのような、マーケティングも視野に入れたWebサイト設計も可能です。
- 岩手銀行Webサイトリニューアル
- ブロードマインド株式会社のコーポレートサイトリニューアル
料金 | 要問合わせ |
サイトURL | https://coosy.co.jp/ |
実績ページ | https://coosy.co.jp/work/detail/iwatebank/ |
実績事例 | ・アイディア株式会社のコーポレートサイト制作 ・辻・本郷税理士法人のサイトリニューアル |
会社所在地 | 東京都渋谷区東3-16-3エフ・ニッセイ恵比寿ビル7階 |
能登印刷株式会社
さまざまなジャンル・カテゴリのWebサイトを制作している会社です。金融関連だけではなく、医療や福祉、教育、建設などの領域の制作実績も豊富です。
Webサイトの制作実績では、コーポレートサイトの新規制作やリニューアル、動画制作・配信などをおこなっています。民間企業から自治体に至るまでさまざまな顧客との取引実績があり、信頼できる制作会社でもあります。
単純にWebサイトを制作するだけではなく、マーケティングの観点でアドバイスをしたり、DX支援をおこなったりしている点も魅力です。メディア事業やプラットフォーム事業も実績が豊富であるため、Web領域の全般を任せることができます。
- 興能信用金庫のWebサイトリニューアル
- 株式会社ヨネモリのコーポレートサイト制作
料金 | 要問合わせ |
サイトURL | https://www.notoinsatu.co.jp/ |
実績ページ | https://semi-colon.net/industry/finance/ |
実績事例 | ・株式会社前垣のコーポレートサイト制作 ・株式会社エフラボのWebサイト制作 |
会社所在地 | 石川県金沢市武蔵町7-10 |
まとめ
この記事では、金融系サイトを制作する際に重要となるポイントを解説しました。信頼性を確保するための要素として、YMYL領域での専門知識、法規制の遵守、ユーザーに信頼されるデザインの理解は必須であるといえます。また、金融ジャンルのサイト制作を外注するのであれば、金融業界での実績を持つ会社を選ぶことも重要です。
THINkBALは、金融業界におけるWebサイトの制作実績が豊富な制作会社です。細かな規定や法律などに考慮したサイト設計が可能であるため、安心してお任せいただけます。
金融関連のサイト制作を検討している方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
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