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Web制作
Update: 2023/10/29

採用サイトを戦略的に制作・運用をして優秀な人材を獲得しよう

採用サイトを制作しようと考えているが、どういったコンテンツを掲載して何を発信していけばよいかわからず、求人サイトのみで採用をおこなっているといった企業は少なくありません。

  • 採用サイトを制作しようと考えている人
  • 人事の視点でのスキルはあるけどWebマーケティング視点での採用を知りたい人
  • 戦略的に採用を進めてコストを下げたいと考えている人

採用サイトの制作・運用は戦略的に進めていくことで、企業の求めている人材を採用することができます。逆に、自社の伝えたい内容ばかりを掲載していても、あまり応募は期待できないでしょう。自社のお伝えたいことを伝えつつ、求職者の知りたいことをありのままに掲載することで、優秀な人材を獲得することにつながります。

この記事では、Webマーケティングの視点から戦略的な採用サイトの制作・運用方法について解説していきます。

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人材を獲得するためには採用サイトは必要?

採用サイトで人材を選んでいる様子

人材を獲得するために採用サイトは次の2つの理由から必要です。

  • 欲しい人材からの応募を獲得するには必要
  • 検討層を応募させるのに有効

それぞれについて詳しく簡単に説明します。

欲しい人材からの応募を獲得するには必要

採用サイトは、企業が欲しい人材からの応募を獲得するために必要でしょう。求職者はインターネットを通じて情報を収集し、自分に合った企業を選ぶ傾向があります。採用サイトが魅力的で情報が充実していれば、求職者は興味を持ち、応募する可能性も高まります。

また、採用サイトを活用することで、企業は求人媒体では伝えきれなかった自社の強みや魅力をアピールすることができます。求職者は企業のビジョンやミッション、福利厚生、成長の機会などに関心を持っています。採用サイトを通じてこれらの情報を伝えることで、求職者は自分がその企業に適していると感じ、応募の意欲が高まるのです。

検討層を応募させるのに有効

採用サイトは、求職者が企業を検討する段階においても重要な役割を果たします。求職者は複数の企業を比較検討し、自分に合った企業を見つけようとします。採用サイトが充実しており、情報が明確でわかりやすければ、求職者は企業に対する信頼感を持ち、志望度を高めることで応募を検討するでしょう。

また、採用サイトは企業文化や雰囲気を伝えるためにも有効なツールです。企業の理念や社風を採用サイト上で具体的に表現することで、求職者は自分がその企業で働くイメージを描くことができます。求職者が企業の価値観や文化に共感し、魅力を感じるような情報が採用サイトにあれば、応募への関心が高まることでしょう。

以上の通り、採用サイトは優秀な人材を獲得するための重要なツールです。適切な情報を提供し、魅力的なコンテンツを掲載することで、求職者の興味を引きつけ、応募を促すことができます。

採用サイトの必要性についてより詳しく知りたい人は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

戦略的な採用サイトの作り方

戦略的な採用サイトを作るために、以下の4つのポイントを知っておきましょう。

  • ターゲットを明確に設定する
  • ターゲットにあったデザインにする
  • 連携する求人サイトを考えた導線やデザインにする
  • 掲載するコンテンツを整理する

ひとつずつ具体的に解説をしていきます。戦略的な採用サイトを制作して良い人材を見つけたいと考えている人は、参考にしてください。

ターゲットを明確に設定する

採用サイトを制作する際にまずおこなうことは、どのような求職者、どのようなスキルを持った人が応募してほしいのかなど、ターゲットを設定していかなければなりません。

ターゲットを具体的に明確化することで、ターゲットのニーズや関心を仮説立てることができます。仮説に基づいたコンテンツやサイトデザインを作成していくことで、これらを満たした採用サイトが完成します。

求職者が求めているコンテンツがないと、応募されない可能性があるためまずはターゲットを明確化していきましょう。

ターゲットにあったデザインにする

採用サイトのターゲット

採用サイトのデザインは、ターゲットに合わせて魅力的で視覚的に訴求力のあるものにすることが重要です。カラースキームやフォント、レイアウトなどを慎重に選び、企業のブランドイメージや企業文化を反映させましょう。

ターゲットの求職者が採用サイトに訪れた際に、直感的に魅力を感じるデザインになるよう工夫しましょう。

連携する求人サイトを考えた導線やデザインにする

採用サイトは、連携する求人サイトとの導線も重要です。求職者が採用サイトから求人サイトに移行しやすいように、導線をスムーズに設計しましょう。

また、求人サイトとの一貫性を保つために、デザインやブランディングの統一も考慮しましょう。連携する求人サイトとのシームレスなユーザー体験を提供することで、求職者の応募意欲を高めることができます。

当サイトを運用するTHINkBALでは、採用サイトの制作・運用サービスを提供しています。求人媒体との連携を図り、採用サイト内でより求職者の知りたいコンテンツや内容を掲載することでミスマッチの少ない採用を目指して採用サイトの制作をおこなっております。採用サイトの制作・運用を依頼する

掲載するコンテンツを整理する

採用サイトを制作する際に、掲載するコンテンツを整理し、企業視点だけではなく求職者視点で何を求めているのか考慮し、コンテンツを作成しましょう。

また、掲載するコンテンツは求職者が実際に採用サイトを閲覧したとき、それらのコンテンツをスムーズに見つけられるようにしておくことも大切です。閲覧したいコンテンツにたどり着きにくい採用サイトは離脱される可能性が高くなります。

特に閲覧される傾向にある、事業内容、福利厚生、社内の雰囲気がわかるコンテンツなどはトップページから1クリック遷移できるようにサイト設計をおこなうと良いでしょう。次の章で採用サイトに必要なコンテンツを紹介しているので、参考にしてください。

戦略的な採用サイトに必要なコンテンツ

採用サイト内のコンテンツ

戦略的な採用サイトに必要なコンテンツは次の6つです。

  • 選考フロー
  • 募集要項
  • 研修制度
  • 入社後のキャリアパス
  • リアルな社内の雰囲気がわかる動画や画像コンテンツ
  • 社員インタビュー

それぞれについての詳細を簡単に説明いたします。

選考フロー

選考フローは、応募から内定までの流れを簡易的に掲載したコンテンツのことです。求職者は採用までのプロセスを知りたいため、選考フローに関する情報を採用サイトに記載しましょう。応募から内定までのステップや予定される面接や試験などの詳細を明確に伝えることで、求職者は採用までの流れを理解します。

1次面接ではグループ面接、2次面接は個別面接、3次面接に取締役面接といったように各フェーズでどのような面接方式なのか記載をしておくと、求職者は各フェーズで質問したいことを決めて面接に挑むことができるため、当日の面接でも話しやすくなり、本来の求職者の良さを引き出すことができるようになります。

募集要項

求人を募集したいポジションの募集要項を採用サイトに掲載するのも重要です。仕事の内容や応募条件、待遇などの詳細を明示することで、求職者は選考に進む前に自身の適性や関心に合致するかどうかを判断できます。

募集要項には、次のような項目を記載するようにしましょう。

  • 職種
  • 業務内容
  • 雇用形態
  • 勤務地
  • 給与
  • 勤務時間
  • 待遇・福利厚生
  • 応募方法

上記を参考に応募要項を作成してください。選考に進む前に自分と企業は合っているか判断できることで、採用後のミスマッチを防ぐことができ、採用のコストを抑えることが可能になります。また、入社後の離職率も軽減することができ、戦略的な採用を進めるポイントとなります。

研修制度

研修制度についての情報も重要です。求職者は次の会社に入ったら自己成長やキャリアアップをしたいと考えている人も多いので、入社後の研修プログラムや教育体制についての具体的な内容を示しましょう。

研修制度が整っていることは、求職者にとって魅力的な要素となるでしょう。

入社後のキャリアパス

入社後のキャリアパスに関する情報も詳しく求職者に提供するようにしましょう。求職者は次の職場でどのようにキャリアアップをしていこうかと考えているので、入社後のキャリアや昇進の機会について具体的に伝えることが重要です。

キャリアパスが不明瞭だと、志望度も下がり、応募を辞める求職者も多いです。キャリアパスの内容は概要だけではなく、現在働いている人の実例を掲載することで、求職者が自身の将来を重ねてイメージがしやすくなり、応募へのモチベーションにつながります。

リアルな社内の雰囲気がわかる動画や画像コンテンツ

求職者にリアルな社内の雰囲気を伝えるために、動画や画像コンテンツを活用することも良い人材を獲得するために必要です。

オフィスの風景や社員同士のコミュニケーションなど、働く雰囲気が伝わるようなコンテンツを採用サイトに掲載することで、求職者は企業の魅力をより具体的にイメージできるでしょう。実際にどのような仕事内容をこなしているのか、どういったスケジュール感で1日を過ごしているのかなど、求職者が知りたいと感じている企業の情報を具体的に掲載することで応募につながります。

社員インタビュー

社員の声を採用サイトに掲載しましょう。社員インタビューでは、現在の社員がどのように働いているのか、企業文化や働き方について語ってもらいます。求職者は社員の経験や意見を参考にし、企業への関心を深めることができます。

これらのコンテンツを採用サイトに取り入れることで、求職者はより具体的な情報を得ることができ、興味を持って応募するきっかけになるでしょう。

戦略的な採用サイトの運用方法

採用サイトの運用方法について会議をしている人たち

採用サイトは制作だけでなく、運用も戦略的におこなっていく必要があります。採用サイトを効果的に運用するためには、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

効果測定・改善を続ける

採用サイトは公開したら終わりではなく、公開後の継続的な運用による効果測定と改善が必要不可欠です。アクセス解析や応募者数、選考通過率、採用率などのデータを定期的に分析し、採用サイトの成果を評価しましょう。

改善の余地がある場合には、デザインやコンテンツの改善を検討し、常に採用サイトのパフォーマンス向上に取り組みましょう。

求人サイトとの連携

採用サイトの公開後は、求人サイトとの連携も重要です。求人サイトを効果的に活用し、採用サイトとうまく連携することで効率的に応募者を増やすことができます。

また、応募自体を求人サイトだけにし、採用サイトは企業情報を伝えるだけのサイトにするのも運用方法のひとつとしておすすめです。応募経路を複数にすると応募者の管理が煩雑になるため、応募希望の求職者は求人サイトから応募するように誘導することで採用側の管理がスムーズになります。

その場合は、求人サイトへの送客がKPIになるため、しっかり数値を定期的に分析し、送客するための施策や改善を継続的に実施していきましょう。

新規コンテンツを継続的に更新する

採用サイトのコンテンツを更新している人

募集はしているにも関わらず、採用サイトを更新しないと求職者は離脱をしてしまいます。採用サイトは常に最新の情報を提供する必要があり、採用情報や企業のニュース、社内イベントなどを発信することを心がけましょう。求職者にとって非常に魅力的なコンテンツで、しっかり採用のことを考えてくれていると印象づけられるので企業の信頼度も高まります。

定期的なブログ記事や社員インタビュー、動画などのコンテンツを継続的に更新することで、採用サイトの魅力を向上させ、求職者の興味を引き続けることが可能になります。

以上の通り、戦略的な採用サイトの運用では、効果測定・改善の継続、求人サイトとの連携、そして新規コンテンツの継続的な更新が重要なポイントです。これらを実践することで、採用サイトはより効果的に機能し、優れた人材獲得につなげていくことができるでしょう。

まとめ

戦略的な採用サイトは、制作段階でターゲットを明確化し、ターゲットが求めるコンテンツ、デザインを事前に決めたうえで進めなければなりません。もし、制作段階でこれらができていない状態で運用をおこなっても、求職者を上手く集客できず、応募数を伸ばすことがむずかしくなるでしょう。

この記事のまとめ
  • しっかりとターゲットを見据えて制作を進める
  • 戦略的な採用サイトは制作も運用も大切
  • 公開後は継続的な運用と求人サイトとの連携が重要

戦略的な採用サイトをこれから作っていきたい企業は、THINkBALに採用サイトの制作・運用についてご相談ください。採用サイトの制作・運用について相談する

著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。