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Web制作
Update: 2024/5/5

ホームページ制作はどこに相談すればいい?主な相談先と選ぶときのポイント

インターネット社会と呼ばれる現状のなか、企業の事業展開に必須ともいえる「ホームページ」。ホームページは目的に応じて使い分けされており、適切な運用をおこなうことで、売上アップや企業のブランディングなどさまざまな効果に期待できます。一方でホームページ制作には専門的な知識とスキルが必要とされるため、制作を外注する会社も少なくありません。

この記事では『ホームページ制作のおもな相談先』と『相談先を選ぶときのポイント』などをお伝えしてきます。

ホームページの制作依頼について理解できていない担当者様は、ぜひ参考にしてください。

  • ホームページ制作を外注しようと思っている人
  • どんな制作会社がよいかわからない人
  • 自社でホームページを作成する力がない企業の担当者
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ホームページ制作を相談する

ホームページ制作の相談先の種類は主に4種類

ホームページ制作については、主に4種類の相談先があります。相談先にはそれぞれ特徴があり、自社の目的に適した依頼先を選ぶことが大切です。自社の目的と適さない依頼先を選んでしまうと、理想とはちがうホームページとなってしまい、トラブルにも発展しかねません。まずはそれぞれのメリット・デメリットを理解しておきましょう。

ホームページ制作の相談方法
  • ホームページ制作会社に相談する
  • 広告代理店に相談する
  • フリーランスで活動している個人に直接相談する
  • クラウドソーシングを利用して相談する

ホームページ制作会社に相談する

ホームぺージ制作会社とは、ホームぺージの制作・運用を専門的におこなう業者のことです。制作から運用までをディレクションしてくれるため、「ホームぺージ制作って何をすればよいか全くわからない」ときでも、クオリティの高い仕上がりに期待できます。

メリット

ホームページ制作会社に依頼するときには、以下のようなメリットがあります。

【企画やデザインもまとめて依頼できる】

ホームページ制作では、サイトの企画やデザインから制作まで幅広く依頼できるのが魅力です。制作会社のなかには制作だけでなく、公開後の運用サポートを提供していることもあります。制作から運用までをまとめて依頼することもできるため、ホームぺージ制作・運用に関する知識が全くない場合でも、効果的なホームページの運用を行えます。

【専門チームが制作にあたるためクオリティの高いホームぺージ制作ができる】

ホームぺージ制作では、それぞれの項目に応じて専門的な知識やスキルが必要です。ほとんどのホームぺージ制作会社には、制作の専門チームが存在しており、以下のような各分野のスペシャリストが制作にあたります。

  • ディレクター…プロジェクト全体の指揮をとる
  • デザイナー…サイト全体やページごとのデザインをおこなう
  • プログラマー…システム開発、コーディングなど
  • イラストレーター…ページに挿入する画像やアニメーションの制作をおこなう   など

ホームぺージ制作会社では、項目ごとに精通した上記のようなスペシャリストが制作をおこなうため、クオリティの高いホームぺージ制作が可能です。

デメリット

ホームぺージ制作会社への依頼には、以下のようなデメリットもあります。

【依頼範囲によっては制作費が膨らんでしまう】

ホームぺージ制作会社への依頼はクオリティの高い仕上がりに期待できる分、制作費などのコストが膨らみがちです。依頼する範囲によっては、より費用がかかる場合もあります。たとえば運用コンサルタントまで依頼するとなれば、数百万円の依頼料が発生するケースも珍しくありません。コストが膨らみ過ぎないように依頼する範囲については、あらかじめ社内で充分に協議しておきましょう。

【得意分野が自社とマッチしないと理想とちがう仕上がりになる場合も】

ホームぺージ制作会社には、それぞれに得意とする分野が存在します。制作会社の得意分野と自社サービスがマッチしていないと、理想とは異なるホームページとなってしまう場合もあります。依頼を検討する際は、制作会社のホームページなどを確認して、得意分野を調べておきましょう。

広告代理店に相談する

広告代理店もホームぺージ制作における依頼先の一つです。従来、広告代理店とホームぺージ制作会社は独立しているものですが、なかにはホームぺージの制作を依頼できる会社も存在します。

メリット

ホームぺージ制作を広告代理店へ依頼するメリットには、以下のようなものが挙げられます。

【Webマーケティングに強い】

集客力の高いホームぺージを制作するには、Webマーケティングに関する豊富な知識とスキルが必要です。広告代理店は広告戦略などに長けているため、Web制作を専門とする制作会社よりも、戦略的で効果的な集客施策が実施できます。

また広告運用とホームぺージ運営を組み合わせることにより、Webマーケティングを総合的に支援してくれる会社も存在します。加えて、CMや新聞などほかの媒体も併称することでWeb公告だけでは実現できない、より集客力の高い施策を実施できるでしょう。

【集客分析に優れている】

ホームぺージを効果的に運営するには現状把握をおこない、適時改善を実施することが重要です。公告運用をおこなうときは、集客に関するデータ解析と改善策の実施が基本となります。広告代理店はこれらの施策を繰り返しているため、集客に関する確かなデータ解析力とノウハウをもっています。広告代理店へ依頼するとそのノウハウを活かした、ホームぺージ制作・運用が可能です。集客に特化した施策が実施できるため、より多くの集客に期待できるでしょう。

デメリット

広告代理店にホームぺージ制作を依頼するのには、以下のようなデメリットがあります。

【広告と併用するとコストが膨らんでしまう】

広告代理店に運用までを依頼した場合、広告などをメインとした施策が行われがちです。広告と併用すると制作費やコンサルティング料金と別に、広告宣伝費が発生します。広告にもさまざまな種類があり、充実した広告戦略を実施する場合には、数百万円の費用が発生することも少なくありません。効果的な認知活動は行えますが、実施する内容によっては多額の費用が発生するため、実施する施策については社内で充分に話し合っておきましょう。

【成果につながりにくいホームぺージとなる可能性がある】

ホームぺージは企業ごとに求める成果が異なり、ページ内には成果に応じたデザインが必要です。たとえば問い合わせを増やすことを目的とするのであれば、問い合わせページへの導線、問い合わせフォームのデザインなどが重要となります。ユーザーが使いやすいデザインを施さなければ、思うような成果にはつながりません。広告代理店は集客力に優れていますが、Webサイトの製作実績が少ない会社では、成果に対する十分な施策が実施できない可能性があります。依頼を検討するときは、ホームぺージ制作の実績が豊富にあるかなどを事前に確認しておきましょう。

フリーランスで活動している個人に直接相談する

ホームぺージ制作は、フリーランスなどの個人も依頼先の一つです。フリーランスにはスキルの高い方も存在しており、交渉次第では安価でクオリティの高いホームぺージに仕上がります。

メリット

フリーランスに依頼することには、以下のメリットがあります。

【比較的コストを抑えられる】

フリーランスは制作会社などへの依頼に比べ、コストを抑えられるのが魅力です。交渉をうまく進めることができれば、費用対効果の高いホームぺージを制作できます。フリーランスへ依頼するときは、クラウドソーシングサービスを利用するか、SNSなどを通じてコンタクトを取るのが一般的です。コンタクトが取れたあとは、依頼内容や金額について直接交渉をおこないます。制作会社などの場合、企業ごとに料金の目安が定められているため、大幅な割引などは望めません。対してフリーランスは個人ごとに自分で料金を決めているため、案件に魅力を感じてくれると、自社が提示した値段で対応してくれる可能性があります。

【制作物ごとに依頼先を自由に組み合わせられる】

制作会社に依頼する際、「大まかなデザインは希望どおりになったけど、イラストだけは理想とちがう」といったこともあるでしょう。しかしイラストのみを別の会社に依頼するとなれば、手間もかかり料金も割高になってしまう可能性があります。一方、フリーランスにはライターやデザイナー、プログラマーなど分野ごとのクリエイターが存在しており、分野ごとに依頼することが可能です。自社が理想とするデザインを施せるクリエイターを組み合わせることで、理想的な仕上がりに限りなく近付けられるでしょう。

デメリット

コストを抑えられるなどのメリットがある一方で、以下のようなデメリットも存在します。

【交渉力が必要】

フリーランスへ依頼する際には、直接個人と交渉を進めることになるため、一定の交渉力が必要です。人は個人ごとに価値観が異なります。制作会社などの会社であれば、会社ごとにルールが定められており、担当者も営業経験があるためコミュニケーションもとりやすいでしょう。一方でフリーランスの場合、個人によってコミュニケーション能力が大きく異なります。コミュニケーション能力が低いと、自社の要望に対する理解が進まず、スムーズに制作が進められないというケースも少なくありません。交渉を円滑に進めるためには、こちらにも一定の交渉力が必要になります。

【依頼先のスキルによって仕上がりが大きく異なる】

フリーランスは個人ごとに、対応可能な範囲も異なります。たとえば「ソフトを使ったデザインはできるけど、コーディングは対応不可」といったケースも珍しくありません。このようなときには、別にコーダーを探す必要があり、探す手間と労力がかかります。またフリーランスはひとりで制作にあたるケースも多いため、フリーランスによって仕上がりに差が出てしまう場合があります。依頼する前にはポートフォリオなどの提出をお願いして、事前にクオリティチェックを実施しておきましょう。

クラウドソーシングを利用して相談する

クラウドソーシングとは、企業などの依頼者とクリエイターなどの制作者のマッチングをおこなうプラットフォームのことです。サービスを提供する会社が運営を行っており、プラットフォームごとにルールや規定が設けられています。

メリット

【ルール・規定が定められているため安心して依頼できる】

クラウドソーシングには、サービスごとにルールや規定が設けられているため、個人に対しても安心して依頼が可能です。たとえばあるクラウドソーシングでは、交渉は自由に行えますが、依頼時には以下の手順で進める必要があります。

  1. 交渉
  2. 契約条件の提示(依頼者側)
  3. 契約条件の同意(制作者側)
  4. 前払い金の入金(依頼者側)
  5. 作業開始
  6. 納品手続き(制作者側)
  7. 検収(依頼者側)
  8. 残金の支払い(依頼者側)

ほとんどのクラウドソーシングでは上記のようなルールがあるため、トラブルに発展するリスクを抑えられ、双方ともに安心して制作を進められます。

【クリエイターの実績確認が可能】

クラウドソーシングでは「これまでの取引件数」、「依頼者からの評価」などのシステムを導入しているサービスも存在します。評価については依頼者がコメントを書き込めるサービスもあるため、具体的な評価内容の確認が可能です。また登録者にはプロフィール欄が設けられており、これまでの具体的な実績やポートフォリオが掲載されていることがあります。登録者であればアピール文なども掲載できるため、人物像を測るときにも役立ちます。

デメリット

【クラウドソーシングへの手数料がかかる】

クラウドソーシングは、サービスを利用するごとに手数料が発生するのが一般的です。料金形態はサービスごとに異なりますが、20%ほどの手数料が発生するケースもあります。そのため依頼を頻繁におこなうときなどは、手数料が膨らんでしまいかねません。サービスによっては「依頼料が高くなるほど手数料が安くなる」などのように、安くする方法も存在します。できる限りコストをおさえるためには、利用するサービスの料金システムを事前に把握しておきましょう。

【スキルの高い個人・会社を見つけるには魅力的な案件を掲載しなければならない】

クラウドソーシングを利用する会社・フリーランスは増えており、競合他社も多くいる現状です。そのためスキルの高い方を見つけようとすると、制作内容に応じて魅力的な条件を提示する必要があります。たとえばとにかくクオリティを求めるのであれば「高単価」、人数や安さを求める場合は「初心者歓迎」などのステータスでよく募集が行われています。またクオリティによって「単価アップあり」といった、条件が提示されているケースも少なくありません。スキルの高い方を見つけるときには、制作内容に応じて他社にはない魅力をアピールしましょう。

ホームページ制作の相談先を選ぶ際のポイント

現在ではホームページを制作する業者も無数に存在しているため、「どのような基準で選べばよいか分からない」という方もいるでしょう。ホームページ制作の相談先を選ぶときは、おさえておくべき選び方のポイントがあります。ポイントを考慮して選ぶことで、制作をスムーズに進められ、トラブルに発展するリスクも抑えられるでしょう。相談先を選ぶ際のポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。

相談先を選ぶときのポイント
  • 制作会社の強みを比較して自社と合っているか確認する
  • 同業他社の実績があるか確認する
  • 任せる企業・個人のホームページやブログが更新されているか
  • 担当者との相性やコミュニケーションも重要
  • 依頼先はどのような体制になっている確認する

制作会社の強みを比較して自社と合っているか確認する

制作会社には、会社ごとに得意分野などの強みが存在します。効果的なホームぺージ制作をおこなうためには、自社とマッチした強みをもつ制作会社を選ぶことがポイントです。たとえばランディングページの制作を得意とする制作会社に、集客をメインとしたホームぺージ制作を依頼しても成果には期待できないでしょう。集客をメインとするのであれば、広告宣伝やSEO対策など集客に強い制作会社に依頼をおこなうべきです。制作依頼を検討するときは、はじめに制作会社の強みをきちんと把握しておきましょう。

なお、強みを確認する際は、具体的な数字などでみることが大切です。制作会社に問い合わせをおこなうと、「集客に自信があります」といった答えが返ってくるでしょう。しかし数字などで根拠が提示されないときは、信ぴょう性に欠けるため注意しておく必要があります。制作会社を選ぶときは、「問い合わせ件数が10件→20件にアップしました」など、具体的な実績を提示してくれる会社を選ぶようにしましょう。

制作会社の比較ならホームページ会社検索サイトの「優良WEB」で検索してみてください。都道府県別のホームページ制作会社が詳しく掲載されています。依頼内容や業種、特徴などから選ぶこともできますので、ぜひ参考にしてみてください。

同業他社の実績があるか確認する

制作会社を選ぶときは、制作実績のチェックも重要です。とくに同業他社の制作実績については、必ず確認しておきましょう。どの業界にも、業界に身を置いてこそわかるものが存在します。同じ業界の制作実績があれば、業界ならではの情報を発信できるため、ユーザーの共感も得やすくなるでしょう。実績を確認する際は、ホームぺージに掲載されている実績だけでなく、担当者へ直接聞いてみるのも有効です。

たとえば制作するうえでこだわっている点、運営に成功した要因などはホームぺージの情報だけでは分かりません。具体的な話を聞くことで、自社でホームページ制作・運営をおこなうときにも活かせます。もし聞けるのであれば失敗例についても、ヒアリングしておくのがおすすめです。問題の予防だけでなく、同じようなケースが発生した際に対応がしやすくなるでしょう。

任せる企業・個人のホームページやブログが更新されているか

依頼を検討する制作会社・個人がSNSを運用している場合は、更新の頻度にも注目してみましょう。ホームページで成果を挙げるには、「鮮度」も重要な要素の一つです。古い情報がいつまでも掲載されているようでは、ユーザーが古さを感じてしまい、ホームページや会社の信頼性も下がってしまいます。そのような状態の会社・個人は、だらしないという印象があり、決して信用度が高いとはいえません。仮に制作をお願いしたとしても、納期の遅延や連絡がなかなかつかないなど、トラブルが発生する可能性も十分に考えられます。

反対にホームぺージやブログをまめに更新しているのであれば、ユーザーに対する配慮が感じられ、信用度も高いといえるでしょう。連絡もまめにしてくれると予想できるため、やり取りや打ち合わせもスムーズに進められます。

担当者との相性やコミュニケーションも重要

制作会社を選ぶときは、担当者との相性も重要なポイントです。ほとんどの制作会社では、依頼をおこなうと会社ごとに担当者がつきます。担当者とは長い付き合いとなるため、相性と信頼関係の構築が必要です。とくに運営コンサルタントまでを依頼するときは、数年に渡る付き合いになるため、コミュニケーションがとれるかなどを事前に確認しておかなければなりません。

担当者との相性をチェックするときは、説明の分かりやすさなどを参考にするとよいでしょう。専門用語ばかりを使って説明する担当者では、こちらの理解が進まず、コミュニケーションも円滑にとれません。クライアントへの配慮ができない担当者と、良好な信頼関係を築くのは難しいでしょう。担当者を見極めるときは、クライアントへの配慮ができる人物であることが大切です。

依頼先はどのような体制になっているか確認する

制作会社へ依頼を検討するときは、社内体制についても確認しておきましょう。たとえば制作会社では、担当者と制作者が異なるケースはよくあることです。どれだけ担当者とのやり取りがスムーズだったとしても、ちがう人物が制作にあたると認識にずれが生じてしまい、自社の要望と異なる仕上がりになる場合があります。制作開始後に発覚するとトラブルに発展する可能性もあるため、制作体制などは事前に確認しておきましょう。

また運用について依頼するときは、運用費用についても詳細まで確認しておくことが必要です。運用サポートは、基本プランと別にオプションを設けている制作会社がよくあります。オプションは追加するほど料金が発生するため、きちんと内容を理解したうえで依頼することが大切です。見積書などに不明な項目がある際には、納得がいくまでしっかりと確認するようにしましょう。

ホームページ制作の相談をする前に自社で準備しておきたいこと

ホームページの制作・運営は、制作会社などの相談先に丸投げすれば、成果が挙がるというわけではありません。マーケティング活動はあくまで、自社の製品やサービスを売り出すものです。そのためいくら優秀な制作会社に依頼したとしても、制作や運営を丸投げしているようでは、自社が求める成果は望めないでしょう。理想とする成果を得るには、相談する前に以下の項目について、自社でも準備しておくことが必要です。

相談前に準備しておくこと
  • サイトの目的を定めておく
  • だいたいの予算を決めておく
  • 確認・相談事項を考えておく

サイトの目的を定めておく

まずはホームぺージの目的を定めることです。ホームぺージは、目的によって掲載すべきコンテンツが異なります。たとえば商品購入をメインとするのであれば、商品紹介のコンテンツを充実させ、購入ページへの誘導に工夫が必要となります。対して人材の採用を目的とするのであれば、求職者が応募を判断するのに必要な情報を掲載しなければなりません。目的に適していないコンテンツを掲載しても、自社が求める成果は得られないでしょう。

またホームぺージの目的と併せて、ターゲットを明確に設定することも重要です。ターゲットが曖昧なままだとニーズとずれた内容になってしまい、ターゲットに伝えたい情報が届きません。ホームぺージを制作するときは、「だれに・何を伝えたいのか」を明確にし、社内で共有しておきましょう。

だいたいの予算を決めておく

ホームぺージの制作依頼を検討するときは、自社でおおよその予算を決めておきましょう。ホームぺージ制作は依頼する内容や範囲によって、制作費が大きく異なります。のちほど追加依頼をすると時間が掛かってしまうだけでなく、割高な追加費用が発生することにもなりかねません。あらかじめ予算を決めておくことで、打ち合わせ時に「予算内でできること・できないこと」の確認がしやすくなります。

また追加や修正に関する料金についても、打ち合わせ時に確認しておくことがおすすめです。予算がぎりぎりで制作依頼をおこなうと修正や追加対応が必要となった際、別途に資金を用意しなければなりません。事前に確認をおこない、修正や追加を想定した予算で依頼すれば、別途で発生する追加料金を抑えられます。

確認・相談事項を考えておく

確認・相談事項についても、あらかじめ社内で準備しておきましょう。ホームぺージに求める成果は、会社ごとに異なります。「売上を上げたい・商品の認知度を拡げたい・集客を増やしたい」など、設定するゴールも会社によってさまざまです。そのため自社が伝えたい内容、成果を挙げるために効果的な内容もゴールごとにちがいます。自社が伝えたい内容に関しては、制作会社とのずれが生じないように、事前に社内で決めておきましょう。

制作会社へ明確に伝えることで、制作がスムーズに進み、自社の理想とするホームぺージに近付けられます。また画像の解像度や導線となるボタンリンクのデザインなども、あらかじめ大まかに決めておきましょう。のちほど変更が必要になると、労力だけでなく時間と費用がかかってしまいます。

まとめ

ホームページは、Webマーケティングを進めるうえで、重要な役割を担うものです。商品の認知度アップから採用活動、投資家への情報発信まで幅広い役割をもっています。ホームページ制作を外注に依頼するときは、以下の点をおさえておきましょう。

この記事のまとめ
  • 4種類の依頼先のなかから、自社に適したものを選ぶことが重要
  • 選び方のポイントを理解しておくと依頼先選びに失敗するリスクを減らせる
  • 効果的なホームページ制作をおこなうには自社でも事前に準備しておくべきことがある

自社に適した依頼先を見つけ、クオリティの高いホームページを制作しましょう。

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著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。

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