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Web制作
Update: 2023/7/17

Webサイトを制作する理由とメリット|成果を生むサイトの作り方

Webサイトは、現代では事業の運営に欠かせない存在となっています。サイトを持っていない企業と持っている企業では、集客や企業の成長に大きな差が生まれてしまうでしょう。

  • 効果のあるWebサイトを作りたい人
  • これからWebサイトを制作する人
  • Webサイト制作の外注を考えている人

そこで本記事では、Webサイトを制作するメリットや理由に加え、成果につながるWebサイトの制作方法を解説します。

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Webサイトを制作する理由

Webサイトを制作するべき理由はそれぞれの企業によって異なります。その中でも、制作理由として多いのが下記のとおりです。

Webサイトを制作する3つの理由
  • 商品・サービスの公式情報を紹介する
  • ユーザーに信頼してもらうため
  • 企業の思いを伝えるため

上記の3つの理由について詳しく解説します。Webサイトを制作した方が悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

商品・サービスの公式情報を紹介するため

企業がWebサイトを利用する理由としてもっとも多いのが商品・サービスの公式情報を紹介するためです。

公式情報とは次のようなものが該当します。

  • 商品の産地
  • サービスの開発者
  • 商品・サービスができる過程

こういった情報をWebサイトで公式情報として公開することにより、商品・サービスに対する信頼度をアップさせることが可能です。

また商品やサービス以外のほかに自社で働く従業員やオフィスなどを公開することで、透明度の高い企業であることのアピールにもなるでしょう。

ユーザーに信頼してもらうため

ユーザーに信頼してもらうためにWebサイトを運営している企業も多いです。

たとえば、気になる企業を見つけてインターネットで探した際、企業に関する情報が出てこなかったとしましょう。あなたはその企業を信頼できるでしょうか。

逆にインターネット上に企業の所在地や沿革などの情報があれば「ちゃんと企業として活動しているな」と思えるはずです。

このように、企業がWebサイトを所有することは、顧客や取引先から信頼を得ることにもつながります。

企業の想いを伝えるため

商品やサービスに込めた想いや、ビジネスを営む理由などを伝えるためにWebサイトを運営する企業も多いです。

商品や会社に込めた想いを顧客に伝えることで「応援したい」「こだわりのある商品を使ってみたい」などと顧客の気持ちを動かすことにもつながります。

とくに「医療商品」「高価な商品」などを取り扱っている企業は、このパートが重要になるでしょう。体や将来に直接的な影響をもたらす商品や手が出にくい高価な商品を購入してもらうには、顧客から高い信頼を獲得する必要があるためです。

熱い気持ちを伝えたい場合は、動画コンテンツを用意してWebサイト上に設置してもよいでしょう。

Webサイトを制作するメリットデメリット

Webサイトを制作する理由がわかったところで、ここからはWebサイトを制作するメリットとデメリットについて解説します。Webサイトの制作には、膨大な費用と時間がかかるため、メリットデメリットはしっかりと理解しておきましょう。

Webサイト制作のメリット

まずは、Webサイトを制作するメリットから解説していきます。Webサイトを制作するメリットは主に下記のとおりです。

  • 安心して商品を購入してもらえる
  • Webサイトは24時間稼働する営業マン
  • 問い合わせが増える

それぞれのメリットについて解説します。

安心して商品を購入してもらえる

先ほども述べたとおり、Webサイトを運営していれば安心して商品を購入してもらえます。

しかし、ただWebサイトを作って運営していくだけでは顧客に安心感を与えられません。

顧客からの信頼を得たい人は「顧客が購入前に不安になる要素の解決」「会社が健全に運営していることのアピール」などをするとよいです。

Webサイトは24時間稼働する営業マン!

Webサイトは24時間稼働する営業マンと同じです。

たとえば、Webサイト上でおこなえるコンテンツマーケティングを実施することで、24時間見込み顧客や潜在顧客にアプローチできます。

またサイト内に資料請求や問い合わせができるページを作ることで、成約に結びつけることも可能です。

さらにWebサイトの運営は主にサーバー費用とドメイン費用であるため、コスト削減にもなります。24時間営業マンを雇った場合と比べると非常に高いコストパフォーマンスにつながるでしょう。

加えて、一度Webサイトを作ってしまえば半永久的に運営が可能なため、価値のあるコンテンツを更新し続ければ会社の資産にもなるでしょう。

コンテンツマーケティングの集客方法や記事の作成方法については、以下の記事も参考にしてください。

問い合わせが増える

Webサイトの大きなメリットは問い合わせが増える点にもあります。

たとえば、ターゲットの悩みや不安を解決するコンテンツを発信し続けることで、Webサイトに訪れるユーザーが増えるため、結果的に問い合わせが増えます。

ただし、コンテンツ作りにはライティングスキルやSEOに関する知識が必要不可欠であるため、初心者が取り組むにはすこし難しいです。とはいえ、長い時間をかけ、正しい手順を踏めば結果にはつながるでしょう。

したがって、これまでに紹介したメリットをできるだけ早めに得たいという場合は、外注を検討するとよいです。選択のポイントを間違わなければ、コストを下げつつ高い効果を得ることができます。

Webサイト制作のデメリット

次に、Webサイトを制作するデメリットについて解説していきます。Webサイトを制作する場合のデメリットは下記のとおりです。

  • サイト制作にはコストがかかる
  • 効果的なWebサイトを作る必要がある
  • Webサイトは作りっぱなしではダメ

それぞれのデメリットについて解説します。

サイト制作にはコストがかかる

サイト制作にはコストがかかります。そのため、広告の予算に限りがある場合は要検討になるでしょう。

ただ、サイトは低コストでも作成することは可能です。たとえば企業ではなく個人に依頼したり、格安で請け負ってくれる業者に依頼したりすることでコストを大幅に下げられます。

しかし、サイトは作ったあとが重要になるため、最終的に記事作成などで追加のコストがかかることになるでしょう。

また、個人や格安な業者に依頼した場合、どうしても品質が低くなる傾向があるため、あとになって「サイトを改修したら予算を大きくオーバーした」といったこともあります。

したがって、サイト制作を考えている人は、最初から信頼のできる業者に依頼したほうがよいと言えるでしょう。

効果的なWebサイトを作る必要がある

高い成果を得るためには、効果的なWebサイトを作る必要があります。

効果的なWebサイトとは次のような要素をもったサイトです。

  • コンテンツ一つひとつが意味を持っている
  • サイトデザインがユーザーを引き込む作りになっている
  • コンテンツからコンバージョンまでの動線作りができている

こういった要素をもつWebサイトであれば、資料請求や商品購入といったコンバージョンにつながりやすくなります。

しかし、効果的なサイトは簡単にはできません。成果を得られるサイトデザインやサイト設計を作るためには、Webマーケティングに精通している必要があるためです。

とくにWebサイトを活用して見込み顧客にアプローチしたいと考えている場合は、Webライティングのスキルや、SEO対策に関する知識が求められます。

したがって、効果的なWebサイトを作りたい場合は、専門的な知識やスキルをもった業者に依頼する必要があります。

Webサイトは作りっぱなしではダメ

前述のとおり、Webサイトは製作したあとが重要になるため、作りっぱなしでは十分な効果を得られません。

十分な効果を得るためには次のような作業が必要になります。

  • 定期的にサイト全体を見直す
  • 継続的にコンテンツを発信する
  • PDCAを回してコンテンツを改善する

最低でも上記の作業を続けていく必要があります。

また、継続的にサイトやコンテンツを更新する場合は人的リソースがかかる点に留意しておきましょう。上述した3つの作業を継続しておこなう場合は最低でも2〜3人の従業員が必要だと思っておいてください。

1人や2人の場合だと業務過多になってしまい、本業に影響が出てしまうリスクがあります。

それぞれの作業を外注する場合は当然コストがかかるため、予算や自社の従業員と相談しながら最善のパターンを探りましょう。

Webサイトを種類別に解説

ここからは、Webサイトの種類を紹介していきます。Webサイトを準備した方がいいとは思っているけど、どんなサイトを作ればいいのかわかっていないという人も多いのではないでしょうか。

Webサイトは主に次の種類に分けられます。

  • コーポレートサイト
  • オウンドメディア
  • ランディングページ
  • ブランドサイト
  • 採用サイト
  • ECサイト

それぞれのWebサイトがもつ役割について解説していきます。

コーポレートサイト

コーポレートサイトでは次のような情報やコンテンツを掲載します。

  • 会社概要
  • 経営理念
  • 商品・サービスの情報
  • 採用情報
  • 社員紹介
  • お問い合わせフォーム
  • CSRに関する情報
  • サイトマップ

コーポレートサイトでは主に企業に関する情報を掲載します。企業の活動や代表の想いを伝えることで、顧客や取引先の信頼度アップにつなげることが可能です。

また、コーポレートサイトでは採用情報やお問い合わせフォームといった重要なコンテンツを設置します。リクナビやマイナビなどの転職サイトに情報を掲載している場合でも、採用に関する情報やコンテンツは積極的に掲載しましょう。リクナビやマイナビを見たユーザーがGoogleなどで会社名を検索する可能性があるためです。

他サイトから流れてきたユーザーは「もっと企業について知りたい」と考えている可能性が高いため、社員紹介や社内ブログなどのコンテンツを充実させておくとよいでしょう。

コーポレートサイト制作の重要性や政策の流れなどについては、こちらの記事もご覧ください。

オウンドメディア

オウンドメディアとは、企業が情報発信をおこなう際に用いるブログ型のWebサイトです。ターゲットのニーズにあわせてさまざま情報を発信し、潜在顧客・顕在顧客にアプローチします。コンテンツマーケティングに用いられることが多いタイプのサイトです。

オウンドメディアは下記の目的を達成したい場合に用いられます。

  • 企業や商品・サービスの認知向上
  • 問い合わせや資料請求の獲得
  • リピーターの増加
  • 採用率の増加

このように、オウンドメディアは、潜在顧客へのリーチから見込み顧客の育成、ロイヤルティの向上まで、幅広く活用することができます。

オウンドメディアについて知ると「コーポレートサイトとどうちがうの?」という疑問が生まれるかもしれません。

コーポレートサイトとオウンドメディアの大きなちがいは「ターゲットとするユーザー」です。コーポレートサイトは取引先、従業員、既存顧客などですが、オウンドメディアは不特定多数のユーザーに発信します。不特定多数のユーザーのなかには会社を知らない人もいるでしょう。

また、ターゲットとするユーザーが異なるため、サイト内で発信する情報も異なります。コーポレートサイトは会社概要や事業などを紹介する「会社の顔」としての役割が大きいですが、オウンドメディアは常に新しい情報やコンテンツを発信します。そのため、ユーザーのニーズを考慮しながら必要とされる情報を随時発信しなければなりません。

コーポレートサイトとオウンドメディアの違いについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

ランディングページ(LP)

ランディングページとは、Google検索エンジンやWeb広告などを遠してユーザーが最初に着地するページを指し、省略してLPと呼ばれることもあります。注意しておきたいのはランディングページは「狭義の意味」「広義の意味」どちらで使うかによって意味合いが異なる点です。

狭義の意味では、前述したとおり「検索エンジンや広告を介してユーザーが着地したページ」で、主に集客で使われます。Webマーケティングの世界では、この狭義の意味で使われることが多いです。

一方、広義の意味では「サイトのなかで一番最初にアクセスされたページ」を指します。たとえば、ユーザーが検索エンジンを介して「会社概要のページ」にアクセスした場合は、会社概要のページがランディングページということです。

Googleアナリティクスでは、広義の意味で用いられているため「ランディングページ」という項目をクリックすると、ユーザーの入口となったページと流入数が表示されます。

Webサイトの制作会社などは、2つのランディングページを分かりやすく区別するために「集客ページ」「入口ページ」と名前を変えて案内するケースが多いです。

ランディングページについては、こちらの記事でも詳しく解説しているので、参考にしてください。

ブランドサイト

ブランドサイトとは、自社が展開する商品やサービスをより多くの人に認知してもらったり、理解を深めてもらったりするためのWebサイトです。不特定多数のユーザーに向けて発信するオウンドメディアに対し、ブランドサイトは自社の商品やサービスをすでにユーザーに情報を発信します。

昨今では、自社をブランディングするためのサイトだけでなく、商品一つひとつにブランドサイトを制作するのが一般的です。

ブランドサイトについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。制作に悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

ブランドサイトは下記の目的を達成する場合に用いられます。

  • 商品・サービスの認知度向上
  • 商品・サービスの価値を説明する
  • 商品・サービスの信頼性向上
  • 顧客の販売行動を促進させる

商品・サービスの価値説明では「どのようにして商品が完成したか」「どういった想いを持ってユーザーに提供しているか」といった点を深掘りしてユーザーに示します。すると、ユーザーは商品に対してより強い興味関心を抱くため、購買行動につながりやすくなるのです。

効率的に購買行動へつなげたい場合は、別でECサイトを制作してリンクさせておくとよいでしょう。

ECサイトのブランディング方法については、こちらの記事でも詳しく紹介をしています。

採用サイト

採用サイトとは、求職者に向けて自社の情報を発信するWebサイトです。採用サイトは、検索エンジンの流入よりも、リクナビやマイナビといった求人広告などから流入するケースが多いです。

採用サイトの大きな目的は、求職者にとって必要な「求人要項」「採用情」などの情報を示すことに加え、企業のイメージアップをおこなって志望度を上げることです。商品やサービスを個人向けに提供しているBtoC企業は、テレビCMなどにより多くの人に認知されています。

しかし、BtoB企業の場合は、認知度も上がりにくく、よいイメージをもってもらう機会も少ないです。そのため、BtoB企業にとって採用サイトは「企業の名刺」とも言える大切なサイトだと言えるでしょう。

また、採用サイトは求職者の信頼性を向上させるのにも効果的です。採用サイトを持たずに転職エージェントのみを活用して採用活動をおこなう企業も存在しますが、求職者の立場にたてば、Web上に採用サイトが無いというのは大きな不安が伴うでしょう。よって、採用サイトは求職者に「信頼性の高い企業ですよ」ということをアピールできるツールでもあるのです。

採用サイトの必要性については、こちらの記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

ECサイト

ECサイトとは、商品やサービスを販売する際に用いられるWebサイトで、「モール型」「自社サイト型」の2種類のタイプに分けられます。

モール型とは、Amazon、楽天市場などのモールに商品を出品するタイプです。モール型のECサイトは、モールが提供する決済システムやサイト機能を使用します。販売ページのひな形があることに加えて使い方なども丁寧に説明してくれるため、モール型を使う場合は自分でECサイトを制作したりランディングページを作成したりする必要がありません。そのため、初期費用を抑えてECサイトを運用することができます。

一方の自社サイト型は、自社でECサイトを制作するタイプです。ゼロからサイトを構築していくパターンもあれば、ECサイト構築サービスを用いて制作するパターンもあります。モール型と比べて自由度が非常に高いため、自社のイメージを全面に出しながら商品を提供することが可能です。ただし、自社サイト型は、決済システムやサイト機能などを自社で作成する必要があるため、工数とコストが高くなる傾向があります。

このように、モール型と自社サイト型にはよい面と悪い面があるため、両方を加味しながら自社との相性がよいほうを選ぶとよいでしょう。

ECサイトの制作については、こちらの記事でも詳しく解説しています。必要な機能なども紹介しているので参考にしてください。

良いWebサイトとは?

よいWebサイトとは、ユーザーにストレスを与えないサイトのことを言います。ユーザーがストレスを感じるサイトは顧客満足度の低下やサイトの離脱率につながるためです。

よって、よいWebサイトを制作するためには次のポイントをおさえる必要があります。

  • 見やすい
  • 分かりやすい
  • 表示速度が速い

見やすさ、分かりやすさは、サイトデザインやコンテンツなどで補うことが可能です。たとえば、ユーザーに好まれやすい色をサイト全体の基調とすることで、ユーザーはストレスなくサイトを閲覧できます。また、コンテンツでは、ユーザーの立場にたち、図解や画像などを用いて理解しやすい記事を作成することでユーザーは「分かりやすい」と感じるため、離脱率が下がり、サイト全体の評価につながります。

表示速度とは、ユーザーがページのリンクをクリックしてからページが表示されるまでにかかる時間です。一般的にユーザーは表示までに3秒かかると離脱してしまうため、遅くとも2秒以内にはページ全体を表示できるようにしておく必要があります。表示速度の向上はユーザーのストレス削減につながるだけでなく、検索順位の向上にも関係するため、遅い場合はあと回しにせずすぐに改善しましょう。

Webサイトの制作を成功させるコツ

費用と時間をかけてWebサイトを制作するなら、できるだけ失敗はしたくないでしょう。Webサイトの制作を成功させるコツは下記のとおりです。

成功させるには?
  • ターゲットを具体化する
  • 目的をはっきりさせる
  • 外注を視野に入れる

上記の3つのコツについて詳しく解説します。

ターゲットを具体化する

Webサイトを制作する際は、ターゲットを具体化しましょう。ターゲットを具体化することで、Webサイトに掲載するべき情報やコンテンツが明確になるためです。

Webサイトを成功させるためには、ユーザーにとってニーズが高い情報を掲載する必要があるため、ターゲットの具体化は必要不可欠だと思っておいてください。

ターゲットの具体化ができていない場合は、ペルソナを設定するとよいでしょう。ペルソナとは、自社のターゲットを具体的なひとりの人物に落とし込むことです。たとえば「年収」「家族構成」「趣味」といった詳しい情報を一つひとつ設定します。情報が詳細であればあるほどよいため、設定する項目は「趣味」「居住地」なども含め、できるだけ多くしておくとよいです。

目的をはっきりさせる

Webサイトを制作する際は、目的をはっきりさせておきましょう。目的をはっきりさせることで、Webサイトの方向性が明確になり、制作をスムーズに進めることができるためです。加えて、適切な情報やコンテンツの選択もできるようになります。

目的とは、たとえば

  • 商品・サービスの売上向上
  • 商品・サービスの認知度向上
  • 問い合わせや資料請求の増加
  • 採用率の向上
  • 顧客や取引先からの信頼度向上

などがあります。

採用率の向上を図りたい場合は採用サイトの制作、顧客や取引先からの信頼度を向上させたい場合はブランドサイトやコーポレートサイトの制作が望ましいです。

外注を視野にいれる

内製が難しい場合は外注も視野に入れましょう。無理に内製を進めると本業に支障がでたり、業務過多でサイト制作のサイクルが崩れたりするリスクがあるためです。

また、制作会社に依頼することでノウハウを吸収し、内製化を進めることも可能であるため、結果的に高いコストパフォーマンスを発揮するケースもあります。

外注については、以下の記事でも詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。

ただし、外注する場合は「費用相場」「制作会社を選ぶポイント」を押さえておく必要があるため注意が必要です。

正しい制作会社を選ぶことができれば、コストや工数を抑えつつ高い成果を得ることができるでしょう。

制作会社の選び方については、こちらの記事もご覧ください。

Webサイトの制作費用

Webサイトの制作費用は内製する場合と外注する場合で大きく異なります。大まかな費用相場について以下で見てみましょう。

自社で制作する場合は費用は安く抑えられる

自社でWebサイトを制作する場合は費用を安く抑えられます。

たとえば、Wordpressでサイト制作と運営をする場合、主な費用が「ドメイン費」「サーバー費」となります。この2つの費用は年間数千円におさえることが可能です。

ただし、ビジネスの規模や大きい場合や、ECサイトを作りたい場合などは、別途費用が必要になるケースが多く、専門性の高い知識も必要とします。

また、低予算ではUI・UXが優れたWebサイトを制作することが難しいため、ユーザーの満足度を上げにくくなる点に留意しておいてください。

逆に言えば「一応サイトを作っておきたい」といった具合であれば、内製でも問題ないでしょう。

外注の場合は5~100万円と幅広い

外注の場合は、5~100万円と幅広いですが、「5万円で外注する場合」「100万円で依頼する場合」どちらであっても慎重に外注先を選びましょう。

個人に依頼するか、企業に依頼するか、依頼するボリュームなどによっても費用は変わってきます。予算を決めて、その中でどれくらいの規模のWebサイトを制作し、どれくらいのクオリティにしたいのかを明確にして依頼を考えるのがおすすめです。

Webサイトを制作する際の費用相場については、以下の記事もご覧ください。

Webサイト制作会社を選ぶ3つのコツ

Red dartboard and black arrow connection linkage with human icon for customer focus target group and customer relation management concept.

制作費用がわかったところで、次はWebサイトの制作会社を選ぶ基準について紹介していきます。Webサイト制作会社を選ぶコツは下記のとおりです。

制作会社の選び方
  • 制作会社の実績と得意ジャンルをチェックする
  • コミュニケーションに問題ない会社を選ぶ
  • 料金設定が明確な会社を選ぶ

選び方のコツについて解説します。「業者選びで失敗したくない」という人はぜひ参考にしてください。

制作会社の実績と得意ジャンルをチェックする

制作会社を選ぶ際は、実績や得意ジャンルをチェックしましょう。

実績をチェックする際は「どれだけ多くの実績があるか」「どの業界の実績が多いか」といった点を見ます。得意ジャンルをチェックする際は「自社が抱える課題を解決できそうか」という視点で見ることが大切です。

実績と得意ジャンルを確認したあとに費用面で折り合いがつきそうかをチェックするとよいでしょう。

コミュニケーションに問題ない会社を選ぶ

コミュニケーションに問題ない会社を選ぶことも大切です。返信が遅かったり、親身になってくれなかったりするような制作会社に依頼してしまうと、スムーズにWebサイト制作が進まない可能性があります。

とはいえ、コミュニケーションに問題がない会社を見分けるのは難しいです。チェックしたい場合は「会社の口コミを見る」「契約前にしっかりとコミュニケーションをとってみる」などといった方法で事前にチェックするとよいでしょう。

コミュニケーションをとった際に返信が遅かったり、親身になってくれなかったりした場合は、依頼を考え直したほうがよいです。

したがって、制作会社を選ぶ際は「口コミ」「実際のコミュニケーション」の2つを確認することが重要だと言えます。

料金設定が明確な会社を選ぶ

料金設定が明瞭な会社を選びましょう。料金設定が不明瞭な会社に依頼すると、Webサイトの完成後に思わぬ料金を請求される可能性があるためです。

たとえば見積書を提出してもらった際に、項目、費用、スケジュールなどを見て、作られるWebサイトのイメージができるかどうかが重要になります。見積書を見て「これは何にかかる費用なのか?」「希望とおりの納期になっているのか?」といった疑問が生まれた際は積極的に確認しましょう。

先ほどの「コミュニケーションに問題ないか」にも似ていますが、担当者がしっかりと回答してくれない場合は注意が必要です。

おすすめのWebサイト制作会社3選

おすすめのWebサイト制作会社は下記のとおりです。

  • 株式会社ネオインデックス
  • 株式会社プリズム
  • 株式会社モノクス

それぞれの会社がもつ強みに加えて「特徴」「費用相場」などを紹介していきます。

「株式会社ネオインデックス」

株式会社ネオインデックスは、SEOに強みをもつWebサイト制作会社です。

Webサイトは、制作したあとの運営が重要になります。とくに不特定多数のユーザーに向けて情報を発信して集客をおこなうオウンドメディアの場合は、サイト運営が大切です。

サイト運営を成功させるためには、SEOに関する知識が必要不可欠であるため、同社にサイト制作するのは非常にコスパがよいと言えるでしょう。

同社の費用相場は、200~300万円となっており、非常に高品質なWebサイト制作を得意としています。安価なWebサイト制作会社に依頼した場合「改修費で多額な費用がかかった」という場合もありますから、最初から株式会社ネオインデックスのような今後のサイト運営を見こした制作会社に依頼するのはおすすめです。

「株式会社プリズム」

株式会社プリズムは、サイトデザインに強みをもつWebサイト制作会社です。

同社の特徴は、クリエイティブ制作を設計からデザインまでワンストップで依頼できる点です。たとえば、ロゴ制作、イラストの撮影や作成、動画制作など、クリエイティブ全般を依頼することができます。相談を受けてゼロから作り上げていくことを得意としているため、自社のイメージや要件を上手く反映してくれるでしょう。

また、同社の営業担当者はクリエイティブディレクターであるため、費用相場やWebサイト制作の専門知識などを把握しています。そのため、完成後のサイトや適切なコースの選択などをスムーズにおこなうことが可能です。自社がもっている課題や達成したい目的を伝えるだけで原型となるWebサイトが見えてくるでしょう。

同社の費用相場は、公開されていませんが無料で電話相談を承っているため、気になる人は相談してみるとよいでしょう。

「株式会社モノクス」

株式会社モノクスは、コーポレートサイトの制作に強みをもつWebサイト制作会社です。短期間でのサイト制作も可能であるため「急ぎでコーポレートサイトを制作してほしい」という企業にも向いています。

また、同社は制作前の相談を重要視しているため、Webに関する知識が乏しい場合でも懇切丁寧に説明をしてくれます。実際、「サイト依頼した際、短い期間だったため要件定義できていない使用もありましたが、フォローしてもらえたことによりスムーズにサイト制作ができた」といった声も上がっています。

さらに同社は、複雑なWebシステムにも対応が可能なため、難しい体制を敷いている企業でも、シミュレーションなどをおこない課題を解決してくれるでしょう。これまでのサイト制作実績も豊富なため、初めて外部発注する企業でも安心して依頼することが可能です。

同社の費用相場は、20~50万円程度となっています。サイトの規模によって金額は大きく異なるため、気になる人は見積をしてもらうとよいでしょう。

Webサイト制作におすすめのツール

Webサイトを外注せず、社内で制作を行う際は、ツールの活用をおすすめします。Webサイト制作におすすめのツールは下記のとおりです。

  • STUDIO
  • Word Press
  • Wix

それぞれのおすすめポイントを紹介していきます。

「STUDIO」

STUDIO
出典:STUDIO

STUDIOのおすすめポイントは下記のとおりです。

  • 日本語にも対応している
  • サイト制作から公開までがスムーズ
  • 直感的に操作できるため初心者でも扱いやすい
  • 制限があるものの無料でも使える

STUDIOはノーコードツールであるため、HTMLやCSSなどのコードを書かずにサイトを制作できます。デザインも可能なため、STUDIO上で制作したサイトをホームページやコーポレートサイトとして公開することが可能です。

また、STUDIOは独自のサーバーを保有しているため、ほかの媒体でサーバーを契約する必要がありません。

また、運用の際にもソフトウェアをアップデートするだけでセキュリティ対策になるため、人的リソースの削減にもつながります。

ただし、大規模なWebサイトの構築には向いていないため、小規模~中規模のサイトを制作する際に利用するとよいです。

「Word Press」

Word Press
出典:Word Press

Wordpressのおすすめポイントは下記のとおりです。

  • コードの知識がなくてもサイトを制作できる
  • テンプレートが豊富なため自分のイメージを反映しやすい
  • 拡張機能が豊富なため自分の好みのサイトに作りやすい
  • SEOとの親和性が高いため上位表示させやすい

Wordpressは、サイト制作の定番であり、多くの個人・企業が利用しています。デザインと拡張機能が豊富にあるため、オウンドメディア、ECサイト、ブログなど、どのようなWebサイトでも簡単に制作することが可能です。

ただし、STUDIOのようにサーバーが用意されているわけではないため、自分でサーバーとドメインの契約をする必要があります。また、Wordpressはオープンソースで世界中でたくさんのユーザーが利用しているため、スパムの標的になることが多いです。そのため、利用する際は、セキュリティ対策はしっかりとおこないましょう。

「Wix」

Wix
出典:Wix

Wixのおすすめポイントは下記のとおりです。

  • 無料ではじめられる
  • HTMLやCSSを書かずにサイト制作が可能
  • サイトにさまざまな機能を組み込める

Wixは、イスラエルで設立された企業が提供しているクラウド型のCMSです。専門知識がなくてもサイトを制作できるため世界中で注目されています。

ただし、まだ発展途上のCMSということもあり「ページの表示速度が遅め」「バックアップ機能がない」などのデメリットがあります。

また、日本語には対応していますが、日本人向けに作られたサービスではないため、すこし不便に感じる点もあるでしょう。

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THINkBALでは、データ分析によりユーザーのインサイトを的確に捉えるサイト制作を得意としています。

自社の洗練されたUI・UXに基づいて制作したWebサイトを運営することで、ユーザーの購買行動やサイト回遊を促すことが可能です。

「事業拡大に伴って集客効果の高いサイトを制作したい」「集客だけでなくコンバージョンにつながるサイトがほしい」とお考えの人はぜひご相談ください。

まとめ

この記事のまとめ
  • Webサイトは24時間稼働する営業マンである
  • Webサイトは定期的なメンテナンスが必要
  • Webサイト制作は外注も視野に入れる

本記事では「Webサイトの種類」「サイト制作を成功させるコツ」などを紹介しました。

Webサイト制作は、綿密な準備と継続的な運営までが一つのセットとなっています。そのため、継続的に成果につながるWebサイトを制作するためには、PDCAをまわし、常に改善をおこなっていく必要があるのです。

Webサイト制作に関するお悩み事などはぜひTHINkBALにご相談ください。

成果につながるサイト作りを、パートナーとして進めていきましょう。

著者
Digital Magazine editorial departmentDigital Magazine 編集部
Digital Magazineの企画・執筆・編集をしています。Webサイト制作、UX/UIデザイン、コンテンツマーケティング、SEO対策、SNS運用、広告運用に強みを持ったメンバーが、デジタルマーケティング全般の最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。
監修者
Miyazaki Norifumi宮崎 典史
THINkBAL代表。Web制作会社でWebサイト構築を学び、株式会社電通に出向。ナショナルブランドのWebサイトを数多くプロデュース。担当領域は、Webコンサルティング・戦略立案・プロジェクトマネジメント・UXリサーチ・情報設計・制作ディレクション。